ネットなどで、審査に通りやすいキャッシングを探しているとトーシンが見つかります。
現在では、トーシン(正確には株式会社トーシンファイナンス)は廃業しているので、キャッシング契約は組めません。
しかし、このような中小消費者金融は多く存在しているため、典型的な中小とはどのような業者なのかという比較で、今でもトーシンが良く照会されてくるのです。
中小消費者金融はどのような点で利用価値があるのか、気になる方は良ければチェックしてみてください。
トーシンファイナンスのような中小消費者金融で借りるのは安全?と思う人は多いでしょう。
(こちらもご参考に→キャッシングの危険性は?)
その方法が以下です。
営業登録を行った場合、営業の認可が下りると番号の登録が行われますが、東京で営業を行う場合は以下のような登録番号となります。
登録番号が付与されている場合、その業者は「違法性の薄い業者」と理解して問題ありません。
クチコミに関しては、「定期的に誰かがクチコミ」をされているかチェックしましょう。
近年では、「クチコミを業者が行っている」こともあります。
大量のクチコミが短期間で書き込まれている場合は信用せず、定期的に更新(カキコミ)されている場合は信用すると良いです。
貸金業者というのは、貸金業法に則って営業を行っている金融業者のことです。
業者と紹介されている場合が多いため、多くの人は金融業者のことを企業と勘違いされている人もいます。
ですが、以下のような貸金業者も存在するので、営業の登録番号が与えられていても、リスクが発生する業者は存在するのです。
業者名 | ***ファイナンス |
---|---|
住所 | 東京都***** ○○アパート1号室 |
連絡先情報 | 090-****-**** |
上の表を見ていただければわかりますが、「個人が貸金業者として対応している」ことがわかります。
このような業者は通常の業者とは違い、以下のようなところで問題が多いと指摘されることが多いです。
このような業者では安心してお金を借りられません。違法性の高い運営を行っていることも多いので、安易に中小ならどこでも・・・というノリで業者選びをしないほうが良いでしょう。
可能であれば、業者の利用前に取引(取引履歴など)についても確認しておきましょう。
例えば、クレジットカード、おまとめローンといった融資に対応しているかどうかです。トーシンでもそうですが、他の業者よりサービスが優れているという噂が存在する業者では、あまり見かけない商品の販売も行われています。
ですが、中小消費者金融では以下のような商品を販売していないことが多いので、多種多様なサービスに対応している中小消費者金融にも注意したほうが良いでしょう。
上記のような商品を販売している業者は、大手消費者金融、老舗として知られている中小消費者金融くらいです。なので、知名度の低い中小消費者金融で対応している場合、安全ではない可能性を疑ったほうが賢明です。
今では、中小消費者金融であっても人気の高い業者は存在します。
また、そのような人たちが契約をしているため、中小の利用にはリスクが伴うというものでもありません。
以下の業者は中小ながらも名の通った消費者金融です。
このような業者は、トーシンファイナンスと比較されることが多いです。トーシンファイナンスは以下の点で劣っていました。
トーシンファイナンスは「審査の実績が多い」ので、過去にブラックリスト入りしてしまった人も審査を受けることができました。
金融の専門用語には「ブラック」と言う、お金を貸すことができない相手を指す際に用いる言葉があります。
ブラックリスト入りとは、そんなブラックだけで構成されているリストのことです。
審査が甘ければ、ブラックでも審査に通るという噂も存在します。
(こちらもご参考に→審査が甘いキャッシングならこちら)
ですが、実際はブラックリスト入りしている相手に対して、金融機関はお金を貸し付けておりませんので注意してください。
もし、怪しい業者から融資を受けられた・・・としても20%超というキツい金利で融資を受けなければならず、闇金を利用してしまうリスクも高まるのです。
貸金業を行う際に対応しないといけない法律のことです。
法律上、「20%超の金利設定をしてはいけない」ことになっていますので、トーシンファイナンスのような高い金利設定は、金融商品販売上ではトラブルの元になります。
ですが、20%超というキツい金利でキャッシング契約を組むことになるため、金利という面で考えると、他の業者を利用したほうが健全であると言える業者なのです。
キャッシングというと、金利設定はどこの業者を利用しても同じ・・・と言っている人が、インターネットのクチコミサイトなどに存在します。
ですが、金利は銀行系を中心として引き下がってきているので、消費者金融では金利が高いと思ったほうが良いでしょう。
このことについては、実際に金利を比較してみると良くわかります。
業者 | 金利 |
---|---|
銀行 | 4.0%~14.5% |
大手消費者金融 | 4.5%~18.0% |
中小消費者金融 | 5.0%~20.0% |
トーシン | 20%超 |
銀行と中小消費者金融で50万円を借りて比較(※)すると、「年間の利息が約3万円も違う」ので、どれほどの金利差が発生しているか・・・は良くわかるかと存じます。
※ 銀行は14.5%、中小消費者金融は20%の金利の場合で計算されています
昔は、トーシンファイナンスのような中小消費者金融も存在していたので、業者間の金利差によっては「年間で10万円以上も利息が違う」こともありました。
一般的な借入において、銀行以上の低金利は存在しないと思っておいたほうが良いです。
銀行と比較してしまうと、基本的に中小消費者金融に勝ち目はありません。
ですが、それを理由にして中小消費者金融を利用している人が、少なくなっているわけでもありません。
というのも、以下のような人が中小消費者金融を良く利用しているからです。
近年では、銀行キャッシングで「パート、アルバイトも借入可能!」という案内を見ることがあります。
ですが、実際は「年収が基準以上」でなければ、パートやアルバイトでは融資を受けられません。
銀行でキャッシング審査を受けてみるとわかりますが、以下の審査基準を満たせない場合は、審査に落ちてしまう可能性が高まります。
※1 年収200万円以上の基準も存在する
※2 営業年数では2年以上
トーシンファイナンスといった中小消費者金融は、金利が高いところが大きな問題となっています。
ですが、審査に関しては「人によって柔軟に対応している」ため、銀行では審査に通らない人でも、中小消費者金融であれば審査に通ることがあるのです。
というのも、急いでお金を借りられる業者でもあり、その販売実績が豊富という業者でもあるからです。ただし、金利面、融資額に関しては銀行よりも劣ってしまうケースが目立ちます。
中小消費者金融でなければ、キャッシング審査で通りにくいと言う人はいます。
そんな人のために、安全に中小消費者金融を利用する方法の案内をさせていただきます。
中小消費者金融の利用において、気をつけたほうが良いところは以下のとおりです。
中小消費者金融は、一時期に比べるとそれほど数が多くありません。
消費者金融から銀行キャッシングに利用を切り替えている人が多いためです。そのため、現在でも安定して運営されている中小消費者金融は信用できます。
老舗として該当する業者では「フクホー」がオススメです。
老舗として運営されているので、「利用前の相談」が可能という強みがあり、安全性を高める上では老舗を選んだほうが堅実です。
後、必ずネット審査に対応しているかチェックしましょう。
ネットのみでカードローン、キャッシングに対応している審査のことです。
ネット審査は、「すぐに審査結果を受け取れる」というメリットがあるので、時間を無駄にしないで済むことが多いでしょう。
このようなサービスは、「優良な中小消費者金融だけ」のサービスです。
つまり、サービスが優良・不良のどちらかなのかを正確に知る際は、サービスの中にネット審査が含まれているかチェックすれば、大まかなサービスの質を判定できるのです。
銀行キャッシング審査と比較すると、中小消費者金融のキャッシング審査は少し面倒です。
というのも、本人確認だけでなく収入証明も必要だからです。
本人確認とは、ローン申込者が本当に本人であるか確認する行為のことです。
運転免許証などの提出が求められ、電話による連絡で本人が正しく応答したか・・・などが確認されます。
収入証明とは、ローン申込者が本当に収入を有しているか確認する行為のことなので、給与明細書や納税証明書の提出が求められます。
今では、下記のように本人確認を行っている業者は存在しても、収入証明書は条件付きで行っていないケースが多いです。
中小消費者金融は、基本的に「収入に余裕がない(もしくは借入に余裕がない)」人を相手にして営業を行っています。
そのため、収入証明書を提出しても「返済上で問題がないかチェックされる」ようになっています。つまり、銀行や大手消費者金融と比較すると「審査スピードが遅い」のです。
ネット審査に対応している中小消費者金融は、販売実績が多いためサービスも豊富という特徴があります。ただし、業者によっては審査スピードが遅いので、そのことを理解した上で利用を検討したほうが良いでしょう。
現代は、「担保ありのカードローン、キャッシング」をまったく見かけない時代となっています。
昔は銀行でも、担保ありでなければローンを認めていない時期もあったので、あまりローンをされない方にとっては、大半の業者で担保・保証人を求めていると思っている人が多いでしょう。
しかし、現代では「中小消費者金融」くらいしか担保・保証人を求めていない時代です。
なぜ担保などが不要となったのか?については、「保証会社が保証の対応を行うようになった」からです。
カードローン、キャッシングといったローンは、保証会社が保証を引き受けているため担保などが不要です。
保証会社が存在している場合、審査を引き受けているのは保証会社なので、審査に通るためには保証会社から信用されなければいけないのです。
銀行と大手消費者金融は、実を言うと「運営と保証会社の関係にある」場合が多いです。
カードローン、キャッシング申込の受付(運営)部分は銀行が対応しています。ですが、実際のローン審査は保証会社の大手消費者金融が行っている・・・というわけです。
このような仕組みは中小消費者金融にはありませんので、中小消費者金融は「ローン審査があまりスピーディーでない、担保なども必要」という特徴が存在するのです。
銀行では、「100万円以上の借入も可能」というケースが多いです。
なので、大型ローン(住宅ローン、自動車ローン、キャッシングなど)では銀行を利用されている人が多いのですが、これは金融業者全体では見られない特徴です。
例えば、大手消費者金融、中小消費者金融では「50万円以上から借入が難しくなる」ので、人によっては50万円借りる予定でも、実際は20万円しか借りられなかった・・・ということもあります。
なぜ、このような差が発生するのか?というと、それは「総量規制」により貸付に規制がかかっているからです。
法律により、借入を行う際に年収に対して規制が発生するようになっています。
この規制がかかっている状態のことを総量規制と言います。
総量規制の決まりとして、「銀行系」は総量規制がかからないようになっているため、銀行では大きなローンでも組めることが多いのです。
年収に対する規制では、「年収の3分の1まで」で借入が制限されるようになっています。つまり年収が500万円あったとしても、170万円以上の借入では審査に通るのが難しいのです。
また、ローンを他でも組まれている場合、カードローンやキャッシングに影響を与えます。すると、先ほどのような20万円以上の借入も難しくなる人が出てくるのです。
【参考ページはこちら】
ブラックでも借りられるサービスの良いカードローンは?
というのも、トーシンは20%超の金利でキャッシングを販売していたからです。今では見ることのない金利設定のため、危険性のある業者をチェックする際に、トーシンとの比較が行われることもあるのです。
また、トーシンのような中小消費者金融は危険というわけではありません。安全な運営を行っている老舗も存在しますし、また販売されている商品についても、銀行や大手消費者金融に近いものも存在します。
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また、中小消費者金融はすべて安全性が確立しているわけではないので、インターネット上の情報を鵜呑みにしてしまうのは危険です。