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担保も保証人も不要!なぜキャッシングは手軽に使えるの?

「お金を借りる」となると、なんだか「保証人」や「担保」が必要になる…そんなイメージが強いですよね。

しかし現在ではそれは一部の借入のみで、わたしたちが手軽に利用できる借金としては「カードローン」や「キャッシング」が有名です。

もちろんこれらはお金を借りるときに担保や保証人は必要ありません。でもお金を借りるのに担保も保証人もいらないなんて、ちょっと不思議な感じがしますよね。

どうしてカードローンやキャッシングは担保や保証人が必要ないのか、そして担保や保証人はなぜ必要なケースがあるのか?など、今回は「お金の借入に関する保証人と担保」について調べていきたいと思います。

お金を借りる際の「担保」や「保証人」はなんのため?

そもそも、お金を借りる際に「担保」や「保証人」はなぜ必要なのか。もちろんその理由を知らない、という方は少ないと思いますが、改めてその点から考えていきたいと思います。

どうしてお金を借りるときに担保や保証人が必要なのか、そしてどんな種類があるのかなどを見ていきましょう。

大きな金額を借りる時は「担保」や「保証人」が必要になることが多い

まず、どんな時に担保や保証人が必要になるでしょうか。ここは皆さんの想像どおり、「大きな金額を借りる時」に必要になります。具体的には

  • 住宅ローン
  • 自動車ローン(オートローン)
  • 事業性融資(事業性ローン)
  • その他有担保ローン

の主な4つと考えていただいていいでしょう。これらの共通点は「借入金額が大きい」ことにあります(有担保ローンについてはその限りではありませんが)。住宅ローンでしたら1,000万円は超えますし、事業性融資であればもっと多いこともあるでしょう。

なぜ、こういった大きな金額の借入のときは担保または保証人が必要になるのでしょうか。

担保がないと「信用貸し」となり、大きな金額を貸せない

担保や保証人は、「もし借りたお金を返済できなかった時に担保としたもの(土地や建物)の権利を譲渡したり、保証人が代わりに返済すること」をお金を貸す会社側に対して提示するものです。

例えば住宅ローンの場合、担保として「土地」や「建物」が使われます。銀行などのお金を貸す側はその土地や建物の価値を査定して、仮に返済できない場合も損することはないような金額を「貸します」と提示するわけですね。

仮に住宅ローンを担保なしで利用しようとすると、「信用貸し」という「この人にならこれくらいの金額ならお金をかしても大丈夫だろう」という、その人に対する「信用」のみが判断材料となります。

そのため信頼してお金を貸しても、返済できなければ貸したお金がまるごと損失になってしまう、なんてこともありえるわけです。これはお金を貸す側にすれば非常にリスクが高いですよね。

しかし担保があれば最悪その担保を換金するなどで負債を減らすことができますし、保証人がいれば代わりに弁済してもらうことも可能です。担保や保証人はお金を貸す銀行などからすれば「リスクを回避するための手段」というわけですね。

担保や保証人は「お金を借りる側」にも実はありがたい

こう見ると「自分が損したくないから担保や保証人を要求するのでは?」と思えますよね。確かにそれは決して間違いではありません。

しかし、実はお金を借りる側にとっても担保や保証人は「ありがたい」ものでもあるんです。

もし担保や保証人ナシでお金を借りることになった場合、少額なら可能かもしれませんがそれこそ数百万、数千万という単位になったらそう簡単に貸してくれる金融会社なんてありません。

新築住宅を購入予定の方が、住宅ローンを利用して購入しよう!と思ってもその住宅を担保に出来ないなら数千万なんてお金は借りられず、自分でお金をためて支払うか、親戚などから一時的に借金するくらいしかないですよね。

しかしその新築住宅を担保にしてお金を借りることができれば購入も可能になるわけです。「担保や保証人があれば、わざわざ現金を作らなくても借りることができる」という意味では、実はお金を借りる側にとっても決して悪いものではないんですよね。

担保や保証人が必要と言われると、「リスクを背負いたくないんだな」と感じてしまいますが、実はお金を借りる側から見てもメリットがある方法なんですね。

住宅ローンなど普段では考えられないような額を借りるわけですから、担保がないと貸せないという銀行側の言い分もわかります。仮に土地の価格が落ちたりすれば、借りた分を回収出来るかどうかもわかりませんしね。

どちらもメリット・デメリットがあると言えますし、担保などの上に「信用」も必要…といってもよさそうです。

とはいえ、簡単に他人の借金の保証人になるのはNG!

「借金の保証人には絶対になるな!」これは常識とも言えるほど、誰もが一度は耳にした言葉ではないでしょうか。

自分の親や兄弟といった身内ならまだしも、他人の借金の保証人になるのは絶対に避けろ、と口を酸っぱくして言う人は非常に多いです。もちろん私も同じ意見で、よほどのことがない限り…いえ、あっても他人の借金の保証人になるのは避けたほうがいいでしょう。

特に「保証人ってどんなことをするの?」というくらい、知識のない方であれば尚更です。

あまりご存知ない方もいるかもしれませんが、保証人は実は以下のようにいくつかの種類がありますので、1つ1つ説明していきましょう。

  • 保証人(単純保証人)
  • 連帯保証人
  • 根保証人
  • 物上保証人

基本的に返済義務はないのが「保証人(単純保証人)」

まずは「保証人(単純保証人)」です。これは、債務者(お金を借りた人)が死亡したり失踪したりなんらかの理由で返済が出来なくなったり返済能力がなくなってしまった場合に、債務者の代わりに返済を求められる立場になります。

なので、債務者が問題なく返済していれば代わりに返済するようなことにはなりません。また、保証人には債権者(お金を貸した側)が保証人に対して「返済して」と要求した場合「先に債務者に言って」という権利(催告の抗弁権)があります。

加えて、「債務者の財産などを処分してから自分に返済しろって言って!それまでは弁済しません!」と言う権利(検索の抗弁権)もあります。これらは民法で定められた保証人の正当な権利です。

ただし前者の催告の抗弁権は債務者が自己破産したり、失踪して連絡が取れない場合には利用できませんので、「返済していたら自分には返済義務はないから…」と気軽に保証にになると、思いもよらぬ借金を抱えることになるかもしれません。

余談ですが、金銭がかかわらない保証人であれば入学する時や結婚届を提出する際に必要な「身元保証人」がほとんどです。

債務者と同じ扱い!保証人よりも立場が弱い「連帯保証人」

次の「連帯保証人」、これは絶対になってはいけないものです。絶対…は言い過ぎかもしれませんが、身内であっても本当に信頼出来る人でないとなるべきものではありません。

「連帯」という名前が示すとおり、連帯保証人は債務者と「連帯」することになります。つまり、債務者と同等の責任を負うといっても過言ではありません。

もちろん名前だけではなく、権利などにも「保証人」と大きな違いがあります。保証人は債務者が返済していれば自分が返済する必要はありませんでした。しかし連帯保証人になると、債務者が返済している・していないにかかわらず債務を請求できる(返済を求める)ことが出来るんです。

いきなり連帯保証人に「返済してくれ」と言うことはそうそうないとは思いますが、保証人という立場ながら実は債務者と同じなのが「連帯保証人」なんです。

先程説明しました「保証人」は2つの権利「催告の抗弁権」「検索の抗弁権」を持っていましたが、連帯保証人にはそれもありません。正直言って保証人と全く立場が違う存在なんです。

なので安易に保証人になるのは避けたほうがいいですし、それ以上に連帯保証人にはならないようにしましょう。

連帯保証人が必要なケースは

  • 賃貸住宅に居住するとき
  • オートローンを利用するとき
  • 事業性融資を受けるとき

です。オートローンは車を担保にするものもありますので、連帯保証人が不要なこともあります。

住宅ローンをリヨスうるときなど、「連帯債務者」が必要になることがあります。連帯保証人と連帯債務者、名前も似ていますがちょっと立場が違います。

連帯「債務者」というだけあって、連帯債務者は債務者と同じように債務を負います。例えば夫が住宅ローンを契約する際、連帯債務者として妻の名前を書いた場合、二人で住宅ローンという債務を負うことになります。

なので夫が返済できなくなれば残金を妻が返済していく…という流れになります。連帯債務者は二人の年収を合算出来るのでより借入額が大きく出来るメリットがあります。ちなみに建物などの財産は債務の比率に準じます(債務が8:2であれば財産分与も8:2)。

短期の借り入れで使われやすい「根保証人」

ここからはちょっと保証人の中でもマイナーなものになっていきます。そのひとつが「根保証人」です。

「根保証」とは、借入と返済を短期間で繰り返す「短期借入金」を利用する際によく使われる保証人制度です。

他の保証人と違うところは「将来発生・増加・減少する一定の範囲内の不特定な債務」を「極度額まで保証した」という特別なポイントがあるところです。

これだけではちょっとわかりにくいので例を挙げますと、一般的な保証人(単純保証人)の場合、債務者が3,000万円借り、2,000万円返済していれば保証する金額は1,000万円となります。

しかし、根保証人の場合はちょっと違います。保証する際の「極度額」が仮に5,000万円だった場合、債務者が3,000万円借り、2,000万円返済した時点では保証する金額は保証人と同じ1,000万円です。

しかしその後債務者が新たに2,500万円を借入した場合、極度額は5,000万円ですので先程の1,000万円を加算した「3,500万円」まで保証しなければならなくなるんです。

マイナーで、しかもちょっとややこしい「根保証人」。これを求められるケースはかなり少ないと思いますが、それでも「よくわからないけどいいや」と保証人になるのはやめておきましょう。

弁済の義務はないが、担保を提供する「物上保証人」

最後の保証人もちょっと特殊です。「物上保証人」といい、これまでの保証人と違い弁済(債務者が返済できなくなった場合に代わりに返済をすること)の義務は基本的にありません。

ではどうやって保証をするのか?というと、保証の代わりに「担保」を提供するんです。

例えばAさんが事業性融資を受けたいけれど、担保も保証人もない状態だとしましょう。そこに、Bさんが「自分が持っているマンションを担保にするから、それでお金を借りなさい」という話になれば、BさんはAさんの「物上保証人」となります。

仮にAさんがお金を返せなくなったとしても、Bさんは借金を返済する必要はありませんが、Bさんが持っていたマンションは担保になっていますので抵当権(債権者が優先して担保を取り上げる権利のことです)は債権者のものになります。

仮にBさんが「マンションを手放すわけにはいかない」となったときはAさんの代わりに借金を返済し、抵当権を自分の手に戻すことも可能です。

これはちょっと特殊なため、「保証人になって」と言われるようなケースではまあない、といってもいいでしょう。とはいえ知っておいて損はない知識だとは思います。

保証人にも種類があり、保証する範囲(金額)が違ったり、はたまた弁済の義務はなかったり…とひとくちに保証人といっても全然違うんですね。

とはいえ本来自分が背負う必要のない債務を背負う必要が出てきてしまうのが「保証人」です。借金の金額によっては自分の人生が大きく変わってしまう可能性もありますので、そう簡単になっていいものではありません。

実際信頼できる人だからと保証人になっても借金を肩代わりすることになった…なんて話は一般にも芸能界にも多いですよね。よほどのことがないかぎり他人に保証人になってと頼むものではありませんし、またなるべきではないものだと思います。

「カードローン」が担保も保証人もいらないのはなぜ?

「カードローン」は住宅ローンなどと違って担保も保証人も必要ありません(もちろん、中にはそれらが必要なカードローンもあるのですべてのカードローンにおいてそうとは言えないのですが…)。

それでは、なぜ「カードローン」が担保も保証人も不要なのでしょうか。お金を貸すのですから必要な気がしますし、仮に返済できなかった時の損失が発生したらどうなるのでしょうか?

このトピックでは「カードローンと保証人の関係」について見ていきたいと思います。

借入金額が少額だから損失が少ない

カードローンで借入する金額はそう多くありません。もちろん100万円以上借りている人もいるかもしれませんが、だいたいが数万円~10万円程度、多くても50万円くらいという人が多いでしょう。

住宅ローンと比較すると一人あたりが借りる金額は10分の1~100分の1くらいとなりますので、仮に返済できなかったとしても損失が少ないと言えます。もちろん損失が出ないことがベストですが、住宅ローンなどに比べるとリスクは低いと言えるでしょう。

そのためカードローンでは担保や保証人が必要なく、お金を借りることが可能なんです。

「総量規制」によって借入金額を制限している

「総量規制」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。これはカードローンにおいて非常に重要な仕組みです。

具体的にどのような仕組みかというと、「利用者の年収の3分の1を超えて貸付をしてはならない」とお金を貸す会社側に義務付けているものです。年収が150万円でしたら、50万円を超えて貸すことは出来ません。利用者が「もっと貸してくれてもいいよ」といっても絶対にダメなんです。

しかもそれは1社からではなく借入総額です。モビットから30万円借りていれば、あと借りることが出来るのは20万円までで、あとは返済して元金が減らないと追加の借入は出来ないんです。

返済能力と年収に合わせて貸付金額を決めることになるので、基本的には「返済できる金額しか貸さない」ようにしています(これは住宅ローンなどでも同じです)。なので基本的には返済できないことはない、はずです。

しかしこの総量規制が適用される、対象となるのは「貸金業者」です。貸金業者は消費者金融やクレジットカード会社(キャッシング枠が対象)などで、銀行や信用金庫などのカードローンは対象となりません。

だからといって年収と同じ150万円を借りられる、なんてことはありません。だいたい総量規制と同じくらいまでしか借りられないと言われています。

総量規制もあり、きちんと審査をした上で「問題なく返済できる金額」しか貸さないため担保や保証人がいなくても大丈夫、と考えることも出来ると思います。

銀行系カードローンは実は「保証会社」を通している!

…しかしながら、実は「銀行系カードローン」は保証会社に保証業務を依頼しています。

例えば三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」の利用条件を見てみますと

保証会社(アコム株式会社)の保証を受けられる方

とあります。保証会社、あまり見慣れない名前ですが一体どんな業務をしているのかご存知でしょうか?

これは、消費者金融であるアコムが「バンクイック」の利用者による損害を出ないように「保証」しているんです。

例えば保証会社を通していない、それこそ消費者金融のアコムからお金を借り返済がなかった場合、アコムは貸した元金+利息分の損失を受けることになります。

しかし三菱東京UFJ銀行の場合は違います。「お金がもう返済されないのでは?」と判断した場合、アコムは三菱東京UFJ銀行に対して「代位弁済」を行います。

代位弁済とは、債務者(お金を借りた人)の返済の意思が認められない場合、債権者(三菱東京UFJ銀行)がアコムに対して請求しアコムが債務者の代わりに債権者に対して債務者の借金の残額を一括で返済することです。

例えばバンクイックで300万円借りていたものの、債務者が半年以上返済を行っていない場合「もう返済する気がなさそうだし、損失は嫌だからアコムに弁済してもらおう」と三菱東京UFJ銀行が思えば、アコムに300万円+利息分を一括で支払ってもらうことが出来るんです。

そのため三菱東京UFJ銀行は一切の損失を受けることはありません。「損失がないように保証してくれる」会社が保証会社というわけですね。

ですが、債務者の借金がなくなったというわけではありません。「アコムが代わりに支払ったからもう返済しなくていいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、それは違います。

これは債権が三菱東京UFJ銀行からアコムに変わったというだけで、債務者は三菱東京UFJ銀行ではなく今度はアコムに対して借金を負ったのと同じです。なのでアコムから「借金を返しなさい」と督促が来ることになります。

アコムなど多くの消費者金融はこの「保証業務」でも利益を得ています。保証料は金利に含まれており、金利の数%は保証料の分なんですよ。
(こちらもご参考に→キャッシング金利に関するおすすめ記事はこちら

消費者金融系カードローンの金利が高めに設定されているのは、銀行系カードローンと違い保証会社を間に入れていないため、そのリスクを回避するために高くしているとの説があるくらいです。

また、なぜ銀行系カードローンが保証会社に依頼をするのかというと、もともと銀行などは事業融資や住宅ローンなど大口の融資のノウハウはあったものの、個人融資といった少額を貸すノウハウは少なかったんです。

そこで個人への融資にノウハウがある消費者金融に保証業務をしてもらうことで安心、というわけです。また、貸金業法の改正により過払い金返還請求で体力がなくなっていた消費者金融を傘下やグループ会社にした経緯も理由のひとつかもしれません。

カードローンやキャッシングに担保や保証人が不要なのはきちんと理由があるんですね。確かに、少額の借り入れでさえ担保や保証人を要求されると誰も利用してくれないですし、そういった契約をするのも手間がかかります。

銀行系カードローンは保証会社に委託しているので損失も抑えられますし、さらに審査などもしてくれるので手間がかかりません。保証会社側は利益を得ることが出来るのでWin-Winの関係だと言えそうですね。

カードローンは「信用貸し」!その分信用がとても大事に

担保も保証人も必要ないカードローンは「信用貸し」に分類されます。つまり、その人を信用して「これだけの額なら貸すことが出来るだろう」と判断した上で限度額を決めている、ということですね。

「住宅ローンに比べたらラク」という印象を持ちがちですが、担保や保証人というわかりやすいものが必要ない分「信用」という見えないものをアピールしなければなりません。

もしかしたらカードローンやキャッシングは、非常に難易度が高いものなのかもしれません!?

目に見えにくい「信用」は「信用情報」をチェックすることでわかる!

わたしたちの目には見えない、見えにくい「信用」。数値化されていればこんなにラクなことはありませんが、なかなかそうもいきません。

それでは金融会社は何を基準に「信用があるか」を判断しているのでしょうか?答えは「信用情報」です。

信用情報とはお金に関わる取引履歴のようなもので、クレジットカードの利用(支払い)履歴や住宅ローンの返済履歴や契約内容…といった、お金を借りたり割賦販売を利用した時などのデータが一定期間登録されているものです。

信用情報を見ることで

  • どのような借入をしているか(金額・返済額など)
  • 何社から借入があるか
  • きちんと返済を行っているか

を確認することが出来るんです。

ここできちんと返済・完済していることがわかれば「ある程度の金額を貸しても問題がなさそうだ」と判断されますし、逆に返済を怠っていたり、自己破産をした情報が登録されていると「この人にお金を貸すのは危険だ」と判断されるわけです。

いくら年収が高くても、信用情報を見て「この人はちょっとムリ」と判断されたらお金を借りられないわけですから、カードローン・キャッシングの審査(クレジットカードや住宅ローンの審査でもチェックされます)では一番重要なポイントといってもいいでしょう。

お金に関することだけじゃない!詳細なプロフィールも影響が

信用情報はなにもお金の履歴だけが情報として登録されているわけではありません。

一般的な個人情報よりもさらに詳細な個人情報も登録されているんです。…と書くと「一体どんな情報が登録されているんだ…」と恐ろしくなってしまいますね。

でも安心してください。この情報は勝手に盗んできた情報ではありません。どのような情報が登録されているのかというと、申し込みの際に記入(入力)した情報です。

住所や氏名、生年月日はもちろん勤務先の規模や連絡先、住居に関する情報や他の借入の有無など沢山の記入事項があったと思います。それらも信用情報の一部としてしっかりと登録されているんですね。

もちろんこれらも審査の上では非常に重要な情報です。例えば年収が高ければ限度額も高く出来ますし、公務員などの安定した職業についていれば毎月安定して収入を得られるので返済もきちんと出来るだろうと判断されます。

逆に転職してばかりで勤続年数が短い人は「収入が不安定になりがちだからあまりたくさんは貸せない」と判断出来ますし、引っ越しが多い人は「もし返済できなくなったら夜逃げするのでは?」と思われる可能性もあります。

お金に関する信用も大切ですが、自分自身がどのように生きてきたかもカードローンなどの審査に大きな影響を及ぼすことがよくわかります。

自分の信用情報を知りたいなら「信用情報開示請求」を!

自分の信用情報がどのように登録されているのか知りたい!と思ったら「信用情報開示請求」を行うといいでしょう。

日本には「株式会社シー・アイ・シー」「全国銀行個人信用情報センター」「日本信用情報機構」という信用情報を扱う3つの「信用情報機関」があります。

いずれの機関も、本人の信用情報であれば手数料を支払うことで信用情報を開示してくれます。インターネットやスマートフォンでも見ることが出来るので手軽に利用することが出来ますよ。

また、登録されている情報が自分のものではなかったり、間違いがある場合は情報の訂正も出来ます。同姓同名の人が延滞していて、その情報が自分に登録されていた…なんてこともあるかもしれませんので、念のために一度確認してみてもいいかもしれません。

自分のお金に関する情報が保存されているなんてちょっと驚きですね。しかし永遠に保存されているわけではなく、長くても10年程度です(住所や氏名といった情報は残ります)。

また、正しい利用をしていれば特別信用情報が生活に影響を及ぼすことはないので、未払いがある、などでなければ気にしなくても問題ありません。

逆に「未払いの経験がある」「延滞したことがある」「自己破産や債務整理をした」なんて方は要注意!信用情報を開示してチェックしてみましょう。

担保や保証人が不要な分気軽。その代わり自身の信用が重要!

カードローンやキャッシングは担保や保証人が不要な分、住宅ローンなどに比べると気軽に「利用したい」と思ったら利用することが可能です。

しかし「信用貸し」となるため審査に可決するかどうかは申込者自身に大きく影響されるといってもいいでしょう。

担保や保証人がいらないから審査基準が甘い、とよく言われています。確かにそうかもしれませんが、「自分の評価がそのまま限度額などに反映される」と考えれば、実は住宅ローンなどよりも厳しいと言えるかもしれません。

ただ、お金のトラブルなどがこれまで一切なく、きちんと毎月収入を安定して得ることが出来ていたら絶対に借りられない、ということはありません。

また、後から担保や保証人を要求されることもありませんので(仮にあるとしても審査の途中で必要いなるとアナウンスされますので、後からいきなり用意しろ!と言われることはないと思います)、安心してくださいね。

【参考ページはこちら】
一から分かるキャッシング講座

昔から使われている「担保」や「保証人」。やはりよほどのことがない限り保証人になるのは控えたほうがいいでしょう。

それらが必要ないカードローンやキャッシングはお金を借りる方法の中でも一番手軽、といってもいいかもしれません。しかしながらそう簡単に借りられるわけではなく、「信用」という見えないものを提示しなければなりません。

そのためには「信用情報に金融事故の情報がないこと」「きちんと収入があること」「毎月きちんと返済できる(返済能力がある)こと」がとても大切です。どれかひとつでも欠けていれば、いくらカードローンでも利用できないことは知っておきましょう。

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