闇金という言葉をご存知ですか。
カードローンについていろいろ調べていると必ず一度は目にする言葉です。闇金とは高金利で貸付を行う悪徳業者のことで、闇金と関わると思わぬトラブルに巻き込まれてしまいます。
カードローンの利用を考えているなら、違法な闇金業者の存在について把握しておくことは大切です。闇金業者の実態や、闇金業者と関わらないためにはどのような注意をすればいいのかご説明します。
カードローンを利用する際に最も気になるのが審査です。審査が厳しい、甘いなど若干難易度の差がありますが、基本的には審査内容は変わりません。
カードローン審査では主に下記の項目をチェックします。
(⇒キャッシングの審査基準をチェック!)
この3つの項目をクリアできていれば審査に通る可能性はゼロではありません。
年収は限度額を設定する上で欠かせません。よく年収の低さを気にする人がいますが、年収が低くても収入が安定していれば問題ありません。
勤務先に関しては在籍確認を行うことで、本当に勤務実態があるかどうか確認します。ほとんどの場合収入証明書の提出を求められない現在では在籍確認によって勤務先だけでなく、安定した収入があることを確認します。
信用情報は審査を左右する大事な項目です。
信用情報とは過去の借入歴のことで、返済の遅れや滞納、自己破産や債務整理などの記録のことを指します。
このように借りたお金を返済しない人はいわゆるブラックであるということになり、金融機関では敬遠されます。
以上がおもな審査内容ですが、いずれかの項目に大きな問題があるのにすんなりお金を貸してくれるところは怪しいと考えましょう。
審査なし、ブラックでもOKなどという甘い文句をスポーツ新聞やネット上でみつけたらまずは闇金と疑った方がいいかもしれません。
ただ、利用者の中には信用情報に問題があったり、無職だったりして、借入先を容易に見つけられない人がいます。そんな人は審査基準の緩いところばかりを求め、闇金のカモになりやすいのです。
そこで頭に入れておいてほしいのは正規の会社であれば審査なしということはまずありません。またカードローンを利用するためには安定した収入があることが大前提となりますので、無職でもOKということはあり得ないのです。
闇金に騙されないためには闇金を見極めることが必要ですが、どのようにして見極めればいいのでしょうか。
正規の貸金業者であればかならず登録番号があります。この番号はHPなどで確認することができます。
しかし、嘘の登録番号を記載している闇金も少なくありません。
そこで怪しいと感じた場合には金融庁の登録貸金業者情報検索入力ページから登録番号が本物かどうか確認することができます。
最近ではカードローンもインターネットで申込や借入を行います。そのため会社の顔であるHPには力をどこも力を入れています。
正規の会社のHPは丁寧に作成してありますし、様々な情報が記載されています。HPが無い、もしくは雑、具体的な情報がなにもないなどという場合には闇金である可能性があります。
ホームページには当然連絡先として電話番号が記載されています。もしも記載されている電話番号が携帯電話のみでしたら、要注意です。
闇金の場合、違法に携帯電話を入手し、それを連絡手段として使っていることが多いのです。都合が悪くなると、電話がつながらなくなったりしますので、固定電話がない会社は闇金の可能性が高いです。
商品を販売する場合、提供する側はその商品に関する情報を明確にする義務があります。金利や限度額、申込方法や借入方法、返済方式などの情報がない場合には要注意です。
とくに金利に関して明確にせず、後から高い利子を要求するのが闇金の一般的なやり方です。
闇金は当然ながら所在地などを明らかにしません。HPには住所が記載してあっても実在しない場合がほとんどです。
もし店舗がある場合には実際に店舗を訪れることで闇金ではないことが確認できます。実店舗を持たない場合は所在地に事務所があるかどうか確認できればいいのですが、これは難しいですね。
カードローンを利用する際には総合サイトのランキングや口コミをチェックすることはとても大事です。
とくに知名度の低い会社ほど闇金の可能性が高いので、情報を収集して、実際に利用した人の意見を参考にすることをおすすめします。
もちろん口コミには主観的な意見もあり、鵜呑みにすることは危険ですが、少なくとも実際に利用した人がトラブルに巻き込まれていないか確認することで闇金がどうか見極めることができます。
その際にはできるだけ投稿日時の新しいものを参考にしましょう。
怪しいと思ったら情報を集めて、本当に信頼できる会社か確かめなければいけないですね。
闇金を見極める方法を身につけ、審査が甘すぎるなど怪しいと思ったら確認しましょう。それでも、お金がないと人は冷静な判断ができなくなってしまうことがあります。
もしも闇金と関わってしまったら残念ながら自力で解決するのは困難と考えましょう。高金利で貸付、暴力的な取り立てを行うのが闇金です。
(⇒危険なキャッシング業者には注意!)
執拗に電話をかけてくる、会社や自宅に押し掛ける、嫌がらせをするなどの行為などがある場合には法テラスなど法律の専門家に相談することをおすすめします。
また違法な取り立てに合った場合には警察を呼ぶこともできます。違法な取り立てとは下記のような行為を指します。
以上のような行為があった場合には警察に通報しましょう。また債務者が調停の申し立てなど法的手続きを行った場合、それ以降は直接取り立てを行うことはできません。
法律について詳しく知っていることで相手の思い通りにはならないという強い意志を示すことができます。
暴力による取り立てや嫌がらせは違法なので、そのような行為があったらすぐに警察に通報した方がいいです。
闇金の危険性は十分理解できたけど、それならお金は一体どこから借りればいいの?という方もいることでしょう。
もしも病気やケガで働くことができない場合にはカードローンよりも行政に助けを求めましょう。
信用情報に問題があって借入できない場合には借入の時期を延期するしかありません。
一般的に信用情報に記録された内容は完済後5年ほどは残ると言われています。
少し時間をおいて申し込みをしましょう。今、やみくもに申し込んでもさらに申込履歴が追加され申込ブラックという状況に陥ってしまう危険性があります。
正規の会社にいくつか申込をして否決だった場合には他社でも審査に通らないと考えた方がいいかもしれません。
そんなときは焦って闇金にひっかかるよりも、アルバイトをするなど収入を増やすことを考えた方が結局はお金を手に入れる近道になると思います。
【参考ページはこちら】
キャッシングは怪しい業者ばかりじゃない?
それ以外はとりあえず身近なところでアルバイトなどを始め、収入を増やすことを考えた方がいいかもしれません。信用情報に自信がないという人もカードローンの申込を延期するのが無難ですね。
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信用情報に問題があるとカードローンの借入が難しくなり、借入先に困って闇金に手を出してしまったりするんです。