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手数料はいくら?本当の意味の低金利キャッシングとは何か

お金を借りるなら、支払う利息は少ない方がいいですよね。そのため、表示されている金利がもともと低い、低金利キャッシングが人気です。

ですが、よりお得にキャッシングをしたい時に、金利以外にも考えに入れなければいけないことが他にもあります。それは、キャッシングをする場合、利息以外にもお金が必要な場合があることです。

利息以外にお金が必要な例としては、ATM利用手数料や、返済に銀行振込を利用する場合の手数料などが挙げられます。

そこで、本当の意味で低金利でお金を借りるためにはどのような点をチェックすればいいのか、確認しましょう。

表示されている実質年利を元に考えると低金利なのは銀行系!

では、表示されている金利を元に低金利のキャッシングを探す方法から見ていきましょう。これは、目で見てそのままなので、わかりやすいですね。

キャッシング商品の金利は商品ごとに違うのですが、その金利はわかりやすくホームページなどに記載されています。そのため、低金利の商品を利用したいなら、その金利を比較して表示されている金利が低いものを探せばいいわけです。金利が低ければ、それだけつく利息も減りますので、お得に借りられるんですね。

もちろん、これは借り入れしたいと思う商品をそれぞれ比較すればいいわけですが、膨大な商品がある中、どのような商品に目をつけて探せばいいのかが難しいところですよね。そこで、目安とするために、様々な商品の種類によって金利がどれくらいなのかを見ていきましょう。

ただし、金利は利用限度額が高くなるほど低めになる傾向にあります。そのため、単純に金利だけを比較するのではなく、利用限度額と合わせて確認してみたいと思います。

大手消費者金融の場合

まずは、大手消費者金融の金利の傾向から見ていきましょう。大手消費者金融の商品の特徴はカードローン形式になっていることで、利用限度額の範囲内であれば何度借り入れをしても構いません。そのため、たびたび融資を受けたい人に向いています。

基本的には専用のローンカードを発行して、それを利用して借り入れをするのでカードローンという名前なのですが、最近ではカードレスでの取り引きができる方法を合わせて導入しているカードローン会社も出て来ています。

大手消費者金融の金利は、以下の通りです。

消費者金融名 金利 最大利用限度額
アコム 3.0~18.0% 800万円
モビット 3.0~18.0% 800万円
アイフル 4.5~18.0% 500万円
プロミス 4.5~17.8% 500万円
ノーローン 4.9~18.0% 300万円

最大利用限度額が高い商品は、最低金利が低くなっているのがわかりますね。このことから、利用限度額が高いほど金利は低めな傾向にあることがわかります。
(こちらもご参考に→おすすめのカードローン会社情報

中小消費者金融の場合

中小消費者金融の場合、業者によって先ほどご紹介したカードローン形式か、それとも一度借り入れをしたらその後は返済のみを続けていく借り方になっているかが違います。カードローン商品を探している人の場合、ここは気をつけたい点です。

また、中小消費者金融の中には地域密着主義を掲げていて、その近隣に住む人しか融資の対象としていないこともありますので、利用条件をよく確認してから申し込みをしましょう。

では、中小消費者金融の金利をいくつかの業者を例に挙げて見ていきましょう。

消費者金融名 金利 最大利用限度額
アルコシステム 15.0~20.0% 50万円(かつ借入総額が年収の3分の1以内)
ライフティ 8.0~20.0% 500万円
ニチデン 7.3~17.52% 50万円
ビアイジ 15.0~18.0% 100万円(50万円を超える場合慎重審査)

中小消費者金融の場合、大手並みの金利のところからそれよりもさらに高めのところもあることがわかります。

大手銀行カードローン商品の場合

それでは、消費者金融ではなく、銀行系カードローンの金利も見てみましょう。まずは、大手の銀行のカードローン商品からです。

銀行名 金利 最大利用限度額
三井住友銀行カードローン 4.0~14.5% 800万円
みずほ銀行カードローン 3.5~7.0%または4.0~14.0%(プランによって) 1,000万円
三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」 1.8~14.6% 500万円
三菱東京UFJ銀行カードローン「マイカードプラス」 14.6% 30万円

これを見るだけでも、大手の銀行のカードローン商品の金利は、消費者金融会社の商品よりも低いということがわかりますね。三菱東京UFJ銀行のように、複数の商品を持っているところもあります。
(⇒銀行カードローンで借りると低金利?

地方銀行カードローン商品の場合

大手の銀行だけではなく、地方銀行の多くがカードローン商品を扱っています。地方銀行にも複数の商品を用意しているところもあります。さらに、トマト銀行のように1つの銀行で6種類ものカードローン商品を扱っているところもあるほど、商品が充実していることもあるんですよ。

ただし、地方銀行ならではの注意点として、地域密着主義を掲げているため利用できるのはその銀行の営業区域内に住居や勤務先がある人という条件がつけられていることが多いことが挙げられます。そのため、その点を踏まえたうえで、地方銀行の商品を利用するかどうかを考える必要があります。

銀行名 金利 最大利用限度額
新生銀行カードローン レイク 4.5~18.0% 500万円
長野銀行カードローン「リベロ」 5.5~14.5% 500万円
トマト銀行カードローン「Q-Li(キューリ)」 3.0~14.5% 1,000万円
東京スター銀行「スターカードローン」 1.8~14.6% 1,000万円
りそな銀行「りそなクイックカードローン」 9.0~12.475% 200万円
島根銀行「しまぎんカードローン」 14.5% 50万円

このように、最大の利用限度額も金利も様々ですが、ここで挙げた商品の中では唯一新生銀行のカードローン レイクの金利が消費者金融並みで、それ以外は低めの金利設定になっていることがわかります。

ネット銀行カードローン商品の場合

最後に、店舗を持たない分人件費などを削減することが可能で、それをサービスに回せるという特徴を持つネット銀行のカードローン商品を見ていきましょう。

銀行名 金利 最大利用限度額
オリックス銀行「オリックス銀行カードローン」 3.0~17.8% 800万円
じぶん銀行「じぶんローン」 2.2~17.5% 800万円
楽天銀行「楽天スーパーローン」 1.9~14.5% 800万円
ソニー銀行「カードローン」 2.5~13.8% 800万円
ジャパンネット銀行「ネットキャッシング」 2.5~18.0% 1,000万円

ネット銀行だからといって必ずしも金利が低いというわけではないのですが、多くのネット銀行で消費者金融と比較すると金利が低めの設定になっていることがわかります。

信販系カードローンの場合

信販系の会社の中にも、カードローン商品を扱っているところがあります。では、いくつかの業者を例に挙げて金利を見ていきましょう。

会社名・商品名 金利 最大利用限度額
クレディセゾン「MONEY CARD」 15.0% 100万円
三菱UFJニコス「ローンカード」 6.0~17.6% 500万円
セディナ「セディナカードローン」 上限が18.0% 200万円

信販系カードローンも、銀行と同程度かそれより少し金利が高めという印象ですね。ちなみに、これらの会社はクレジットカードも発行していますが、クレジットカードの場合ショッピング枠だけではなくキャッシング枠をつけることもできますよね。では、それを使って借り入れをするとお得なのでしょうか?

キャッシング機能を使った場合、金利は以下の通りとなります。

  • クレディセゾン…カードの種類により12.0~18.0
  • 三菱UFJニコス…14.95~17.95%
  • セディナ…カードの種類により上限が15.0~18.0%

この金利も、銀行系カードローンほど低いとは言えそうにないですね。

金利が低い傾向にあるのは銀行系カードローン!

ここまで確認したことから、消費者金融系カードローンや中小消費者金融のキャッシング商品よりも、銀行系カードローンの方が多くの場合金利が低いことがわかりますね。

そのため、表示されている金利を元に低金利でキャッシングをしたいのであれば、銀行系カードローンを中心に探せばいいということが言えます。

それから補足ではありますが、自身に収入のない専業主婦の場合、法律の関係で消費者金融では借りられないことがほとんどです。これは、総量規制という、貸金業者である消費者金融が守っている法律による取り決めで、融資を受けたい人の借入総額が年収の3分の1以内におさまるようにしなければいけないことから来ています。

この決まりは総量規制と呼ばれます。総量規制には例外が設けられていて、その例外を利用して、書類などを提出することを条件に専業主婦にも貸し付けるところもごくわずかながらあるのですが、手続きが煩雑になることから、多くの消費者金融で専業主婦にはお金を貸していません。

そのため、専業主婦でお金を借りたい人は、銀行系カードローンの中でも専業主婦を融資の対象としている商品を選ぶ必要があります。

さまざまな業者のキャッシング商品を比較してみましたが、その結果消費者の商品よりも銀行系カードローンの方が金利が低くなる傾向にあることがわかりますね。

そのため、表示されている金利を元に低金利の商品を探したい時には、銀行の商品を当たってみる方がいいということが言えます。

意外にかさむ!ATMなどの手数料も考慮に入れて返済総額を考えよう

ここまで見てきたように、傾向としては全体的に銀行カードローンの金利が低いことがわかります。そのため、低金利で借り入れをしたい人は銀行系カードローンを中心に商品選びをすればいいのですが、支払総額を減らしたいならさらに考慮すべきことがあります。

では、どのような点を考慮すればよりお得に借り入れができるのか、詳しく確認しましょう。

手数料がかかる場合もある!何度も利用すればかなりかさむことも?

お金を借りる方法には、様々なものがあります。例えばATMを利用する、振込キャッシングを受けるなどです。また、返済にもさまざまな方法があり、ATMから返済ができたり口座引落で返済ができたりします。

実は、これらの方法を利用する際、手数料がかかる場合があることを皆さんはご存知でしょうか?

これは利用する方法によっても違いますし、また利用するキャッシング商品によっても違います。では、手数料についての取り決めがどうなっているのか、消費者金融よりも低金利の銀行カードローンを例に見ていきましょう。

借り入れ方法・返済方法による手数料の有無

まずは、三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」です。ATMを利用して借り入れをする時は、専用のローンカードを使います。

  • 借り入れ方法…ATMの利用・振込(いずれも無料)
  • 返済方法…自動支払い・ATMの利用・振込(振込の場合のみ手数料必要)

バンクイックでは、手数料が必要なのは振込による返済方法を選んだ場合のみですね。ただし、インターネットバンキングである三菱東京UFJダイレクトを利用すれば、手数料は無料で振込が可能です。

次に、三井住友銀行カードローンについて確認しましょう。

  • 借り入れ方法…ATMの利用・インターネットバンキング・自動融資(提携ATM利用時に手数料必要)
  • 返済方法…ATMの利用・口座振替・振込(提携ATM利用時と振込の際に手数料必要)

三井住友銀行の場合、自社のATMの利用時には手数料がかかりませんが、提携ATMを利用すると所定の手数料がかかることが案内されています。また、振込で返済をすると、手数料が発生します。

さらに、東京スター銀行「スターカードローン」のように、その銀行の利用状況に合わせて手数料が発生したりしなかったりするものもあります。

  • 借り入れ方法…ATMの利用(有料だが条件により翌月キャッシュバックあり)
  • 返済方法…口座引落・ATMの利用(口座引落は無料、ATMは有料だが条件により翌月キャッシュバックあり)

東京スター銀行の場合、ATM手数料は無料ではありませんが、条件によっては翌月キャッシュバックを受けることができます。東京スター銀行のATMを始め、提携先ATMも含めて月に8回までの利用ならキャッシュバックが受けられるので、実質手数料は無料です。ということは、8回を超えると手素料がかかるんですね。

また、キャッシュバックが受けられるのは手数料が必要になった月の預金平均残高に対して10%までとなっているため、預金が少ない人は手数料が発生する可能性もあります。

ATM手数料は108円(時間外の場合216円)のことが多いのですが、銀行振込の手数料は銀行によってさまざまです。他行あての振込はかなり手数料がかかることもありますので、返済のたびに手数料を負担していると、思わぬ出費になることがあります。

そのあたりも考慮に入れると、借り入れや返済に手数料がかからない方法が選べる銀行カードローンが狙い目だと言えますね。

表示されている金利は年利!借入期間が短いほど利息は下がる!

それ以外にも、お得に借り入れをする方法があります。その一つが、できる限り借入期間を短くすることです。キャッシング商品で表示されている金利は年利なので、1年間借りるとその金利がつくということになります。ということは、1年未満の借り入れだと、そこまでの金利にはならないということですね。

プロミスの早見表を借りて、借り入れ金額が10万円、借り入れ利率がプロミスの最高利率である17.8%だとしてご説明します。毎回の返済額を1万円にすると、返済は11回で終わり、返済総額は109,043円です。

毎回の返済額を5千円にすると、返済は24回で終わり、返済総額は119,490円です。さらに毎回の返済額を4千円にすると、返済は32回で終わり、返済総額は125,864円となります。

このように、同じ金額のお金を借りても、返済期間が長くなればなるほど支払う利息が増えるわけですね。

毎月の返済額を自分で決めることはできず決まっているものから、最低返済額が決められていてその金額以上ならいくら返済してもいいという返済方式をとっているものまで、返済方法は商品によって違います。

ですが、多くのキャッシング商品で臨時返済もしくは随時返済などと呼ばれる、追加の返済が可能です。余裕がある時に追加返済をすることで、より利息を少なくすることができます。ただし、追加返済の度に手数料がかかるようでは意味がありませんよね。そのあたりも考慮に入れながら、上手に追加の返済を利用したいものです。

また、追加で返済をしたために本来の返済ができなくなったというようなことがあると、後々の借り入れに悪影響ですので、その点にも注意しましょう。

たびたび融資を受けないのなら無利息期間がある商品も視野に!

何度も借り入れをすることを考えると、金利が低い商品の方が当然お勧めです。ですが、たびたび借り入れをするのではないのなら、初回契約時に無利息で借り入れができる期間を設けている商品を利用する方法もあります。

また、新生銀行グループの消費者金融であるノーローンは、一定の条件さえ満たせば何度でも1週間無利息で借り入れができるという、珍しいサービスを導入しています。この商品なら、繰り返し借り入れをする時でも無利息期間が利用できるのでお得感がありますね。ちなみに、ノーローンの金利は4.9~18.0%です。

それでは、無利息期間を設けているカードローン商品の例をいくつか挙げてみましょう。

商品名・発行元など 無利息期間の名称 無利息期間の内容
ノーローン 1週間無利キャッシング 初回もしくは完済日の翌月以降の借り入れが1週間無利息
新生銀行カードローン レイク 2つの無利息ローン 新生銀行での初回の契約なら借り入れ額のうち5万円までを180日間無利息で借りられる、または借り入れした全額を30日間無利息で借りられる
アコム 30日間金利0円サービス 初回契約時にその翌日から30日間無利息で借りられる
アイフル 30日間利息0円サービス 初回契約時にその翌日から30日間無利息で借りられる
プロミス 30日間無利息サービス 契約後、初回出金した日の翌日から30日間無利息で借りられる

消費者金融でよく行われているサービスだと言えそうですが、新生銀行でも同様のサービスが実施されています。新生銀行グループの無利息サービスは、何度でも利用できたり種類が選べたりと、特徴的ですね。

内容を見てもらえばおわかりいただけるように、ノーローン以外での無利息期間は全て初回契約時のみ適用されます。そのため、たびたび借り入れをする予定がないのなら、これらのサービスを活かして金利を削ることも可能なんですね。たびたび利用する人はノーローンのような内容の方が向いていると言えます。

低金利で借り入れしたいならここ!総合的に見てお勧めの商品の例

もともとの金利とATM手数料などの手数料などを含め、総合的に見てお勧めの商品の例としては、三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」があります。

この商品は振込以外の方法を利用すれば借り入れも返済も手数料無料で行えますし、最大利用限度額500万円に対して、金利が1.8~14.6%で低めの設定です。

バンクイック自体が、銀行カードローンならではの低金利であることや、提携先のATMが利用手数料0円で利用できること、最短であれば即日融資が可能なことなどをメリットとして紹介しています。

このように、金利の低さも当然のことながら、手数料を支払わず借り入れや返済ができる商品であることも確認してから借り入れをすると、よりお得にキャッシングすることが可能なんですよ。

銀行を借り入れ先に選ぶ場合はフリーローンなども視野に!

中小規模の消費者金融の商品のように、一度借り入れをしたら返済をするだけという使い方をするローンに、銀行のフリーローンや目的ローンなどの商品があります。もし、中小の消費者金融を視野に入れている人であれば、銀行のこれらの商品を一度見てから借り入れ先を選ぶ方法もありますね。

例えば、三菱東京UFJ銀行の場合、多目的ローンという商品の金利は、現在のところ5.475%です。そのかわり、お金の利用目的がはっきり決まっていて、それが証明できる見積書や契約書、パンフレットなどの書類の提出が必要だという条件は付きます。ですが、これをクリアできればかなり低金利で借り入れが可能ですね。

フリーローンという名称の商品の場合、資金使途を確認する書類の提出が義務付けられないこともあり、お金を自由に使える場合もあります。ですが、そのような商品の場合、金利がはっきりと目的を持ってお金を借りるよりも高めな傾向だと言えます。

例えば北洋銀行のフリーローン商品「北洋フリーローン」がこれに当たるのですが、金利は4.9~13.5%です。おまとめローンとしての利用も可能な、便利な商品です。

お金の借り方によっては、カードローン商品以外を選ぶ方がお得に借りられることもあるので、知っておくと便利ですね。

低金利でお金を借りるというのはもちろんなのですが、金利だけに目を向けていると、支払わなければいけない手数料のことを考慮に入れていないなどということも起こってしまいます。

1回の手数料を負担に思うことはないかと思いますが、度重なればトータルするとかなりの金額になることも考えられます。低金利の商品を選ぶのと共に、手数料についてもチェックしたいものですね。

実はこんな問題点も!金利が低過ぎる業者は悪徳業者の可能性あり!

ここまで様々な業者の金利を見てみましたが、金利の高い低いはあるにせよ、極端に低すぎる金利や高すぎる金利を提示しているキャッシング商品は無く、一定の範囲内におさまっていることがおわかりいただけたかと思います。

それは、キャッシング商品の提供はボランティアではなく商売なので、業者としても儲けが出なければ成り立たないからですよね。合わせて、キャッシング商品を利用するには、必ず審査に通らなければいけません。

業者が審査を行うのはこの人に融資をしてもいいかどうかを見極めるためですが、これも先ほどの金利の話と同じく誰に融資をしても構わないというわけではなく、貸したお金を回収するには、きちんと返済してくれると思える人を選んで融資をすることが大切だからです。

そのため、いわゆるブラックと呼ばれるこれまでに滞納や債務整理、自己破産など返済ができなかった経験がある人や、無職の人に業者がお金を貸すことはありません。

ところが、中には驚くべき低金利での融資を謳っている業者もあります。さらに、ブラックでも融資OKなどとしている場合もあります。これはどういうことなのでしょうか?実は、このような触れ込みで借金を促すのは、悪徳業者の手口です。低金利キャッシングを狙っている人は、この点でも注意が必要です。

悪徳業者ってどんな業者?

そもそも、悪徳業者とはどのような業者なのでしょうか。悪徳業者は正規の営業許可を取らずに経営を行い、法外な金利を請求したり悪質な取り立てを行ったりする業者のことを言います。正規の届け出を行って営業をしている中小消費者金融に混ざって存在していることが多くなっています。

例えば、銀行の場合、融資業務以外にも預金業務や保険業務など様々な業務を行っています。普段から生活に密着している存在なので、安心感がありますよね。また、多くの消費者金融は、正規の届け出を行っている、借り入れをしても問題のない業者です。

ところが、大手や一部中堅規模の消費者金融なら多くの人が名前を知っていて安心して借り入れできるのですが、小規模となると相当数の業者が存在しているので、その全ての名前が知れ渡るということは不可能だと言えます。だからこそ、その中に悪徳業者が紛れこむことができるわけですね。

悪徳業者は闇金とも呼ばれますが、闇金からの借り入れはかなり危険です。

悪徳業者の被害の例

悪徳業者は、驚くべき金利を提示しておいて、実はキャンペーン金利だった等の理屈をつけて高額の金利を請求してくることがあります。さらに、近年では保証料・手数料・仲介料などの名目でお金をだまし取ることもありますし、また信用を作るためだと偽って振込を求める手口も横行しています。

一度借りてしまうと法外な利息のため完済することが難しいという事実もありますし、また契約書などの書類をきちんと作成せずに融資をしたり完済したはずなのに借用書を返してくれなかったりすることで、返済を延々と迫ることもあります。

また、申し込みをする前に何かおかしいと気付いても、すでに電話をかけてしまったなど悪徳業者にこちらの情報が知られてしまうと、延々とダイレクトメールが送られる、電話がかかってくるなどの事実もあります。

取り立てが勤務先にまで来た、家族が返済を迫られたなどの報告もありますので、取り立ての手口もかなり悪質だと言えます。

悪徳業者の勧誘の仕方

悪徳業者の勧誘の仕方としては、とにかく融資が簡単なことを強調しています。例えば、以下のような言葉で勧誘されています。

  • 無審査で融資OK、誰でも借りられます、無職でもOKなど
  • ブラックOK、多重債務者でも歓迎など
  • 消費者金融審査ブラックでも借り入れ可能、借り入れOKなど

つまりは、正規の業者からもうこれ以上お金が借りられない、それでもどうにかしてお金が借りたいという人に対して甘い言葉で勧誘をすることで、借り入れさせるよう狙っているわけです。

また、勧誘方法にも特徴があり、ダイレクトメールを送ってくる、電話で勧誘する、電柱や雑誌などに広告を出す等の方法が考えられます。

悪徳業者の被害に遭わないために!借り入れ前にここだけはチェック

悪徳業者が心配な人は、銀行の商品もしくは名前がよく知られている大手・中堅クラスの消費者金融の商品など、安全性が確認されているところで借り入れを検討しましょう。

それでも、何らかの理由で中小規模の消費者金融を利用したい人の場合、借り入れ先の業者が正規の業者であるか、金融庁のデータベースを利用して検索してみることをお勧めします。

悪徳業者の中には正規の業者の登録番号などを詐称しているところもありますので、電話番号などその他の情報も合わせてチェックすることを忘れないようにしなければいけません。

また、逆の発想で、悪徳業者かどうかを検索する方法もあります。この場合には、日本貸金業協会のホームページにある悪徳業者が検索できるシステムを利用し、借り入れをしようとしている業者が悪徳業者ではないかを確かめることができるんですよ。

とはいえ、悪徳業者ができてすぐの場合は正規の業者として登録していることもあり得ますので、勧誘の言葉や勧誘方法におかしな点はないかなども合わせてチェックしましょう。

金利が低い業者を探しているうちに極端に表示金利が低い業者に行きあたった場合、その業者は悪徳業者である可能性が高いと言えます。

悪徳業者にひっかかると様々な手口でお金を請求され、またしつこい取り立てなどにより精神的にも追い詰められてしまいます。くれぐれも金利だけに目が行って、悪徳業者からの借り入れをしてしまわないよう、注意しましょう。

本当の意味で低金利キャッシングをするなら手数料も視野に入れて!

以上のことから、表示された金利面だけを見るのなら銀行系カードローン商品が金利が低めであるということが言えます。

金利そのものに目を向けて、もともとの金利が低い商品を選ぶことは、低金利でキャッシングをするために大切なことです。

ですが、それだけを考えて手数料を考慮に入れていないと、お金を借りたり返済したりするたびに手数料がかかり、気付けばかなりのお金を余分に支払っていたということにもなりかねません。

そのため、手数料無料で借り入れや返済ができる方法があるかどうかを確かめてから申し込みをすることも、本当の意味で低金利でキャッシングをするためには欠かせないと言えます。

できるだけ支払う金利や手数料を抑えつつ、上手にキャッシングを利用したいものですね!

【参考ページはこちら】
海外キャッシングは意外と低金利?

低金利でキャッシングをすると言えば、金利そのものに目が行きがちです。もちろんそれは大切なことで、もともと金利が低い商品を探すことが前提です。

ですが、それだけを意識していると、手数料を見落とす可能性もあります。手数料もたびかさなればかなりかさみますので、その点にも注意したいものですね。

さらに、低金利に目が行くあまり、危険な業者で借り入れをしないようにすることも忘れないようにしなければいけません。

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