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キャッシングしてても車ローンは組める?よくある疑問の答えとは

必要な時に簡単な手続きで現金の借り入れができるキャッシングは非常に便利なサービスです。しかし、いかに手軽で便利とは言えそれが借金であることは間違いありません。

普段は何気なく利用していても、車のローンのような大きな借り入れをしようとしたときには、キャッシングでの借り入れが影響するのかどうか不安になってくる方もいらっしゃるかもしれません。

《キャッシングで借り入れがあると車のローンが組めない》などと巷では言われることもありますが、実際のところはどうなのでしょうか?

ここでは気になる自動車ローンへのキャッシングの影響について、詳しく解説していきましょう。
(⇒車ローンの疑問はここで解消!

やっぱり影響アリ!?こんな人は車ローン組めないかも

結論から言えば、やはりキャッシングで借り入れがあると車のローン審査には少なからず影響があることは否めません。

とは言え、キャッシングでほんの少しでも借り入れをしていると絶対に自動車ローンは組めない!というほど絶望的な状況かというと、それもまた少し違います。

  • 借り入れ額が高額すぎる
  • 借り入れ件数が複数

車のローンを組むのが難しくなるケースとしては、この2つが当てはまります。

逆にキャッシングを利用していても、1社だけで少額の借り入れであれば自動車ローンを問題なく組める可能性は高くなるのです。

高額借り入れはNG!適正な返済割合ってどのくらい?

高額借り入れと言われても、いったいいくら借りれば高額すぎるということになるのか、疑問に思いますよね。

借り入れ額が高額すぎるかそうでないかを判断するに当たっては、明確な金額のボーダーラインがあるわけではありません。本人の年収によって適正な借り入れ額というのはだいたい決まってきます。

一般的に、個人の借り入れによる年間の返済額が年収に占める適正割合は30%前後と言われています。キャッシングでの借入残高と自動車ローンで借り入れを希望する額の合計が、この基準を超えてくると、自動車ローンの審査を通るのはかなり難しくなってきます。

それは、年収の30%というラインが無理なく返済が可能と言える妥当な水準になるからです。

キャッシングも自動車ローンも支払いは分割返済が基本となるため、返済期間が年単位の長期間に及ぶことが想定されます。年間の返済額が年収の30%を超えると、その長期間の返済を確実に完済まで続けていくことは難しくなる恐れがあるとされているのです。

もちろん、自動車ローンを取り扱う業者によって審査基準は異なるので、一概に年間の返済額が年収の30%を超えると自動車ローンは組めないとは言えませんが、1つの目安として知っておいた方がよいでしょう。

また、借り入れ額があまり大きくなくても、生活費の補助などで長期間日常的にキャッシングを繰り返していると、やはり返済難のリスクが高いとして自動車ローンの審査では不利になってしまうことがあります。

《借り入れ件数が多い=危険》の方式が成り立つ理由とは

たとえ金額が大きくなくても、複数のキャッシング業者で同時に借り入れをしているとそれだけで自動車ローンの審査に悪影響を与えることになってしまいます。同じ金額の借り入れでも1社で借りているか複数に分散して借りているかで自動車ローンの審査結果が変わることもあり得るのです。

なぜ複数のキャッシングでの借り入れは、それほどマイナスのポイントになってしまうのでしょうか?

キャッシングでは必ず借入限度額が設定され、それ以上の借り入れはできないことになっていますが、一度契約すれば後から借入限度額の増額を希望することは可能です。

ただし誰もが無条件に借入限度額を増額できるわけではありません。限度額増額にも審査があり、契約期間が短すぎたり借り入れ状況が良くなければ増額は認められないのです。そうなると、もっと借り入れをしたいなら他のキャッシング業者に申し込むしかないということになります。

つまり、複数のキャッシング業者で分散してお金を借りている人は、金銭的に余裕がなかったり、利用状況の悪いハイリスクな要注意人物として扱われることになってしまうのです。

したがって、キャッシングよりも借り入れ額が高額になりがちで審査基準も厳しい自動車ローンでは、非常に審査に通りにくくなってしまいます。

キャッシングで借り入れをしていると、車のローンを組むのに影響することがあります。

例えばキャッシングと自動車ローンを合計した時の年間の返済額が年収の30%を超えるような高額借り入れになる場合や、複数のキャッシング業者で同時に借り入れをしている場合には、返済難に陥るリスクが通常よりも高いとして車のローン審査には通りにくくなるので注意が必要です。

キャッシングの借り入れは隠せない!?信用情報って何?

自動車ローンの審査でキャッシングの借り入れを申告しなければ、ばれずにローンを組めるのでは?と考える人もいるかもしれません。

しかし実際にはキャッシングでの借り入れを隠して自動車ローンを組むことは残念ながら不可能です。

キャッシングのような個人の借り入れに関する履歴は信用情報と呼ばれる重要なデータです。
信用情報は専門の信用情報調査機関で管理されており、本人以外にも融資などの取引を検討する企業であれば情報照会を行うことができる仕組みになっています。

信用情報には、キャッシングを申し込んだ時点から詳細な借り入れ状況に至るまで、ほとんどすべての借り入れに関する情報が網羅されています。すでに契約を解除したり、カードは持っていても今現在借り入れをしていないというキャッシングでも、信用情報を見れば過去に利用していたことはわかるようになっているのです。

自動車ローンの審査でも信用情報は必ず確認されるので、キャッシングなど他の借り入れがあることを隠し通すことは絶対にできません。

むしろキャッシングでの借り入れを隠して自動車ローンに申し込んで、信用情報によってその事実が露見した場合、虚偽の申告をしたとして審査を落ちる理由になってしまうこともあり得ます。特に他社借り入れに関する情報は審査に大きな影響を与える要因となるので、嘘やごまかしが後から発覚すると一気に印象が悪くしてしまうのです。

たとえ不利な情報でも、ローンの申し込みをするときにはすべての事実を包み隠さず伝えるのが原則です。

キャッシングで借り入れしていることを隠して自動車ローンを組めないかと考えてしまうかもしれませんが、それは不可能です。

キャッシングでの借入履歴は信用情報として調査機関で管理されており、車のローン審査では必ずチェックされます。したがって、隠そうとしても必ず審査の際にキャッシングで借入があることはばれてしまいます。

結果として審査で悪印象を与えてしまうだけなので、ローンを申し込むときには不利になることでも真実を伝えるようにしてください。

過去の借り入れも影響する!?ブラックを正しく知ろう

今現在キャッシングでの借り入れがなくても、過去に利用したキャッシングが自動車ローンの審査に影響することもあります。

と言ってもただ単に過去にキャッシングを利用していただけでは自動車ローンが組めなくなるということはあまりありません。問題となるのは、過去のキャッシングの借り入れに関して何らかのトラブルを起こしてブラックになってしまっている場合です。

ブラックというのは、正しくは信用情報に事故情報が登録されている状態のことを指します。事故情報として登録されるトラブルには、主に以下のようなものが当てはまります。

  • 長期延滞(2~3か月以上)
  • 債務整理(任意整理・個人再生など)
  • 自己破産
  • 保証会社による代位弁済
  • カードの強制解約

信用情報に事故情報が記録されてブラックになってしまうと、基本的にはキャッシングも自動車ローンも含めてほとんどすべての借り入れ審査に通らなくなってしまいます。

過去にトラブルを起こしたことがあるということは、再び同じような状況に陥るリスクが通常の人よりも高く、融資を実行するべきではないと判断されてしまうのです。

ブラックから抜け出すのは可能?事故情報の仕組み

ブラックになってしまうのには自分にも責任があるとはいえ、一度の失敗で一生自動車ローンが組めないとしたらあまりにもペナルティとしては重過ぎると感じてしまいますよね。

実は、一度ブラックになってしまっても一生そのままというわけではありません。信用情報上の事故情報はトラブルを解消して一定の年数が経過すると消去されることになっています。

3つある信用情報機関のどこに情報が登録されているかや、原因となったトラブルの内容によっても必要な年数は異なるのですが、事故情報が確実に消えるものであるということは間違いありません。

内容 消去までの必要年数
長期延滞 1年~5年
債務整理 5年
自己破産 5年~10年
代位弁済・強制解約 5年

主な案件の事故情報消去までの必要年数は上記の表のように設定されています。

事故情報が消えてブラックではなくなれば、自動車ローンの審査に通る可能性も出てきます。

ただしローンを取り扱う業者によっては過去にブラックであったことを問題視するところもあるかもしれません。不安な方は、車の購入を検討する際にディーラーに事情を話して借り入れ先の相談をしてみることをおすすめします。

また、事故情報は元となったトラブルを完全に解消しない限りどれだけ期間が経過しても自動的に消えることはないので、借り入れに関する問題は絶対にそのまま放置しないようにしてください。

今現在キャッシングで借り入れをしていなくても、過去の利用において長期の返済延滞や債務整理といったトラブルを起こしてブラックになってしまっていると、自動車ローンの審査には通らなくなってしまいます。

ただしブラックというのは信用情報に事故情報が登録されている状態なので、事故情報が消去されればブラック状態ではなくなり車のローンを組める可能性も出てきます。

事故情報はトラブルの解消から必要年数が経過すると消去されることになっているので、ブラックの原因となったトラブルは放置せず解決するようにしてください。

車ローンを組みたいなら、キャッシング利用は慎重に

手軽に借り入れができるキャッシングはとても頼りになることは間違いありませんし、利用すること自体には何の問題もありません。

しかし車のローンを組もうと思うなら、残念ながらキャッシングでの借り入れによる影響は決して小さいとは言えないのが現状です。場合によっては過去の借り入れですら自動車ローンの審査結果を変えてしまうことがあります。

いずれローンを組んで自動車を買うことがあるかもしれないという方は、ぜひキャッシングの利用には慎重になってください。

キャッシングはその便利さからついつい本当は必要のない借り入れまでしてしまいがちです。借りすぎや返済難による借り入れトラブルには陥らないように注意して、自動車ローンを組むのに影響の出ない範囲でキャッシングを活用しましょう。

【参考ページはこちら】
車のローン審査に甘い・辛いはある?

借りすぎや複数借り入れ、ブラックなどキャッシングでの借り入れが原因で車のローンを組めなくなることがあります。

手軽にお金が借りられるキャッシングではついつい必要以上の借り入れをしたくなってしまいますが、将来的に自動車ローンを組むことを考えているのであれば審査に影響するような利用の仕方は避け、慎重に借り入れするべきでしょう。

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