キャッシングをしてみたい、そう思ってもなかなか手を出すことが出来ないとすれば、それはキャッシングに対する不安があるためではないでしょうか。たとえば返済。
キャッシングは、借りた金額に利息を上乗せして返済しなければいけません。つまり、利息によって返済負担が変わってくるというわけですね。利息が高ければ、返済負担も大きくなり苦しい思いをしてしまうかもしれません。
そこで、無理なく返済できる金利が安いキャッシング会社についてご紹介していきます!キャッシング選びのポイント、金利が低いことによる注意点、気になる情報を徹底解説します。
まずは、キャッシングをするにあたって、それぞれの業界の金利の特徴についてご紹介していきましょう。
キャッシングの業界としては、主に次の3つに分けることが出来ます。
この中で、金利が最も安いのは銀行のカードローンです。その次が信販会社や大手消費者金融、そして中小の消費者金融だと考えてください。
では、どのくらい金利差があるのか、これは取り扱っている銀行や会社によって大きく差がある場合もありますので、およその目安を紹介しておきましょう。
銀行 | 信販会社 大手消費者金融 |
中小消費者金融 |
---|---|---|
3~15% | 15~18% | 18%~20% |
こう見ると、銀行がいかに低金利でキャッシング出来るかということが分かりますよね。しかし、ここで注意しなければいけないのは、どの限度額設定になってもこの低金利が適用されるわけではない、ということです。
一本の固定金利で無い限り、金利を決める際には次の点がポイントとなってきます。
銀行カードローンの最低金利が3%台からとなっているのは、銀行カードローンの限度額が800万円や1,000万円という高額な設定を可能としているためでもあるのです。ただ単に金利が低いというだけでキャッシングを選んでも、適用金利が最高金利となれば消費者金融と変わらないケースもあります。
金利を確認するときには、これらの点も確認するようにしておきたいですね。
申込者の信用によって金利が決定するケースがあります。この場合は、収入や個人信用情報をチェックし、不安要素の有無を確認します。
信用度が高ければ、低い金利で借り入れすることが可能となるのです。
収入が安定している、与信に問題がないということであれば、確実に返済できる可能性が高くなります。そうなれば、低金利で貸付しても確実に収益を挙げることが出来るわけですね。一方、収入や与信に不安要素があれば、万が一貸し倒れになるリスクも考えて高めの金利を設定する、と言うことになるのです。
金利が申込者によって異なることは、特に珍しいことではありません。申込者の信用によって決定することもある、ということはしっかりと把握しておきたいですね。
キャッシングをするのであれば、銀行カードローンがもっとも適金利で利用できるということを紹介しました。では、銀行カードローンが実際どのような商品内容になっているのか、ここでは3行を例に挙げてみましょう。
銀行名 | 限度額 | 金利 |
---|---|---|
三菱東京UFJ銀行カードローン バンクイック |
500万円 | 1.8~14.6% |
みずほ銀行カードローン | 1,000万円 | 3.0~14.0% |
東京スター銀行カードローン | 1,000万円 | 1.8~14.6% |
最高で14%台という低金利の設定になっているのは、銀行カードローンならではの魅力ですね。
限度額も最高1,000万円までと高額な設定も可能となっています。銀行は、高額限度額の設定が可能となっているために低い金利でもそれなりの収益を得ることが出来るのです。
また、法人相手に高額な融資を行っており、そちらで多くの利息収益を得ることが出来ます。個人向けの少額融資の金利を低くしても、銀行として利益を得ることが出来るからこそ低金利での貸付を実現できているわけです。
(⇒安い金利でキャッシングは可能?)
銀行は高額限度額の設定も可能ではありますが、審査を通過するためにはその限度額に見合った信用が必要となります。銀行カードローンは総量規制の対象外ですから、法的には年収に関わらず希望した限度額を設定してもらえる可能性があると言えますね。
ただし、銀行カードローンを利用する際にはその銀行の口座を持っていなければいけない場合もあります。口座開設には多少時間がかかってしまうこともありますから、注意しておきたいですね。
低金利が魅力の銀行カードローン、是非チェックしておきましょう。
消費者金融は銀行カードローンと比較すると高めの金利になることも多いのですが、比較的低金利で利用できる大手消費者金融も要チェックです。
消費者金融は、大手と中小に分けることが出来ます。中小の消費者金融は地元密着で営業していることが多く、なかなか情報を得にくいかもしれません。
しかし、大手消費者金融であればテレビCMをしているところも多いですし、利用者も多いために安心感がありますよね。消費者金融のメリットは、次の2点です。
利用を急いでいる場合、審査が少し不安で銀行の審査通過は難しいかもしれないと思う場合は、消費者金融カードローンを検討してみましょう。
ここで、消費者金融を3つピックアップしてみます。
カード名 | 限度額 | 金利 |
---|---|---|
オリックス VIPカードローン |
800万円 | 3.0~16.8% |
モビット | 800万円 | 3.0~18.0% |
アイフル | 500万円 | 4.5~18.0% |
オリックスカードは信販会社と思われがちですが、実は消費者金融に分類されます。最高金利でも16.8%という低金利設定が魅力ですね。
年収や勤務先、雇用形態の制限もありませんので、パートやアルバイトでも安定した収入さえあれば利用することが出来ます。
低金利だから銀行カードローン、そう考えるのも良いですが、消費者金融には消費者金融のメリットがあるという点も認識しておきたいですね。
また、信販会社でキャッシングすることにもメリットがあります。
信販会社、つまりクレジットカードを使ったキャッシングをするということになりますが、1枚のカードでショッピング利用、キャッシング利用が出来るというのは大きな魅力ですよね。
また、他にも次のようなメリットがあります。
海外へ行く機会が多い人は、クレジットカードのキャッシング枠は是非チェックしておきましょう。
まず、海外でキャッシングできると現地で両替するよりもお得に済むことが多くなります。少しでも負担を少なくしたい、お得に利用したいという人にオススメです。
より手数料を押さえたい場合は、帰国後すぐに返済することで支払い利息を少なくすることが出来ますね。利息は1日単位で発生するので、1日でも早く返した方がお得なのです。
あとは、キャッシングを利用していることをバレたくない、という人にもオススメです。クレジットカードを持っているだけであれば、キャッシングを利用しているということを知られることはありません。ここで、2つの信販会社カードローンをご紹介しておきましょう。
カード名 | 限度額 | 金利 |
---|---|---|
イオンカード | 300万円 | 7.8~18.0% |
エポスカード | 50万円(標準コース) 99万円(プランニングコース) |
18.0% |
最高金利は18.0%と、消費者金融の金利とさほど変わりません。エポスカードの場合は、金利が一律となっていますので返済シミュレーションは行いやすいですね。
クレジットカードのキャッシングは、銀行や消費者金融よりも限度額が数十万円と低めになっていることもあります。いくらまで設定できるのか、しっかりとチェックしておきましょう。
普段クレジットカードを使う機会が多い人であれば、キャッシング枠の設定も検討して良いかもしれませんね。
(こちらもご参考に→おすすめのキャッシング会社情報はこちら)
クレジットカードや消費者金融でキャッシングするということには、色々なメリットがあるということをご紹介しました。ただし、銀行カードローンとの最大の違いは、総量規制の対象になってしまうという点です。
カード会社や消費者金融は総量規制の対象となるため、自分の年収の3分の1を超える限度額設定を行うことは出来ないのです。
年収が低ければ、設定できる限度額も低いものとなってしまいます。希望限度額がある場合は、その限度額が自身の総量規制の範囲を超えていないかどうか確認しておきたいですね。
銀行カードローンは総量規制の対象外ですが、必ず年収の3分の1を超える限度額設定が出来るというわけではありません。その限度額を設定しても大丈夫だというだけの返済能力があると認められなければいけないのです。
キャッシングをするにあたって信用が必要だという点は銀行でも消費者金融でも変わらないので、不安要素を作らないようにしたいですね。
キャッシングをする際には、まずこの2点を押さえるようにし、あとは自身の信用によって限度額が設定されるということを認識しておきましょう。
ただし、消費者金融やクレジットカード会社は総量規制の対象になってしまうというデメリットもあります。その点には注意しておきましょう。
低金利のキャッシングであれば、返済負担が少なく確実にお得に利用できる、そう考えているかもしれませんが、そうとは限りません。実は、状況によっては低金利でも返済が苦しくなってしまう、少し高い金利のキャッシング会社よりも損をしてしまうということも起こり得るのです。
キャッシング先を選ぶ際には、次の3つの点を確認しておきましょう。
それぞれのポイントについて、簡単にご紹介していきます。
キャッシングの金利には、その時だけ適用されるキャンペーン金利や定期的に見直しが行われる変動金利の場合があります。キャンペーン金利の場合は、キャンペーン終了後の金利がどのくらいの設定になるのかしっかりと確認しておきましょう。
キャンペーン金利の場合は、どのくらいの期間適用されるのかも把握しておきたいですね。直近でキャッシングを利用する機会があり、その後はしばらくキャッシングを利用する予定がないということであれば、キャンペーンで低くなっている金利を利用するのも良いでしょう。
変動金利の場合は、数か月ごとに金利が見直されていきます。もちろん、低くなる場合もあるのですが、高くなってしまう場合は他のキャッシング会社の方がお得になるケースもあります。
金利が固定金利なのか、変動金利なのか、しっかりとチェックしておきましょう。
リボ払いは、毎月一定の金額を返済すれば良いので、無理のない返済が可能となります。一括返済となれば、返済が難しいことも多いでしょうから、リボ払いを魅力だと感じている人は多いですよね。
しかし、リボ払いは注意していないと、一括での返済よりも多額の返済をすることになる恐れもあるのです。毎月の返済額が少額で済むということは、完済までにある程度時間がかかることになります。
リボ払いでの返済をする場合は、毎月の返済額だけでなく、返済総額までチェックしておくようにしましょう。そして、返済総額でキャッシング会社を比較しておくのも良いかもしれません。
キャッシング先には、無利息期間の設定をしている場合もあります。
無利息サービスを利用すれば、他のキャッシング先よりも返済総額を少なく出来る可能性があるのです。
30日間無利息といった無利息期間は、利用者にとって大きなメリットになると言えますね。ただし、無利息期間の数え方はキャッシング先によって次の2通りあります。
契約翌日から無利息期間の対象となる場合は、早く借り入れをしないと利用しないうちに無利息サービスが終わってしまう可能性があります。
そうならないためにも、どちらのパターンで無利息期間が適用となるのか、しっかりと確認しておきましょう。
月々の返済額が少なく済んだとしても、返済総額で大きく損をしてしまうのは勿体無い気がします。そうならないためにも、返済総額がどうなるのかシミュレーションしておくことが大切なようです。
キャッシング先を選ぶ際には、まず金利が気になるのは当然です。しかし、金利もただ低いというだけではなく、その金利が変動する可能性があるのか、無利息機関の適用があるのか等のチェックは欠かさないようにしたいですね。
また、いくら金利が低くて返済負担が少なくても、借入や返済方法が不便なものでは困ります。特定のATMしか利用できないということであれば、そのATMが生活圏内にあることを確認する必要がありますよね。
ただ低金利というだけで選ぶのではなく、その他の情報もしっかりチェックし、自分が便利に安心して利用できるキャッシング先を選ぶようにしましょう。
【参考ページはこちら】
ネットで即日借入・低金利なカードローンってある?
契約後にあっちの方がお得だった、こんなはずじゃなかった、そんな後悔はしたくないですよね。だからこそ、事前に必要な情報をチェックし、把握しておくことが求められるのです。
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また、銀行カードローンを利用するためには相応の信用が必要となるようです。不安要素を抱えていれば利用できない可能性もあるということは、認識しておきましょう。