金利というのは、銀行であれば全体的に低金利で設定されていますので、金利にこだわっている人は銀行を利用しているケースが多いです。
しかし、それほど金利は大事でしょうか?金利は良くてもサービスが良くない、借入が少ないため使い勝手が悪いことだってあります。そのため、金利のみで業者選びを進めるのはあまり良くありません。
可能であれば、どのような業者を選ぶのが正しいのか、そのことについても学んでおいたほうが良いです。なので、今回の記事を参考にして、そのような業者選びを行えるようになっていただければ幸いです。
(⇒キャッシングの金利についてもっと詳しく!)
どれほど金利が安い場合でも、「審査にまったく通らない」のでは意味がありません。
このような心理上の問題があるため、審査に通ることが難しいと知っている業者で、キャッシング申込をされている人は多いとされています。
ですが、このような行為を繰り返してキャッシング審査に通ろうとするのはNGです。
というのも、以下のような審査上の評価が発生するため、段々と審査に通りにくい状況に陥るからです。
何度も審査を申込んでいる人は、このような「デメリット」が存在することを知っておきましょう。また、「拒否と低評価は似ている」ように感じるかもしれません。
ですが、拒否となってしまうと「他の業者」でも同じ扱いになりやすいため、何度もキャッシング申込をされていると、かなり審査上では評価されにくい状況となってしまいます。
金利が安い業者でキャッシング契約を組めるというのは、借りる側にとってはありがたいことです。
(こちらもご参考に→利息を大幅に抑えられる方法がある?)
ですが、異様なほど金利が安い場合はなにかあると思ったほうが良いでしょう。
具体的な問題では、以下のような問題が発生してしまうこともあります。
上記については、「悪徳業者」などで発生しやすいとされているため、なるべく金利が安いという広告や情報には飛びつかないほうが良いでしょう。
高い金利に関しても「違法金利」で契約更新となる可能性があります。
通常の金利は20%以内で設定するよう法律で決まっていますが、違法金利で運営されている業者では20%超の金利設定の場合が多いです。
あまりにも高い金利が設定されている場合、返済などが完全に対応できなくなるケースもあります。この場合、業者から「何度も取立」されるといった迷惑をかけられることがあるので、そのことに注意して利用を控えるのが賢明です。
また、悪徳業者でない場合でも倒産してしまうケースがあります。
倒産してしまった場合、借金が完済となっていない場合には「借金情報が残ったまま」で、業者とも連絡がつかず迷惑を被ることがあるので注意してください。
消費者金融は、一定期間無利息というカードローン、キャッシングの販売も行っています。
他にも、クレジットカードの販売もクレジットカード会社と提携して行っているので、クレジットカードを利用してリボ払いで返済されている場合は、銀行並みに金利が安い状況でお金を借りることもできます。
一定期間無利息というのは、そのまま無利息期間付きカードローン、もしくはキャッシングという名称で販売されています。
このようなサービスを無利息サービスと言うのですが、今では有名なサービスでもあるので、大手消費者金融であれば対応していることが多いサービスとなっています。
1ヶ月間、もしくは半年間においてカードローン、もしくはキャッシングの利用による利息が無利息になるサービスのことです。
一度契約してしまうと、再契約の際に無利息サービスを利用することができなくなりますが、それでも1ヶ月間以上で無利息となるため、今では老若男女から支持されているサービスとなっています。
このようなサービスは銀行では対応していないことが多いです。なので、銀行のみ金利が安い金融商品を販売している・・・というわけではありません。
インターネットや銀行(店舗)の窓口には、「低金利商品の広告」が貼りだされていたりしますが、あまりこの情報は信用しないほうが良いでしょう。
実際に商品内容をインターネットなどで確認したほうが賢いです。
低金利が謳われているキャッシング審査では、以下の条件を満たせない人の場合、審査そのものを申込めないというケースが多いです。
要約すると、「パートやアルバイト、主婦、学生はお断り」という内容です。
パートやアルバイトの方であれば、ギリギリ審査基準(条件)を満たせるかも知れません。ですが、大半の人は合格するチャンスがない・・・と思っておいたほうが良いです。
(⇒キャッシング審査基準を満たす職業とは?)
というのも、このような金利が安いことを謳っている商品の場合、「特定の立場の人に対して販売」しているケースが多いからです。
特定の立場というのは、以下に該当する職業を指して言っている場合が多いです。
低金利というと、「10.0%未満」のものを指して言われていることがありますが、そのような金利設定の商品はほとんど存在しません。
金利というのは、低金利で知られている銀行でも4.0%~14.5%程度で設定されています。
4.0%で借りられれば低金利・・・と思ってしまいますが、実はこの金利の幅は「変動型金利」を指しているだけで、人によっては借入額に関係なく4.0%もありえる・・・という意味ではないのです。
銀行で採用されている金利設定なのですが、4.0%~14.5%となっていても、基本的には14.5%で設定される可能性が高いです。
金利は「借入額に応じて設定される」ため、借入額に応じて4.0%~14.5%の範囲で金利設定を行うことを変動型金利と言います。
銀行にもよりますが、100万円以上の借入がない場合は「12.0%以上」で金利設定されます。
銀行を比較してみると、金利そのものの差も大きく違うことがあります。
なので、「低金利と謳っている」銀行は必ず金利が安い・・・とは言えないだけでなく、「極端な金利差も生じない」ことが多いのです。
項目 | 一般的な銀行 | 低金利の銀行 |
---|---|---|
金利(年率) | 4.0%~15.0% | 3.0%~13.0% |
※ 特定の銀行で比較を行っているわけではありません。表は目安としてお使いください
なので、低金利を謳っている銀行であれば低金利というわけではありません。実際に金利差を確認して、自分に合ったキャッシング選びを進めたほうが賢明です。
大手銀行は、消費者金融並みに審査スピードが速いです。
比較してみると一目瞭然なのですが、今では大手銀行でも以下のような審査スピードで審査を行ってくれます。
大手銀行の場合、即日融資に対応していない銀行がほとんど存在しません。
決められた時間内にキャッシング申込が完了した場合、即日で審査・回答を行うというサービスです。
13時、もしくは14時までにキャッシング申込が完了していると、即日融資に対応している業者では即日融資に対応してくれます。
即日融資を通じてキャッシング契約を組むと、時間を無駄にせずキャッシング契約を組むことができます。
昔は銀行では対応しておらず、主に消費者金融で対応しているサービスでした。
今では、大手銀行を中心として銀行でも対応するようになっているだけでなく、ネットから審査申込を行うことまで可能となっています。
パソコンやスマートフォンをお持ちの場合、自宅や外出中でも審査の申込が行えるようにもなりました。
金利が安いことにこだわる場合、「銀行でキャッシングを組むのが理想」です。
ですが、確実にキャッシング審査で通るようにするために、あえて消費者金融で契約を組むのも賢いでしょう。
これを「実績作り」と言います。
主にローン契約を組んでから、完済し終えることを言います。
もしくは、ローン契約中で安定して返済を行っている場合も実績となります。
実績作りを進めていくと、以下のようなメリットが発生しやすくなるため、近年ではキャッシング、クレジットカードで実績作りをされている人が増えてきました。
このようなメリットが発生するのですが、期間的には「半年以上」で実績作りをしなければいけません。
また、借金件数をいたずらに増やすようでは逆効果です。以下についても注意をはらい実績作りを進めていきましょう。
ただし、実績作りを意識している場合は消費者金融を利用するのも悪くありません。消費者金融で審査に通っている人は多く、また大きな借入が難しいため返済もスピーディーに行えます。
金利が安い銀行を探していると、「銀行や消費者金融より金利が安い」と宣伝している業者を見つけることがあります。
ですが、大半は悪徳業者やヤミ金のため利用は控えておいたほうが良いでしょう。
違法性の高い商品を販売している貸金業者のことをヤミ金と言います。
金利では「トイチ、トサン」が有名で、トイチの場合は「10日で1割の利息が発生」し、トサンの場合は「10日で3割の利息が発生」します。
返済対応が非常に難しく、返済で長く遅延してしまった場合、別の業者で借金させられる危険性まである業者のため、警察などでも利用や連絡を行わないよう、注意を呼びかけている業者です。
特に以下のような謳い文句で販売されているキャッシングは、「危険だと判断」し連絡なども一切行わないほうが賢明です。
上記の文面ですが、「正常に運営している業者では使われることがない」ので、危険かどうかについても一目で判断できます。
最初から違法性の高い金利で貸付を行うことを目的としているため、商品内容にある「金利が安い商品」もすべて嘘です。
金利というのは金利が安いことばかりに注目せず、「それ以外」に注目したほうが、都合の良いキャッシング選びにつながります。
具体的な判断方法では、キャッシングの金利が2種類以上存在する場合は、都合の良いキャッシングと考えて問題ありません。
なぜ2種類以上の金利が存在するだけで、それほど都合の良いキャッシングと判断できるのか?というと、「申込みやすい金利のプラン」を用意している可能性が高いからです。
例えば、以下のような形で2種類のキャッシングが販売されていたりします。
通常のキャッシングは、金利設定が定められているキャッシングのことです。
無利息キャッシングは、「一定期間内の利用であれば利息が発生しない」キャッシングです。
このようなキャッシングは、「新生銀行レイク、大手消費者金融」で販売されている商品となっていますが、特徴としてキャッシング審査の実績がかなり多いという特徴があります。
このような構成で金融商品が売られていることが多いため、2種類以上の金利を用意している業者では審査に通りやすいのです。
なので、金利が安いと感じる商品を適度にそろえている業者を利用したほうが賢明でしょう。そのような業者の中で、長く選ばれ続けている業者が大手の消費者金融です。
もし、銀行や消費者金融より「金利が安く、審査で通りやすい」金融業者を探しているのであれば、エリア内の「信用金庫」で業者選びを進めてみると良いでしょう。
地域のことをエリアと言います。
地域とは県内、都内の一部という意味ではなく、「限定的なエリア」を指して使われています。そのため、東京都をエリアとしている場合、隣県も含めてエリアという場合まであるのです。
信用金庫で取り扱われているキャッシング情報については、以下の表を参考にしてください。
業者名 | 東京信用金庫 |
---|---|
商品名 | カードローンJOY |
融資限度額 | ・10万円 ・30万円 ・50万円 ・100万円 ※ 上記から希望のコースを選択 |
金利(年率) | 11.50%(※) ※ 保証料含む |
審査基準 | 下記条件をすべて満たす必要あり 1.満20歳以上満65歳未満の方 2.当金庫の営業地区内に住所を有する方 3.当金庫の営業地区内に勤務先、事業所を有する方 4.保証会社の保証を受けられる方 5.当金庫所定の条件を満たす方 |
お使いみち | 自由(※) ※事業性資金は除く |
お借入期間 | 3年ごとの自動更新(※) ※70歳を超えた場合は借入期間の更新はできない |
ご用意いただくもの | ■本人確認書類 ・運転免許証 ・健康保険証 ※ 提出はどちらか1枚のみでも問題ない ■その他 ・総合口座(普通預金)のお取引印鑑 ※ 口座をお持ちでない方は新規のご契約が必要 ※ 100万円コースの場合は所得証明書類の提出も必要 |
保証会社 | 一般社団法人しんきん保証基金 |
信用金庫はエリア内で生活(勤務)されている方であれば、審査に通る人が多いことでも有名です。
また、返済に対して自信がない人向けに「選べる4コース」まで用意されています。
金利に関しても低金利設定と言い切れる「11.50%(※)」となっているため、金利に関しては他より低金利のものを選択したい・・・と考えている人にオススメできる業者でもあります。
※ 商品内容は各信用金庫で誤差が生じることもあります
【参考ページはこちら】
本当の意味での低金利キャッシングとは?
ですが、消費者金融でも一定期間無利息といったサービスを提供しているので、1ヶ月間、もしくは半年間の利用であれば、利息が発生しない状況でお金を借りることが可能なのです。
このような金利には一長一短があります。なので、危険性がなく自分に適していると感じる金融商品を選びましょう。
逆に金利が安すぎる金融商品は危険です。悪徳業者では、危険な金融商品を販売しているので、このような金利が安すぎる商品に目移りしないよう、注意することも大事でしょう。
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ですが、金利が安い場合にはキャッシング審査の審査基準も厳しく設定されているため、審査基準を見落とすことなく業者選び、キャッシング選びを進めたほうが良いでしょう。