システムが良くわからない、なんとなく危なそう…こんな理由で本当はキャッシングを利用してみたいのに手を出せずにいる方は、案外多いのではないでしょうか?
確かにキャッシングというサービスはかなり独特のシステムをとっており、初めての方にはわかりにくかったり、不安を感じさせる部分があることは否定できません。
しかし、基本的な仕組みさえわかってしまえば、キャッシングは決して難しくも危なくもないのです。
そこで今回は、初めての方でも安心してキャッシングを利用していただけるように、キャッシングの特徴や仕組み、気を付けるべきことといった基礎知識について詳しく解説していきましょう。
まずは他のお金を借りられるサービスとは一線を画す、キャッシングにしかない3つの特徴をチェックしておきましょう。
キャッシングとはどのようなサービスなのかということを知るうえで、この3つは欠かせないポイントになります。
前提として、融資というサービスはお金を貸す側にとって少なからずリスキーなものです。貸したお金が全額返ってこない、いわゆる貸し倒れ状態になる可能性はけっしてゼロではありません。
だからこそ、通常は万が一の時の損失をカバーするために不動産など価値のあるものを担保としたり、代わりに支払いを請求できる保証人をつけたりといった何らかのリスクヘッジを用意しておくものです。
とは言え、お金を借りるにあたって担保になるものを用意したり、保証人になってくれる人を探したり…というのは人によってはなかなか難しいことです。スムーズに担保や保証人の準備ができなければ、お金が必要なタイミングに間に合わないこともあるでしょう。
その点、無担保・無保証人で利用できるキャッシングであれば、お金を借りたいタイミングですぐに申し込み手続きをすることができるので、無駄な時間を食ってしまう心配はありません。
また、キャッシングでは一度契約すれば借入限度額内で自由にお金を借りることができますし、業者からいちいち使い道を追及されることもありません。
とにかく利便性と自由度が高く、手軽にお金を借入しやすいというのが他とは違うキャッシングの大きな特徴であり魅力なのです。
キャッシングのデメリットとしてよく言われるのが、金利が高いということです。
確かに、キャッシングの最大金利は平均して14%~18%程度となっており、金利が1ケタ台になることが当たり前の銀行のカーローンやその他の目的別ローンと比べるとかなり高めに感じることでしょう。
しかしこれはキャッシングというサービスの性質上仕方のない部分があります。
上述の通り、キャッシングでは担保や保証人といった万が一の時の損失を利用者に負わせる手段を持っていません。その代わりに、保証会社と言って返済不可能になった時に代理で返済を請け負う業者が利用者全員に必ずつくようになっています。
この保証会社の保証料が含まれていることで、やはり他のサービスよりは金利が高く感じてしまうことになります。
また、キャッシングのような融資サービスにおいて利益となるのは基本的には利息収入のみです。したがって、便利でスピード感のある質の高いサービスを維持するためにはどうしても金利をやや高めにせざるを得ないという部分も少なからずあります。
初めてキャッシングを利用するとなると、慣れない手続きに戸惑ってしまいますよね。
キャッシングでは、業者によって多少差はあるものの、複数の申し込み方法から自分の都合に合わせて選ぶことができるケースがほとんどです。
主な申し込み方法は、この5つです。中でも最近の主流となっているインターネットを利用した申し込みから契約までの基本的な流れさえ知っておけば、キャッシングの申し込みで困ることはまずありません。
(こちらもご参考に→借入はスマホや携帯がおすすめ!)
②キャッシング業者から審査結果の連絡(電話・メールなど)
③必要書類の提出
④契約手続き
⑤借り入れ(ATM・口座振り込みなど)
連絡や書類提出などの方法に細かい違いはありますが、インターネットで申し込みをした場合、だいたいこのように手続きを進めていくことになります。速いところだと申し込みから借り入れまで1時間とかからないこともあり、急ぎでお金が必要な時には非常に頼れるサービスです。
ただしキャッシング業者の中には、審査を単純に条件だけで選別する仮審査と最終判断を下す本審査の2段階に分けているところも少なくないので注意が必要です。
審査に通ったと思ってホッとしていたら必要書類の提出後に本審査があり結果が変わってしまった…なんていうことも、まったくないとは言えないので心得ておいてください。
最短スピードでスムーズにお金を借りるためには、キャッシングの必要書類について事前に把握しておくことが大切です。
キャッシングは、基本的には運転免許証などの身分証明書類さえあれば利用することができますが、借り入れ額が高額になる場合は別途収入証明書類を提出する必要が出てきます。
収入証明書類が必要になる借り入れ額の目安は、消費者金融などのノンバンク系のキャッシングでは50万円から、銀行カードローンならだいたい100万円以上からです。
逆に言えば、50万円を超えない少額の借り入れであれば運転免許証や健康保険証など常に持ち歩いている書類1つで借り入れが可能ということになります。もちろん、印鑑などの他に用意するものもありません。
高額借り入れで収入証明書類を提出する場合に限っては、書類の準備に少し手間取る可能性があるので、事前に用意しておくことをおすすめします。
基本的には運転免許証などの身分証明書類さえあれば契約が可能ですが、借り入れ額が50万円以上の高額になると収入証明書類が必要になることがあります。
スムーズな借り入れのために、必要書類は事前に準備しておきましょう。
キャッシング初心者の方が最も不安に思うのが審査だと思います。その不安を少しでも軽減するためには、キャッシング審査の目的や審査基準について知っておいた方がよいでしょう。
(⇒借入条件によってキャッシングの審査基準は変わる?)
キャッシングではすべての利用者に対して、契約前に事前審査が行われますが、そもそもなぜ審査を受けなければお金が借りられないのか?と不思議に思う方もいるかもしれません。
キャッシングで審査を行う一番の目的は、【利用者の返済能力の有無を見極めること】です。
上でも少し触れましたが、キャッシングでは貸したお金が利息も含めて全額返ってこなければ大きな損失が出てしまいます。そこでできるだけ完済可能な人にだけ融資を行い貸し倒れのリスクを減らすために審査を設けているのです。
返済能力を評価する審査の基準としては、主に2つのポイントが重要視されます。
まずキャッシング審査の際にチェックされるのがその人が経済的に余裕があるのか、生活状況に問題はないかという属性評価です。
属性評価は基本的には本人が申し込みの際に申告した情報をもとに行われ、特に以下のような項目が重点的に評価対象となります。
これらの様々な項目がそれぞれ点数で評価され、その総計で審査結果が決まるのがキャッシング審査の基本です。
属性に関する項目の中でも重要度が高いのは、やはり年収です。というのは、年収によってその人が借り入れ可能な金額の上限が決まってしまうからです。
総量規制がある以上、どんなに利用者が望んでも原則として年収の3分の1を超える金額は借りられないので注意が必要です。
もう1つ、キャッシング審査の結果を少なからず左右するのが信用情報です。
信用情報はキャッシングの審査では必ず照会される非常に重要なデータです。
信用情報に問題があるとみなされた場合、属性などの他の条件に関わらずそれだけで審査に通らなくなってしまうことがあります。
特に審査に大きな影響が出るのが、以下の2つのケースです。
過去に大幅な返済延滞や債務整理といった借り入れに関するトラブルを起こしていると、それが事故情報として信用情報に残ることがあります。この信用情報に事故がある状態がいわゆるブラックで、キャッシングの審査にはほぼ確実に通りません。
また、他社借り入れがある場合はブラックのように問答無用で審査に落ちるとは限りませんが、借り入れ件数が多くなればなるほど審査で不利になることは間違いありません。
ブラックと他社借り入れはいずれも信用を著しく損なうことであり、キャッシングの審査では非常にハイリスクな要注意人物として扱われる要因になってしまうのです。
個人が借入可能な金額は年収によって決まるので、属性評価では特に収入が重要視されます。
信用情報もかなり影響が大きく、事故情報があるブラックや他社借り入れの件数が多すぎる場合はそれだけで審査に通らないことがあります。
キャッシングは正しく使えばとても便利で安全なサービスですが、やはりお金を借りるという行為の特性上、利用する上である程度の注意を払う必要があることは否めません。
安心してキャッシングを利用するために、2つの注意点を知っておいてください。
以下に詳しく解説していきます。
数多くのキャッシング業者の中には、安全に利用できない闇金融などと呼ばれる業者が紛れ込んでいることがあります。
キャッシングのような金融サービスを営業するためには、必ず国や自治体への登録が必要なのですが、それをせずに勝手に営業している違法業者が闇金融です。
闇金融は法律による取り締まりが及ばない範囲で営業しているため、違法な金利条件や取り立て行為がまかり通っており、利用には様々な危険が伴います。
そうした闇金融を避け、信頼できる正規のキャッシング業者を選ばなければなりません。
(⇒キャッシング会社のおすすめ情報はこちら)
特に初めてのキャッシングの場合には、テレビでコマーシャルを流しているような知名度の高い大手キャッシング業者を利用するのが確実です。
また、正規のキャッシング業者には、登録を行った際に交付される固有の登録番号があり、金融庁のサイトで紐づけが確認できるのでそちらもチェックするようにしてください、
キャッシングで一番怖いのが、借りたお金を返せない返済難状態に陥ってしまうことです。
とても簡単な手続きであっという間にお金が借りられるのがキャッシングの最大のメリットですが、その簡単さ・便利さゆえについつい借りすぎてしまう人も少なくありません。
借り入れをする際には必ず事前に返済計画をはっきりさせ、返済のめどを立てておくことが必須条件となります。
また、お金を借りている間は常に利息が加算されていくことも忘れてはいけません。
レイクのような無利息期間のあるキャッシングを利用したり、繰り上げ返済・一括返済を可能な範囲で行って支払い期間を短縮するなど、利息を節約できるような工夫も大切です。
また、返済難状態に陥ってしまうことがないように、お金を借りる際には必ず事前に返済計画を立てておきましょう。
完済まで無理なく確実に支払いを続けられるかどうかということに加えて、可能な範囲で利息を節約する工夫も忘れてはいけません。
キャッシングはその独特のシステムから慣れない人には敬遠されがちですが、実際には決して敷居が高く難しいサービスではありません。むしろ、一度利用してみればその手軽さや便利さに驚く人も多いはずです。
とは言え、正しい知識がなければキャッシングを本当の意味で安全に、なおかつ便利に使いこなすことは容易ではありません。
ぜひここでご紹介したキャッシングの基礎知識をもとに、賢くお金を借りられる人になってください。
【参考ページはこちら】
はじめてのカードローン!申込みから借入まで徹底検証
むしろ、とても便利で手軽に現金が借り入れできる非常に頼りになるサービスです。
利用するうえでの注意点など必要な知識をしっかりと身に着けて、賢くキャッシングを使いこなしてください。
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担保や保証人の代わりにつく保証会社に支払う保証料が金利に含まれていることもあり、金利はやや高めですが、キャッシングならではのレベルの高いサービスを維持するためには仕方ないと言えるでしょう。