カーローンを利用する際、どうしても避けることが出来ないのが審査です。審査に通過しなければ、カーローンを利用することはできません。
カーローン審査では、現在の収入はもちろんですが、現在や過去のキャッシング利用も大きく影響してしまうということは知っていますか?
カーローン審査で不利にならないためにキャッシングをどう利用すれば良いのか、どこに注意したら良いのか、そのポイントをしっかりと押さえておきましょう。
自動車購入時に現金一括購入できない際に利用するのが、カーローンです。自動車は高価なものですから、なかなか一括購入できないという人の方が多いかもしれませんよね。
しかし、カーローンを利用するためには審査を受けなければいけません。まずは、カーローンの審査通過のためのポイントをチェックしておきましょう。
安定した収入は、返済を行っていく上で必要不可欠なものですよね。高額な年収が必要というわけではありませんが、ローン返済が無理なく行える程度の安定した収入が必要となってきます。
あとは、ブラックではないということも重要となります。ブラックというのは、次の実績があり個人信用情報機関に登録されている状態のことです。
これらの実績があれば、返済能力が欠けている、信用できないという判断となり、審査通過が難しくなってしまうのです。カーローン審査通過のためには、これらのポイントを押さえておくことが必要不可欠だと言えるでしょう。
安定した収入、と聞いても実際どのくらいの収入があれば安定していると判断されるのかイメージできませんよね。
実は、安定した収入というのはその年収額ではなく毎月一定額を得ることが出来る、という点が重要視されます。が
収入の安定性を判断する要素としては、主に次の3つが挙げられます。
雇用形態はパートやアルバイトよりも正規雇用の方が安定していると判断され、勤務先も中小よりは大手の方が安定して得られると判断されることは想像できますよね。
しかし、ここで1番のポイントとなってくるのは勤続年数なのです。正規雇用1年目の人よりも、パートやアルバイトの勤続年数3年という人の方が収入が安定していると判断されるケースがあるためです。
なぜ勤続年数が重要視されるのか、それは勤続年数が長ければその収入をこれからも継続して得られると判断できるためです。
勤続年数1年未満という状態は、試用期間で解雇されてしまう、合わなくて辞めてしまうという可能性がゼロではない、そのような心配をされてしまうのです。
収入の安定性は、勤続年数が大きなポイントとなるということを覚えておきましょう。
では、カーローン審査にキャッシングの利用が影響する理由について考えていきます。まずは、現在キャッシングを利用している場合について考えてみましょう。
キャッシングを利用している、つまり毎月何らかの返済が発生する可能性があるという状態になります。この状態だと、カーローンの返済がプラスされることで返済負担が増え、返済自体が苦しくなる恐れがありますよね。
キャッシングとカーローンとの併用は多重債務と同じような状態となってしまうので、審査を受けるにあたって不利に働いてしまうのです。
キャッシングを解約し、カーローンを申し込んだ方が審査では有利となります。
(⇒キャッシングがあると車ローンは利用できない?)
次に、過去にキャッシングを利用した場合について考えてみましょう。その際、審査で影響が出るのは次のケースです。
まず、個人信用情報に延滞や債務整理といった事故情報が登録されていればアウトです。カーローン審査に通るのは不可能だと考えておきましょう。
また、個人信用情報には毎月の返済・支払状況も登録されています。1日でも返済が遅れれば、その事実が分かるよう記号が登録されるのです。
延滞は61日、または3か月以上返済が遅れた状態を指していますが、返済遅れがちょくちょく実績として残っていれば、返済能力が不安視されてしまう要因となります。結果的に、審査で不利になってしまうのです。
いずれにしても、キャッシングの利用があること自体が審査で不利になってしまう、また過去のキャッシングの利用状況が審査に影響してしまうということは確かなのです。
カーローン審査で不利にならないようにするためには、まずキャッシングで問題を起こさないこと、そして現在あるキャッシングを全て完済し、出来れば解約することが望ましいと言えるでしょう。
キャッシングを利用する際は、きちんと完済してカーローン審査に支障が出ないようにしておきたいですね。現在キャッシングを利用している場合は、その金額次第で返済能力が不安視されてしまうようです。
不要であれば解約するなど、対応した方が良いのですね。
カーローンは、利用目的が制限されている借入ですよね。一方、カードローンは利用目的が自由となっています。つまり、カードローンの限度額次第では車の購入資金として利用することもOKなのです。
では、カーローンとカードローン、車の購入に適しているのはどちらなのでしょうか。実は、それは利用する金額とタイミングによると言えます。
まず押さえておきたいのは、カードローンよりもカーローンの方が低い金利で利用できるという点です。
カーローンとカードローン最大の違いは、利用目的が決まっているかどうか、という点です。カーローンは、目的に応じた金額しか借入することが出来ません。見積書や請求書を提示し、その金額を借り入れするのです。
希望額を多めにするということが出来ず、そのとき必要だと分かっている金額が借り入れ額となります。だから金利が比較的低めに設定されているのです。
追加で借り入れが必要な状況となっても、元々の希望額を増額するというのは簡単ではないというデメリットがあります。
もし、購入資金について自己資金である程度対応でき、不足分のみを賄うということであれば、利用目的自由のカードローンでの対応も便利かもしれません。
すでにカードローンを利用しているのであれば、カーローンを申し込む手間が省けます。また、高額でなければ返済の目途も立てることができるはずです。使い勝手が良いのが、カードローンの魅力ですからね。
カードローンを利用するかカーローンを利用するかについては、その金額と利用目的、返済負担などを総合的に判断して決めると良いでしょう。
カーローンは、銀行やディーラーが取り扱っています。銀行のカーローンの場合、担保なしで利用できるものも多くあるのですが、ディーラーが取り扱っているカーローンは購入する自動車を担保としていることが多いのです。
担保を必要とするカーローンの担保は、購入予定の車となりますので、別途資産が必要というわけではありません。ただ、車を担保としている以上、返済が難しくなれ車を差し押さえられてしまうというリスクは考えておきましょう。
銀行が取り扱っているローンは、総量規制の対象外となります。ですから、無担保でも信用による借入が可能となっているわけです。ただし、高額な借り入れとなりますので審査は甘いものではありません。
先ほど紹介した、カーローン審査に通るための3つのポイントはしっかりと押さえておきましょう。
一方、担保ありのカーローンは比較的審査に取りやすくなっています。ディーラーが取り扱っているので総量規制の対象とはなるのですが、担保貸付は総量規制の対象外です。
収入の3分の1を超える金額でも利用できますので、安心してください。カーローンを選ぶ際には、担保の有無について確認しておくようにしたいですね。
カーローンは担保が必要なもの、不要なものがあるようですから、自分が利用する予定のローンがどのような内容になっているのかしっかりと確認しておく必要がありそうです。
キャッシングの利用がカーローン審査に影響してしまうということを紹介してきましたが、逆にカーローン利用中にキャッシングを申し込んでも、同じように審査に影響があります。
その理由は、やはり返済能力が不安視されるためですね。カーローン返済中は、新規キャッシングの返済が苦しくなる、滞るリスクがあります。だからこそ、新規キャッシングの審査に通りづらくなってしまうのです。
新規キャッシングを検討する場合は、カーローン完済後が望ましいですね。
ちなみに先ほど紹介しましたが、カーローンは購入する車を担保として借り入れをするものもあります。返済できなければ、購入予定の車を手放すことになりますので気を付けてください。
カーローン利用時には、必ず返済できると思われる金額を利用すること、これをしっかりと心がけておきたいですね。
どのような目的でも、キャッシングをする際には計画的に行うということを基本として考えるようにしましょう。
【参考ページはこちら】
車を担保にキャッシングするのはNG?
お金を借りる際には計画的な利用を心がけ、返済に遅れずにきちんと完済できるよう注意しておくことが、新規ローン審査をクリアするポイントとなるということを覚えておきたいですね。
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自分が返済能力があると示すために、収入の安定性、そして与信に問題がないということを示すようにしなければいけません。