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審査の緩いキャッシングは危険なキャッシング!借入申込前の基礎知識

消費者金融は、高度経済成長期であった1980年台から数を増やしてきました。その過程で、借り入れをしたことがない人でも安心して利用してもらえるように工夫を重ね、今では、テレビのCMでも頻繁に宣伝をするほど業界が成長しました。

しかし、貸金業を営む業者が増えるにしたがって、利用者にはこれまで以上の借り入れに関する知識が求められるようになりました。特に、借り入れをするときに自分が金融業者にとってどういった存在なのかを認識しておく重要性が上がりました。

今回は、キャッシングをするときに求められる条件についてと、「審査が甘い」ということが具体的にどういった特徴があるのかを解説していきます。

誰でも借り入れできるキャッシング業者というのは存在しない!

今回のテーマであるキャッシング業者について解説するときに、まず知っておいてもらいたいのは、この点です。どの話題でも必ず触れられることで、闇金などの違法な金融業者を見分けるときに一番有効な方法でもあります。

キャッシングをするときに審査は避けて通れないものであり、誰でも借り入れできる場合は違法業者だと知っておきましょう。

審査には、大きく分けて4つの種類があります。詳しくは後述しますが、身分証明審査、収入審査、面接による適正審査、在籍確認です。

このうち身分証明審査は絶対に必要です。つまり、自分の身分を証明できない人は、どの金融機関でもキャッシングをすることができないのです。

身分証明審査で求められることは何?

カードローンであってもキャッシングであっても、消費者金融でも銀行でも、「お金を借りる」という行為をするためには、その人が誰であるかを証明する必要があります。

これは借入したい金額がどれだけ小さくても必ず必要であり、身分証明のために提出する書類にも決まりがあります。

どんなに審査が緩い貸金業者でも、身分証明審査だけはどの業者でも難易度は変わらず、大目に見てくれるというようなこともないので、しっかりと用意しておきましょう。

身分証明書として最も信用が高いものは、運転免許証とパスポートです。この2つは、他の書類が不要であり、これ単体で身分を証明できます。その理由は、顔写真があり、本人だとその場で確認できるためです。

次に有効なものは、国民健康保険証と住民票です。この2つは、これ単体では審査をクリアできません。これと併用して、該当住所に住んでいるという証明のために、公共料金の領収書が必要になります。

これらを準備できない場合は、申込書に記入した自宅に在籍確認を取り個人と照合してくれる業者もまれに存在しますが、ほとんどの業者では借り入れを断られてしまいます。

どんなに審査が甘いといわれている業者で借り入れをしようとしているときであっても、必ず必要な書類は揃えて申し込みましょう。

また、直接店頭に行って申し込みをするのではなく、インターネット上から申し込むような貸金業者も増えています。また、電話によって借り入れの手続きをする業者もあります。こうした業者では、上記の書類のコピーを郵送する必要があります。

確かにインターネット上で申し込みができるのは便利ですが、書類郵送という手間がかかるのは避けられないので注意が必要です。

キャッシングの審査では、誰でも借り入れできるということはありません。どんなに簡単でも、身分証明審査は必ず受ける必要があります。借り入れを希望するときには、どのような申し込み方法でも、身分を証明できる書類を用意する必要があります。

審査が甘いというのはココが違う!収入審査で求められること

「自分は一体いくら借り入れができるのか?」、「希望する金額が満額借りることができるのか?」、こうした点が貸金業者を選ぶときに多くの人が一番気になる点ではないでしょうか。

キャッシングをするときに最も重要なことは、希望する金額と収入のバランスがとれており、返済計画に無理が出ないようにすることです。

このポイントは両方ともクリアしていなくてはいけません。どちらか片方が満たせていないだけで、自分にとって損な借り入れになってしまいます。それだけでなく、最悪の場合は多重債務に陥ることもあるので、必ず事前の計画立てをしたうえで利用しましょう。

借り入れと収入のバランスがとれていなければ、返済の時に無理が出て生活のバランスが崩れますし、返済計画に無理があれば、返済が長期化し、余計な金利を支払い、金銭的に損をしやすくなります。

「審査が緩い」貸金業者を見つけるときには、この点をしっかりと理解したうえで自分に合った業者を探すことが必要なのです。単に審査が甘いという言葉に釣られるのではなく、自分で判断する知識をつけましょう。

収入が高ければキャッシングは簡単だという認識を改めよう!

貸金業者の収入審査では、大きく分けて、「収入の額」と「収入の安定継続性」の2つが審査されます。

収入の額というのは、読んで字の通り、その人がどのくらいの収入を得ているかということです。もちろん、収入が高いほど信用が高くなり、借り入れできる金額上限が上がります。

しかし、収入の額さえ高ければ高額のキャッシングができるという考え方は誤解があります。キャッシング審査で落ちてしまった人が最も引っかかる理由は、この部分を勘違いして高額の借り入れをしようとしたためです。

収入の額よりも重要なのは、むしろこちらです。それが、収入の安定継続性です。これは簡単に言えば、同じ職場でどれだけ長く働いているかということです。

収入の額がそれほど高くなくても、ずっと同じ企業などで勤務している人は、非常に収入に信頼性が高いと評価され、キャッシング審査でほとんど落とされなくなります。

審査が甘い金融業者であっても、収入の額が低い借り入れで審査に通るためには、収入の安定継続性が高いことを証明する必要があります。また、収入継続性がない派遣社員などの非正規雇用者であっても、即座に借り入れを断ることがなく、低額の融資であれば応じてくれるのも特徴的です。
借り入れを安全に行うためには、返済までの計画を事前に立ててあるかで大きく変わってきます。貸金業者は、収入の額よりも安定継続性を優先して評価する傾向があり、収入が不安定な非正規雇用者が審査で不利になりやすいのは、このためと考えられています。

銀行と消費者金融の収入審査の違いとは?

私たちがお金を借りる企業は、消費者金融か銀行でしょう。信用金庫や証券会社から借りることや、クレジットカード会社を利用する場合もありますが、金利的、審査難易度として優秀なのが消費者金融と銀行なので、今回は、この2つについて解説していきます。

大雑把に言うと、消費者金融は金利は若干高い代わりに、収入審査が比較的柔軟で、アルバイトや非正規雇用者といった収入の安定性が低い利用者でも借り入れができます。銀行は、審査がかなりしっかりしたものであり、信用できると判断した相手にしか貸さない代わりに、金利が低く長期間の利用に適しています。

審査が緩いという一面だけを取り上げるのであれば、間違いなく消費者金融のほうが借入しやすいでしょう。

数年前までは、こうした考え方が一般的でした。しかし、近年こうした枠に当てはまらない業者が増え始めました。銀行であっても借り入れがしやすい借り入れプランの登場や、消費者金融で長期の借り入れに適した借り入れプランが登場してきたのです。(⇒銀行キャッシングも審査は甘い?

かつては両者は明確に差別化されており、収入に自信がなければ銀行からは借入できないと思い込む人も多くいました。しかし、現在では、銀行審査も消費者金融審査もある程度均一化しており、下手をすると「安定した収入がない=どこからもキャッシングできない」という事態になる可能性もあります。

こうした中で、銀行と消費者金融の収入審査ではどのような違いがあるかというと、利用額による難易度の違いです。

消費者金融は、低額の借り入れに関しては、以前と同じように収入の合格ラインが低く設定されています。一方、高額(およそ100万円を超える借り入れ)になると、銀行と消費者金融の審査はそれほど差がなくなってきます。

これらの特徴を踏まえたうえで考えるなら、少額かつ短期で返済する予定の借り入れは消費者金融のキャッシング、100万円を超えるような高額の借り入れであれば、審査難易度が消費者金融とあまり変わらずに長期返済の金利を抑えられる銀行キャッシングを利用すべきという結論になります。

店頭申し込みの面接や在籍確認も意外と重要!

借り入れをするときに金利や審査にばかり目が行きそうですが、それ以外の細かいことも重要です。借り入れの審査は、総合できなものです。金融業者はその人の収入だけを見ているのではありません。

金融業者に直接出向いて借り入れを申し込む場合、簡単な面接というか質問をされることがあります。質問の回答内容も重要なのですが、その際に契約者の身なりも観察されています。

どれほど収入評価が高くでも、質問の受け答えがふさわしくないと判断されたり、あまりにも非常識な身なりの場合、審査ではじかれることがあります。

具体的には、質問に対して虚偽の回答をした場合、身なりが極端にみすぼらしい場合、反社会的な言動が見られた場合などです。

在籍確認は、契約最後の確認として行われるものですが、ここで勤務先の確認が取れないと、それまでどれだけ良い評価だったとしても審査ではじかれてしまうので、注意が必要です。

よくあるケースでは、勤務先の電話番号を間違えて契約書に記入して確認できなかったケース、派遣社員で派遣先の電話番号を記入してしまい、確認が取れなかったケースなどです。

ちょっとしたミスで借り入れを断られるのはもったいないので、審査の最後まで気を抜かないようにしましょう。

銀行と消費者金融の審査難易度は、金額によって変わってきます。かつてのように、消費者金融のほうがどんな時でも借りやすいということは少なくなり、借入金額によっては銀行のほうが審査が緩くなるケースも存在します。

また、収入基準さえ満たせば、誰でも借り入れできるわけではないということも知る必要があります。店頭でも受け答えや在籍確認も、審査で大きな役割を持っているのです。

インターネットで審査の緩い金融業者を見つける際の注意点

インターネットを利用して借り入れしやすい金融業者を探す人は、ここ数年で一気に増えました。しかし、気を付けないとインターネット上には、違法な金融業者が数多く潜んでいることに気づかずに、引っかかってしまいます。

アイフルやアコム、モビットやプロミスといった知名度が高く、全国展開しているような消費者金融を利用するのであれば、特に気にしなくてもいいのですが、自宅の近くにある無名の中小消費者金融を探すといった場合は、そこがきちんと国の許可を得て営業している業者かどうかを確かめる必要があります。

インターネット上は、悪徳金融業者にとっても絶好の宣伝場所です。インターネットで記載されている業者の情報だけで利用先を決めることはせずに、口コミや評判などをまとめたサイトを併用して、複数の観点から調べることを最低限心がけましょう。

インターネット上の口コミを参考にするときには、サクラ(企業が雇った、意図的に都合のいい情報を流す偽の利用者)に惑わされないように、ある程度意見数を集めて、全体的な評価傾向を見るようにしましょう。1つの詳しい評価よりも10のアバウトな印象意見のほうが信憑性があるのです。

【参考ページはこちら】
優良業者の審査難易度を教えて!

貸金業界は、全体的に審査が厳しくなったといわれるようになりました。審査が極端に緩い消費者金融は数が減り、銀行と同じように安定した収入を求める消費者金融が増えました。ある程度のまとまった金額の借り入れをするときには、申し込みの段階で準備をする必要があります。

身分証明書を用意し、自身の収入と返済能力から、いくらぐらいなら借り入れが認められるかを予測し、それに合った金融業者を選択することが、借り入れ審査で弾かれない方法なのです。

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