カードローンを選ぶとき、あなたはどんな条件を重要視しますか？
金利や即日融資などのサービス面ももちろん大切ですが、やはり欠かせないのは《手軽に利用しやすいこと》ではないでしょうか？
例えば同じ金利条件で利用できるカードローンでも、運転免許証だけで契約ができるところと、さらに源泉徴収票の提出が必要になるところではやはり後者の方が面倒で不便に感じてしまいますよね。
そんな、より手軽に借りたい方、特に100万円、200万円を超えるような高額借り入れを希望している方に意外とおすすめなのが銀行カードローンです。
（こちらもご参考に→おすすめのカードローン会社情報）
ここでは銀行カードローンが源泉徴収票のような収入証明書類不要で高額借り入れができる仕組みと、実際に収入証明書類がなくても高額借り入れができるおすすめの3つの銀行カードローンについて、詳しくご紹介していきたいと思います。
キャッシングやカードローンといった個人向けの融資サービスを利用する際に、絶対に提出しなければならない書類は原則として運転免許証などの本人確認書類のみです。
そして借り入れ額が高額になってくると、源泉徴収票などの収入証明書類が必要になる場合があります。この収入証明書類が必要になる高額借り入れの基準というのが、実はキャッシング・カードローンの種類によってかなり異なってくるのです。
キャッシング・カードローンは大きく3種類に分類することができます。
このうち上の2つに関しては、一律で借り入れ額が50万円を超えるとなると必ず収入証明書類を提出しなければならないことになっています。
しかし、銀行カードローンではそのように収入証明書類が必要になる金額が統一されているということはありません。100万円、200万円、中には500万円までの借り入れでも収入証明書類不要というところもある…というように、銀行によって収入証明書類が必要になる借り入れ額はバラバラです。
確実に言えることは、銀行カードローンなら収入証明書類無しで消費者金融系や信販系のキャッシングよりも高額の借り入れが可能であるということです。
一般的な印象から言うと、審査が甘そうな消費者金融系のキャッシングよりも銀行カードローンの方が収入証明書類不要で借り入れできる金額が大きいというのは意外な感じがしますよね。
実はこのようなことが可能になるのは、銀行カードローンと消費者金融系などのその他のキャッシングでは管轄している法律が異なるからなのです。
消費者金融系や信販系のいわゆる貸金業者が取り扱っているキャッシングは、その名も貸金業法という法律の規制下に置かれています。
この貸金業法の中にある総量規制という取り決めが、ここでは重要なポイントになります。
このように法律上の取り決めがあるので、消費者金融系や信販系のキャッシング業者は50万円を超える融資を希望する利用者に対しては収入証明書類の提出を要求せざるを得ません。
銀行法の中には、総量規制のような収入証明書類の提出が必要な金額を定める仕組みはありません。つまり、銀行カードローンでは任意で収入証明書類を要する融資額を決めることができるのです。
50万円を超える借り入れがしたいけれど、収入証明書類を提出するのには抵抗がある…という方には、銀行カードローンの中から借り入れ先を選ぶことをおすすめします。
ただし、だからと言って銀行カードローンの方が審査が甘かったり高額借り入れできる基準が低いというわけではないので、その点は注意してください。
（こちらもご参考に→銀行キャッシングはブラックでは無理？）
収入証明書類を提出するのを避けたいという人の中には、単純に書類を用意できないから…という理由の人もいるかもしれません。
収入証明書類としてよく名前が挙がる源泉徴収票は、勤務先から前年度の収入をもとに発行されるものなので、個人事業主や自営業者、あるいは現在の会社で働き始めて1年未満という人には手に入れられませんよね。
実際には、源泉徴収票が用意できないからと言って、収入証明書類が提出できないということにはならないので安心してください。
源泉徴収票以外にも以下のような様々な書類が収入証明として利用できるのです。
このように、役所で発行される収入関係の書類や会社に勤務している人なら必ず手に入る給与明細も、収入証明書類として提出可能です。
銀行によって収入証明書類と認められる書類に多少の違いはあるものの、このうちのいくつかの中から1種類提出でOKというところがほとんどだと思っておいてよいでしょう。
収入証明書類として何を提出するかでカードローンの審査結果が変わるというようなことは基本的にないので、いずれか自分が用意しやすいものを提出すれば全く問題ありません。
それでもやっぱり収入証明書類無しで借り入れできる方がイイ！という方のために、ここからは100万円以上の高額借り入れが本人確認書類のみで可能な銀行系カードローンを3つご紹介しましょう。
まず最初にご紹介するのは、三菱東京UFJ銀行のカードローン《バンクイック》です。広告を頻繁に見かけるので、ご存知の方も多いですよね。
《バンクイック》の基本的な利用条件は以下のようになっています。
●最大融資額●
500万円
●収入証明書類不要で借入可能な金額●
200万円以内
●貸付利率●
| 利用限度額 | 貸付利率 |
|---|---|
| 10万円以上100万円以下 | 12.6％～14.6％ |
| 100万円越200万円以下 | 9.6％～12.6％ |
| 200万円越300万円以下 | 7.1％％～9.6％ |
| 300万円越400万円以下 | 6.1％～7.1％ |
| 400万円越500万円以下 | 1.8％～6.1％ |
最大で200万円まで収入証明書類の提出なしで利用できるうえに、銀行カードローンならではの金利の低さも魅力の1つです。最低1％台の金利で500万円程度の借り入れができるということは、場合によってはマイカーローンなどの目的別ローンよりもお得に借り入れできるケースもあり得るかもしれません。
初めての借り入れ先としてもおすすめできる、誰もが利用しやすい銀行カードローンと言ってよいでしょう。
知名度が高いだけでなく、低金利で最短即日融資、月々最低1000円から返済可能などサービス面も充実しているので、幅広い人が利用しやすいカードローンと言えます。
大手銀行カードローンの中でも、収入証明書類無しでさらに高額の借り入れが可能なのが、三井住友銀行カードローンです。
●最大融資額●
800万円
●収入証明書類不要で借入可能な金額●
300万円以内
●貸付利率●
| 利用限度額 | 貸付利率 |
|---|---|
| 100万円以下 | 12.0％～14.5％ |
| 100万円越200万円以下 | 10.0％～12.0％ |
| 200万円越300万円以下 | 8.0％～10.0％ |
| 300万円越400万円以下 | 7.0％～8.0％ |
| 400万円越500万円以下 | 6.0％～7.0％ |
| 500万円越600万円以下 | 5.0％～6.0％ |
| 600万円越700万円以下 | 4.5％～5.0％ |
| 700万円越800万円以下 | 4.0％～4.5％ |
三菱東京UFJ銀行《バンクイック》と比べると、利用限度額ごとの金利は少しだけ高めではありますが、最大融資額・収入証明書類不要な金額ともにより高額に設定されています。
こちらもローン契約機を利用すれば最短即日融資可能と利便性は十分です。特に三井住友銀行ですでに口座を持っていてインターネットバンキングを利用している方なら、すべての手続きをWEB完結で済ませて手持ちのキャッシュカードで借り入れをすることができるようになります。
安心感のある大手の銀行で収入証明書類無しで200万円を超える高額借り入れをしたい方や、もともと三井住友銀行の既存ユーザーの方には、三井住友銀行カードローンがおすすめです。
また三井住友銀行の口座があり、インターネットバンキングを利用している方ならキャッシュカードで借り入れが可能になるなど、通常よりもスピーディかつ便利に利用できるようになっています。
収入証明書類不要で借り入れできる金額の上限であろうと言える条件設定をしているのが、静岡県を中心に展開しているスルガ銀行のカードローン《リザーブドプラン》です。
●最大融資額●
800万円
●収入証明書類不要で借入可能な金額●
500万円以内
●貸付利率●
3.9％～14.9％
最大融資額800万円までのうち、500万円までは収入証明書類無しで借り入れ可能ということで、ほとんどの利用者は本人確認書類のみの提出で契約することができると言っても過言ではないでしょう。
実はこのように全国規模の大手銀行よりも地方銀行の方が優位な条件設定をしているという事例は少なからずあるのです。《リザーブドプラン》と同様に500万円まで収入証明書類不要のカードローンもまだ他にいくつかありますが、ほぼすべて地方銀行の取り扱い商品です。
地方銀行のカードローンというと、比較的不便だったり利用条件が良くないというイメージがあるかもしれませんが、数が多い分、中にはずば抜けてお得で便利な商品が隠れていることもあります。
《リザーブドプラン》も低金利で500万円まで収入証明書類不要というだけでなく、スルガ銀行の口座がなくても即日融資が可能だったり、がん特約付きの団体信用生命保険が適用できたりと、サービス面でも全国規模のメガバンクに全く引けをとりません。
地方銀行ではあるもののネットで申し込みから契約まですべての手続きを行えるWEB完結サービスを取り扱っているので、気になる方は遠方からでもぜひ利用してみてください。
地方銀行にはこのような意外と全国規模のメガバンクよりも好条件で利用できるカードローンが隠れていることも珍しくありません。
《リザーブドプラン》はサービス面も十分に備わっており、WEB完結で契約可能なので、遠方からでも利用しやすいおすすめカードローンです。
消費者金融系や信販系のキャッシングであれば50万円を超える借り入れには必ず収入証明書類の提出をしなければならないのに対して、銀行カードローンなら銀行によってはなんと最大で500万円まで収入証明書類がなくても借りられるのです。
収入証明書類不要ということは、普段から持ち歩いている可能性の高い本人確認書類のみで借り入れができるということですから、急ぎの場合には非常に頼りになることは間違いありません。
敷居が高く審査や条件も厳しそうなイメージのある銀行カードローンですが、意外と消費者金融系などのキャッシングよりも便利に利用できる一面もあるということがおわかりいただけたのではないでしょうか？
お金を借りるというのは重要なことですから、どうせなら普段から利用する機会の多い銀行の方が安心感もありますよね。
急にまとまったお金が必要になった時には、ここでご紹介した本人確認書類のみで200万円以上の借り入れができる銀行カードローン情報をぜひ参考にしてください。
【参考ページはこちら】
提出書類も少ない！審査が甘いカードローン
100万円、200万円はもちろんのこと、最大でなんと500万円まで収入証明書類なし・本人確認書類のみで利用できる銀行カードローンもあります。
急ぎで借り入れをしたい時には、収入証明書類不要で高額借り入れができる銀行カードローンはとても頼りになるでしょう。
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源泉徴収票以外にも役所が発行する税金関係の証明書や確定申告書、給与明細など様々な書類が収入証明として利用できますが、やはり収入証明書類無しで利用できるならその方が便利ですよね。