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リボ払いは本当に損な方法なの?キャッシングとの特徴の違いを解説!

キャッシングなどの借り入れや、カードローン、クレジットカードの返済を利用した人なら知っている方がほとんどである返済方法が「リボルビング返済」と呼ばれるものです。

通称リボ払いとも言われるこの返済プランですが、金融業者やカード会社はこの返済方法を非常に強く勧めてくることがあります。リボルビング返済とは、一言で言えば、返済額に関わらず、毎月一定額を返済する方法です。

今回は、この返済方法のメリットとデメリットを解説し、なぜ会社側がこの返済を勧めるのかを知ってもらおうと思います。

リボ払いがどんなものかをよく知ろう!最大の特徴とは

ここではまず、リボルビング払いという言葉をほとんど知らない人に向けて、基本的なことから解説していきます。

リボルビング払いとは、借金の返済方法の1つという考えで間違ってはいませんが、どれを借金と定義するかは人によって異なります。そこで、ここでは、クレジットカードのリボルビング払いと、カードローン及びキャッシングのリボルビング返済について触れていきます。

どちらの場合も、利用者が、会社(カードローン会社やクレジットカード会社)から一時的に借り入れをして、後に金利を加えて返済するという方法の際に、返済方法の一種としてリボルビング払いが登場します。

例えば、クレジットカードを使って何か物を買ったとしましょう。クレジットカードは、その場では現金ではなくカードを提示することによって現金なしに買い物が可能になります。そのかわり、カード利用者は、クレジットカード会社にお金を払うことで帳尻を合わせるのです。

クレジットカードの支払いの仕組みを確認しておこう!

クレジットカードには、一括払い、分割払いの2種類の選択があります。例えば12万円のものを買ったとしましょう。一括払い(一括返済)では、直近の約定日にカード会社は、契約者の銀行口座から12万円を引き出します。当然ですが、クレジットカードの契約者は、支払いに使う銀行口座を持っていなくてはなりません。

分割払いは、回数指定ができます。2回なら6万円ずつ、3回なら4万円ずつと金額を回数で割った分を毎月支払います。最大36回まで利用できます。今回は12回と仮定すれば、毎月1万円返済すればその場で12万円のものを買えるわけです。

ここで気をつけなくてはいけないのが、金利と手数料についてです。12万円のものを12回払いで買った時、カード利用者が支払うのは、12万円ではありません。支払い回数が増えれば増えるほど、返済期間は長くなり、金利というものが発生するためです。

金利はお金を貸している側(今回の場合はクレジットカード会社)が借りている側(私達クレジットカード所有者)から貰うことが出来るお金であり、貸している期間が長くなるほど沢山の金利が発生します。

クレジットカードのリボルビングはどのようなものなのか

さて、クレジットカードのリボルビング払いとはどのようなものなのかを知っておきましょう。先に12万円の商品を購入する例を出したので、ここでもその例を使いましょう。

クレジットカードのリボルビング返済とは、契約する際に、毎月の返済額を設定します。これはいつでも変更ができます。額を設定すると、毎月その額だけが返済に宛てられます。

例えば、毎月2万円をリボルビング払いにすると設定した場合は、クレジットカードでいくら買物をしても、月々の返済は2万円まででいいということになります。つまり、12万円のものを買っても、毎月2万円ずつ返済していけばいいということになります。

もちろん、購入したものの代金総額が2万円を下回っていた場合は、その分しか請求されないので、上限が決まっている返済方法とも言えます。

リボルビング払いとは、分割払いの一種で、購入した代金の大きさにかかわらず毎月一定の金額を返済するのが特徴です。大きな買い物をしても小さな買い物をしても、事前に設定した金額のみを返済する仕組みがリボルビングの骨子になります。

リボルビング払いのメリットとデメリットは何か?

リボルビング払いは、メリットとデメリットが明確に分かれています。使い方を間違えなければ、リボルビング払いは有効に機能するのですが、よく知らない人がリボルビング払いを利用すると、一括で購入したときに比べて大きく損をしてしまうのです。

リボルビングを利用する上で、一番気をつけなくてはいけないのが、毎月の返済額の設定と、購入する金額の釣り合いを取るように心がけるということです。

例えば、毎月の返済額を5万円に設定した人が、毎月平均20万円の買い物をすれば、返済の購入のバランスはマイナス15万円です。つまり、毎月15万円ずつ借金が増えていくようなものです。リボルビング返済では、全ての代金を返済するのにどれくらいかかるか分かりません。

要するに、毎月自分がどのくらいの出費をするのかをあらかじめ知っておき、それにあった返済額を設定することにより、リボルビングの仕組みを最大限利用することが出来るのです。

リボルビング払いのメリットとしてあげられるのが、支払いの手間を省くことが出来るという点です。また、急な出費に対しても強い対応性を持っています。

突然高額な出費が発生して、手持ちではどうやっても工面できないという場合、銀行や消費者金融から借り入れをするという方法もとれますが、審査で弾かれたり、実際にお金を引き出すまでに時間がかかるというケースもあるでしょう。これに比べてリボルビング払いをしている人は、外部から借金をする可能性は低くなります。

リボルビング払いの最大のデメリットは借金の膨れ上がり!

借り入れの知識がある人がリボルビング払いを避けるように忠告する最大の理由がここにあります。

どんなに支払総額が大きくなっても、常に利用者は一定の金額を返済するだけでいいというリボルビング払いですが、言い換えれば、借金がどんなにあっても、一回に少ししか返済しないという状態になりがちなのです。

わかり易い例を上げましょう。100万円の借金があるとします。この借金には金利が設定されており、利率は年利10%だとします。つまり、最初の一年で10万円の利子が発生します。この借金を返済するとしたら、どのようにするでしょうか。

おそらく、多くの人はできるだけ早く元金を減らそうとして、最初にある程度たくさん返済したいと考えるのではないでしょうか。なぜなら、利子というのは、元金に対して発生するだけでなく、利子がついて増えた債務合計にかかってくるからです。

こうした仕組みを「複利」といい、大抵の債務は複利計算方式を取っています。もちろんリボルビング払いのときの債務もこれに該当します。

リボルビング払いをする際に、毎月の返済額は低くなっているケースがあります。表向きの宣伝文句は、「利用者に毎月の負担を少なくして気軽に利用していただきたい」というようなものですが、その本音は「できるだけ長く借金を維持させることで、利子をしっかり発生させて儲けよう」というものです。

当たり前ですが、借金というのは、長く借りれば借りるほど貸している方が得をするものです。リボルビング払いは、まさにこれに該当するのです。つまり、利用者に借金を少しずつ返済させることに貸し手側の意図があるのです。

リボルビング返済のメリットは、急な出費に対して柔軟に対処できる点です。デメリットは、借金の額が大きくなりすぎると返済が追いつかなくなり、返済期間が延びることによって、余計な金利負担が増えることです。

リボルビング払いで利用者が損をしないためには?

ここまでの内容をまとめると、リボルビング返済はやめたほうがいいんじゃないかと考える人も多いとは思います。しかし、リボルビング払いは、ある一つのことにさえ気を配っていればそれほど不利な返済方法ではなくなります。

それは、合計債務が毎月の返済額の5倍以上にならないようにするということです。例えば、毎月の返済額を2万円にしているとすれば、購入金額の合計を10万円までに抑えるようにすることです。

なぜ5倍なのかということですが、正確には、毎月の返済額に占める金利分の割合を一定以下に抑えることが重要になります。極端なことを言えば、毎月の返済額が発生する利子の額より低い場合、一生借金を返済できません。

この金利の考えたかは極めて重要であり、他の借り入れにも応用できます。金利が低い借り入れが優秀だと言われるのは、返済に対して発生する金利の割合が小さいからなのです。
(⇒低金利で借りるなら銀行がいい?

毎回の返済時に、確実に元金が減っていくぐらいの返済額でないと、徐々に借金が膨れ上がり、最終的に返済できなくなってしまいます。借金が10万円の時に5万円返済するのと、借金が100万円の時に5万円返済するのではわけが違うのです。

返済で重要なのは、いくら返済したのがという絶対数ではなく、残りの債務全体に対して何%の返済ができたかということなのです。

先の例で言えば、前者は50%の返済をしたということで大きな意味があり、後者は僅か5%の返済しかしておらず、返済額が小さすぎるということなのです。

効果的にリボルビング方式の返済をする時に利用したい仕組み

リボルビング方式では、毎月決まった額を返済しますが、これしか返済してはいけないという決まりはありません。そこで、可能な限り利用(併用)したいのが、「繰り上げ返済」です。

別名、任意返済とも呼ばれるこの方法は、リボルビング払いをする上で必ず知っておいてほしいものでもあります。

繰り上げ返済とは、毎月好きな時に、別途返済をすることが出来る仕組みのことです。金額は取られないことが多いですが、リボルビングの約定日には指定の金額を支払う必要があり、繰り上げ返済は、言わば+αとしての返済になります。

リボルビング払いの決定は、高額の債務になった時に返済額が小さいままなので、元金の返済時の逓減率が低くなってしまうことでした。繰り上げ返済は、この欠点を補うことが出来る方法でもあるのです。

これを併用することで、お金に余裕がある時や出費によって債務残高が増えてしまった時にできるだけ積極的に返済し、それほど買い物をしなかったときや、お金に困っているときは、リボルビング払いの長所である「債務に対して小さい負担にやり過ごせる」という部分を有効活用するのが望ましい利用方法です。
リボルビング返済を活用する時に知っておくべきことは、常に自分がいくら借金があるかを把握し、借り入れ額と返済額のバランスをとることです。バランスが崩れたときには、繰り上げ返済を活用して、金利ばかり返済してる状態にならないように心がけましょう。

リボルビング払いはどんな人が利用するのか得になりやすいの?

リボルビング払いは、利用する人の購入頻度や返済額、収入等によって、大きくその価値を変えるものでもあります。言ってみれば、人を選ぶ仕組みなのです。

どの借金や買い方にも言えることですが、その人にあった制度や仕組みを活用しないと、どんなに優れた仕組みもきちんと機能しません。

リボルビング払いという仕組みはその中でも特に癖が強く、得をする人と損をする人がはっきり分かれるものなのです。だから、よく知らないのみ安易にリボルビング払いを選択すると、その長所を活かすことが出来ずに損をしてしまい、その結果「リボルビング払いは良くない返済方法」と安直に思い込んでしまうのです。

リボルビング払いを利用するのに適している人、相性がいいと考えられる人は、「毎月の支出が不安定なタイプ」です。

このタイプの人は、カードローンなどの契約するのが多いのですが、リボルビング払いは、債務が小さいときにはカードローンよりも利率が低く、出費が大きい時に借り入れを繰り返すカードローンよりも使い勝手が良いのが特徴です。

借金をして一番怖いのは、返済できなくなる多重債務という問題です。リボルビング払いは、どれだけ債務が増えても返済額が一定という性質上、この危険性を孕んでいます。それを忘れないようにするとともに、すりあげ返済を活用し、「リボ払いで金利だけを返済し続ける」という事態にならないように注意しましょう。
【参考ページはこちら】
キャッシングの危険性はどんなところ?

リボルビング払いは、利用者が明確な目的を持って利用しないと損をしやすい仕組みです。借金に対して常に一定の返済しかしないということは、賢い活用をするためには、その返済額をいかに適切に決めることが出来るかにかかっていると言っても過言ではありまえん。

自分がいつも毎月にどのくらいの買い物をするかをある程度把握し、無理のない返済額を決められてこそ、リボルビング返済の真価を発揮できるのです。

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