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登録だけじゃダメ!?派遣社員のキャッシングの疑問徹底解明!

一昔前の正社員で終身雇用が当たり前だった時代は終わりつつあり、最近では働き方の多様化が進んで派遣社員や契約社員と言ったいわゆる非正規の雇用形態で働いている人が増えてきています。

会社に縛られて少なからず制約のある正社員と比べると、派遣社員という働き方は身軽で自由というメリットはありますが、やはり非正規であるという点で社会的には不利な部分がないとは言えません。

では、キャッシングにおいては派遣社員の立場というのはどうなっているのでしょうか?正社員と比較した時に、あるいは逆にパートやアルバイトなどの非正規雇用の中でもまた少し違う働き方と比較した時に、審査の通りやすさなどに明確な違いはあるのでしょうか?

ここでは派遣社員ならではのキャッシングに関する疑問について、詳しく解説していきたいと思います。

派遣社員は不利…は間違い!?キャッシングの審査基準

派遣社員の方がキャッシングを利用するうえで何よりも気になるのは、審査に通りにくいのではないか?ということですよね。

実際のところは、派遣社員がキャッシング審査で極端に不利ということはありません。少なくとも派遣社員であるということが理由で審査に通らないということは考えにくいでしょう。

キャッシングの審査において最も重要な基準となるのは、借りたお金を確実に返すことができる返済能力があるかどうかという点です。

その条件さえ満たしていれば、派遣社員はもちろん、より条件としては悪いように思われるアルバイト・パートでも全く問題なくキャッシングの審査をクリアすることができます。

たとえ雇用形態としては非正規になる派遣社員であっても、きちんと仕事をして収入を得ている以上、審査に通って本人の返済能力に見合った借り入れができるはずと言えるのです。
(こちらもご参考に→派遣でも借りられるキャッシングを教えて!

ただし正社員と比べた時に、派遣社員が条件として劣ることは否定できない事実です。比較的に審査の厳しい傾向がある一部の銀行カードローンなどでは、派遣社員は審査に通りにくいということもあるかもしれません。

安定性がカギ!審査に通りやすい派遣社員の条件とは

派遣社員というだけで誰もがキャッシングの審査で同じ結果になるかと言えば、それもまた少し違います。

同じ派遣社員という働き方でも人それぞれに条件は異なるので、一概に派遣社員はこのキャッシング業者なら審査に通る・通らないと言い切ってしまうことはできません。

派遣社員の中でも、より審査に通りやすい人とそうでない人を分けるのは、以下の2つのポイントです。

  • 勤続年数の長さ
  • 年収の高さ

当たり前のようですが、勤続年数は長ければ長いほど、年収は高ければ高いほどキャッシングの審査では有利になります。

というのも、キャッシングの審査で返済能力を評価する際には、安定性という点が何よりも重要視されます。

キャッシングのような個人向けの融資サービスでは、毎月定額を支払っていく分割返済方式が基本となります。したがって、普通に返していくと少額の借り入れでも数か月、数年と返済が長期化することがほとんどなのです。

そのため、キャッシングの審査では今現在の状況や返済能力ももちろん大事ですが、それが将来的にも続く見込みが高い人の方が、より高い評価を得られることになります。

派遣社員でも1つの会社での勤続年数が数年以上と長い人は、今後も同じ条件で働き続けていく可能性が高いと考えられます。

また、時給制が多い派遣社員で高い年収を得ているということは、派遣先の変更や労働時間の極端な増減があまりなく、安定して働けていると判断することができます。つまり、今後も返済に差し支えるほど収入が大きく変化する可能性は比較的低いとみなされるのです。

このように派遣社員の中でも長期的に安定した返済能力が見込める条件の人は、よりキャッシングの審査で有利になると言えるでしょう。
(こちらもご参考に→派遣におすすめのキャッシング情報

キャッシングの審査では安定した返済能力があることが何よりも重要な基準となります。

派遣社員であっても仕事をしていて収入がある以上、返済能力があるとみなされるので、キャッシングの審査で《派遣社員だから不利》ということはありません。勤続年数が長かったり、年収が高ければよりキャッシング審査に通りやすくなります。

ただし正社員と比べると派遣社員が条件として劣ることは否めません。

派遣会社に登録しただけじゃ意味がないってホント?

派遣会社に登録するだけでも、とりあえず派遣社員と名乗ることは可能になります。しかし、派遣会社に登録したばかりで勤務実績のない状態でも《派遣社員》としてキャッシングの審査に通る可能性はあるのでしょうか?

結論から言ってしまえば、派遣会社に登録しただけの段階ではキャッシングの審査にはまず通りません。

上でも述べたとおり、キャッシングの審査は主に返済能力を評価するために設けられている関門です。

派遣社員としての勤務実績がないということは、収入がないということですから、当然返済能力もゼロという扱いになってしまいます。したがって、キャッシングの審査をクリアすることはできません。

キャッシングの審査に通るためには、やはり派遣社員としての勤務実績をつくり、収入を得ることが必須条件となります。

高額借入希望なら、最低3か月は働くべし!

もし50万円以上の高額借り入れを希望している場合には、勤務実績がさらに重要になります。少なくとも3か月以上は派遣先で勤務してお給料とともに給与明細を手に入れる必要が出てくるのです。

消費者金融のような貸金業者では、50万円以上の借り入れをする際には収入証明書類の提出が義務付けられています。収入証明書類として認められるのは主に以下の書類です。

  • 源泉徴収票
  • 課税証明書・所得証明書
  • 直近2~3ヶ月分の給与明細

上の2つの項目に関しては、前年度の収入が基準となるため派遣社員として登録しただけ、あるいは働き始めて間もない状況では絶対に手に入れることはできません。もし前年度は今と違う職場で働いて収入があったとしても、収入証明書類はあくまでも今現在の状況を証明するために提出するものなので意味がありません。

派遣社員として収入証明書類が必要な50万円以上の借り入れをしようとするのであれば、派遣会社に登録するだけでなく実際に3か月以上勤務して3か月分の給与明細を手にするまでは不可能ということになってしまうのです。

また、収入証明書類として給与明細さえ提出できれば誰でも50万円以上の借り入れができるというわけではありません。

個人の借り入れに関しては、貸金業法において総量規制という取り決めがあり、本人の年収の3分の1を超える金額を借りることはできないことになっています。

つまり50万円以上の借り入れをするためには、少なくとも150万円以上の年収が必要となります。

給与明細を証明書類として提出するのであれば、そこから算出される年収見込みが確実に150万円を超えるだろうと言える金額でなければ意味がないと思っておいた方が良いでしょう。

数百万円以上の最大融資額を提示しているキャッシング業者は少なくありませんが、実際には50万円、100万円を超えるような高額借り入れをするのはそう簡単なことではないのです。

派遣会社に登録しただけで、勤務実績のない状態では返済能力がないと判断されるので、派遣社員と言ってもキャッシングの審査には通りません。派遣社員としてキャッシングを利用するためには派遣先での勤務実績が必須です。

特に50万円以上の高額借り入れを希望する場合、収入証明書類として3か月分程度の給与明細の提出を求められる可能性が高いので、少なくとも3か月以上は勤務しなければいけません。

また、総量規制の関係上、給与明細から想定される年収の見込みが確実に150万円を超えることも必要な条件の1つとなります。

派遣社員の要注意ポイント!在籍確認はどうなる?

派遣社員ならではのキャッシングを申し込む際の注意点として、在籍確認に関することがあります。
(⇒派遣社員の場合、在籍確認はどうなる?

在籍確認とは、本人が申告した勤務先に間違いがないことを確認するために、キャッシング業者が直接勤務先に電話をして本人の在籍を確かめることです。
キャッシングの審査ではほぼ必ず行われます。

正社員であれパート・アルバイトであれ、所属している職場でいつも同じ人と働いているのであれば、在籍確認で困ることは全くありません。

一方、所属している派遣元の会社と実際に勤務している派遣先の会社という、ある意味2つの勤め先がある状態の派遣社員の場合、一歩間違えると在籍確認がスムーズに行われない可能性が出てきてしまうのです。

在籍確認は審査において最も重要な項目の1つである収入に関わる勤務先を確認する大切なステップです。つまり、在籍確認がきちんと取れないと審査に悪影響が出ることも考えられます。

派遣社員に対する在籍確認に関しては、キャッシング業者によってそれぞれ対応が異なります。

  • 派遣元の会社に電話をする
  • 派遣先の会社に電話をする
  • 派遣元・派遣先のどちらでもOK

主に想定される対応としてはこの3つのパターンが考えられるので、申し込みの際にあらかじめ確認しておくことをおすすめします。

事前の根回しが大事!?派遣社員が在籍確認を乗り切るには

在籍確認が原因で職場にキャッシングを利用しようとしていることがバレてしまうのでは?と心配する声をよく耳にしますが、実際にはそのようなことはほとんどあり得ません。

キャッシング業者の方でも、職場や周囲の人に対しては利用を内緒にしておきたい人が多いということは承知しています。

在籍確認の電話に際しても、業者名を出さずに担当者の個人名で名乗る、本人以外にキャッシング関連のことだとわかるような話をしないなど、最低限の配慮をしてくれます。

また、職場への在籍さえ確認できればOKなので、必ずしも本人が直接電話に出なければならないということもありません。

とは言え、派遣社員の場合、派遣元に名指しで電話が来ること自体、あまりないことです。職種によっては派遣先でも派遣社員あてに電話がかかってくることを怪しまれてしまうかもしれません。

派遣元・派遣先のどちらのオフィスにしても常勤者と比べると認知度が低くなりがちなのも不安要素です。在籍確認の電話に対して、『○○という者はおりません』と言われてしまったら、それだけでキャッシング審査に通らなくなってしまうこともあり得ます。

派遣社員が在籍確認を確実に周囲の人に怪しまれずに済ませるためには、事前に電話に対応する可能性の高い人に根回しをしておくことをおすすめします。そのためにも、連絡先は代表番号などを避けて確実に自分に近い部署につながるものを申し込み時に記載しておくことが望ましいでしょう。

ただし、真っ正直に『キャッシングの在籍確認の電話が来ます』と伝えてしまっては意味がありません。そこで使えるのが『クレジットカードの審査待ちをしていて、電話がかかってくるかもしれない』という言い訳です。

クレジットカードを契約する際にもキャッシングと同様に審査があり、在籍確認もたいていの場合行われます。クレジットカードならキャッシングと比べて、周囲の人に知られることに抵抗感はありませんよね。

これらの方法を実践すれば、派遣社員でも在籍確認をスムーズに乗り切ることができます。

派遣社員の場合、在籍確認を派遣元と派遣先のどちらにするかという対応がキャッシング業者によって異なるので、事前に確認しておく必要があります。

また、派遣社員に対して名指しで電話が来ることを怪しまれる可能性があるので、在籍確認の電話に対応する可能性が高い人には『クレジットカードの契約関係で電話がかかってくる』などとあらかじめ根回しをしておくことをおすすめします。

審査に通るかはアナタ次第!?派遣社員のキャッシング

派遣社員と一口に言っても働き方や条件は人によって少なからず違います。

キャッシングの審査の通りやすさや借入限度額がいくらまで期待できるかということに関しては、同じ派遣社員でも本当に大きな差が出てしまうこともあるのです。

派遣社員のキャッシングは正社員以上に人それぞれと言ってよいでしょう。あまり派遣社員というポイントにこだわりすぎず、自分の条件で借りやすいキャッシングを選ぶという意識を持って探してみることをおすすめします。

そしていざキャッシングを申し込む際には、ここでご紹介した提出書類や在籍確認などに関する派遣社員ならではの注意点もぜひ参考にしてみてください。

【参考ページはこちら】
派遣の登録だけでキャッシングは難しい?

派遣社員でも、ある程度安定した収入を得ていて返済能力があると評価されれば、キャッシングの審査には問題なく通りますが、派遣会社への登録だけで勤務実績がない場合は返済能力がないとみなされてキャッシングを利用することはまずできません。

派遣社員がキャッシングに申し込むにあたっては、人それぞれで大きく条件が異なるので、派遣社員ということにはあまりこだわらずに自分が借りやすいキャッシングを選ぶようにしてください。

ただし、在籍確認に関することなど派遣社員ならではの注意事項もあるので、その点は気を付けるようにしてください。

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