キャッシングできるサービスと言えば、かつては消費者金融などの貸金業者が主流でしたが、最近では銀行もカードローンとしてこのようなサービスを取り扱うようになってきています。
でも銀行、特に普段利用しているような地方銀行のカードローンというと、消費者金融と比べて手続きが面倒だったり、不便なのでは?という点が気になっている方もいるかもしれません。
実際のところは、銀行だから不便、面倒というイメージはカードローンに関しては必ずしも当てはまりません。地方銀行のカードローンでも意外と便利に使えるものも少なくないのです。
ここではそんな利便性の高さでおすすめのカードローンを取り扱っている地方銀行の1つ、横浜銀行についてご紹介していきたいと思います。
横浜銀行は、1920年の設立以来もうすぐ創立100周年を目前にしている、横浜市に本店を置く歴史ある地方銀行です。
地方銀行と言ってもその歴史の古さや、横浜という都市の重要性から推測できる通り、決して市内・県内のみというような小さな営業区域にとどまる銀行ではなく、その拠点は国内外合わせて有人店舗だけでも200以上に及びます。その一方で、地方創生に取り組むなど地方銀行ならではの地域密着型のスタイルをも維持し続けています。
銀行に限らず、歴史ある老舗の企業というと、よく言えば昔ながらのスタイルを大切にしている、悪く言えば新しいサービスへの対応が鈍いとなってしまいがちですが、横浜銀行はそのような旧態依然とした金融機関ではありません。
常に現状をよりよくすること、しかも顧客にとって最適な形であることを理想として、進化し続けているのです。
そのような古い歴史を持ちながらも新しさや向上を追い求める横浜銀行の考え方は、カードローンにも反映されています。
横浜銀行にはタイプの異なる2種類のカードローンが用意されています。
それぞれの内容について、以下に詳しく解説していきましょう。
まずは横浜銀行のメインのカードローンである、その名も《横浜銀行カードローン》から見ていきます。《横浜銀行カードローン》の基本的な利用条件は以下のようになっています。
●利用できる人●
●借入限度額●
10万円~1000万円(10万円単位)
●貸付け利率●
1.9%~14.6%
さらに、《横浜カードローン》の申し込みから借り入れまでの流れも確認しておきましょう。
②電話で審査結果の連絡(最短当日中)
(③横浜銀行の口座開設)
④郵送またはFAXにて契約手続き・必要書類の提出
⑤郵送にてカード発行
⑥横浜銀行または提携の銀行・コンビニATMにて借り入れ
ただし、横浜銀行のインターネットバンキングサービス《はまぎんダイレクト》をすでに利用している場合は、カードローン口座をサービス利用口座に追加する形でインターネット上で借り入れ・返済ができるようになります。
この場合は、カードが手元に届くのを待たず、早ければ申し込んだ当日中にも借り入れが可能です。また、横浜銀行の口座がなくても申し込みは可能であるものの、契約するにあたっては口座開設が必要になります。
そういう意味では、《横浜銀行カードローン》はどちらかというと横浜銀行ともともと取引のある既存ユーザーにとってより便利なカードローンと言えるでしょう。
もちろん、口座をつくって契約してしまえば利用するうえでのサービス面の差はないので、急ぎの借入でなければ気になる方はぜひ申し込んでみることをおすすめします。
(こちらもご参考に→キャッシングの申込みについてもっと詳しく)
《横浜銀行カードローン》には、利用者にうれしい3つの大きなメリットがあります。
やはり銀行カードローンを利用する最大のメリットは、消費者金融に比べてグッと金利が低くなるというところです。《横浜銀行カードローン》も例にもれず、上限金利だけで見てもたいていの大手消費者金融より3%以上低い金利で利用することができます。
また、最大で1000万円という融資額は、消費者金融はもちろん銀行カードローンの中でも珍しい高額設定です。大きな金額が必要な時にも安心して利用できる、頼れるカードローンと言ってよいでしょう。
配偶者に安定収入がある専業主婦や、退職して年金収入のみの高齢者でも借り入れが可能というのも、総量規制の対象にならない銀行ならではのポイントです。
本人の年収(年金収入は除外)の3分の1までしか融資をすることができない総量規制がかかっている消費者金融のような貸金専業者では、専業主婦や年金受給者が利用することはできません。
(こちらもご参考に→キャッシングの総量規制とは?)
ただし以下の表のように、コンビニATMの中でも機種によってできることは異なるので、その点は注意が必要です。
ATM名 | 借り入れ | 返済 |
---|---|---|
セブン銀行 | 〇 | 〇 |
ローソンATM | 〇 | 〇 |
E-net | 〇 | 〇 |
イオン銀行 | 〇 | × |
なお、ATM利用手数料は無料にはなっておらず、都度支払わなければなりません。数百円程度のことですが重なると無視できない金額になるので、借り入れ・返済ともにある程度まとめて行いATM利用回数を増やしすぎないように心がけておいた方が良いでしょう。
最大金利14.6%・最大融資額1000万円で専業主婦や年金受給者も利用可能という銀行ならではの利用条件の良さに加えて、コンビニATMでの借り入れ・返済ができるという利便性の高さも魅力です。
横浜銀行のもう1つのカードローン《バンクカードローン》は、バンクカードという横浜銀行が発行しているキャッシュカードにカードローン機能を付加できるサービスです。
バンクカードにはカードローン機能以外にもクレジットカード機能やデビットカード機能を持たせることができ、最大で4つの機能を1枚のカードに集約可能な非常に便利なカードです。
横浜銀行ユーザーなら、カードローン機能は利用していないものの、バンクカード自体は持っているという方も多いのではないでしょうか?
では《バンクカードローン》の基本的な利用条件を見ていきましょう。
●利用できる人●
●借入限度額●
10万円・30万円・50万円の3タイプ
※横浜銀行の住宅ローン契約者は100万円・300万円・500万円での利用も可
●貸付け利率●
13.6%~4.5%(変動金利)
この条件を見ていただくとわかる通り、《バンクカードローン》は口座がなくても申し込みができる《横浜銀行カードローン》とは異なり、バンクカードの利用者のみを対象にしたカードローンです。その代わりに、《横浜銀行カードローン》よりもさらに低い金利で利用することができます。
横浜銀行の住宅ローン契約者でなければ最大で50万円と比較的低めの借入限度額になってしまいますが、日常的なちょっとした出費への対応を目的としているのであれば十分な金額と言ってよいでしょう。
《バンクカードローン》の最大の特徴は、『たてかえ型』と『借り入れ型』という2つの借り入れタイプが用意されていることです。
公共料金やクレジットカードの引き落とし日に、口座にお金が入れられなかったり、うっかり忘れてしまうことは誰しもありますよね。そんな時、《バンクカードローン》を利用していれば何の手続きもなしで自動的に足りない金額を補てんしてくれます。
もし引き落とし日当日に入金ができれば融資は自動的に取り消しとなるので、無駄に借入残高を増やして、利息を支払うことにもなりません。ピンチの時に無駄なく助けてくれる非常に行き届いたサービスです。
2つの借り入れタイプを上手に使い分けることができれば、《バンクカードローン》は普通のカードローンよりも便利に利用することができるでしょう。
バンクカードの個人本会員のみ利用可能で住宅ローン契約者以外は最大借入限度額50万円とやや低めになりますが、通常のATM借り入れだけでなく口座が残高不足の際に自動融資してくれる『たてかえ型』でも利用できる非常に頼もしいカードローンです。
横浜銀行の2つのカードローンは、銀行ならではの金利や融資額などの利用条件の良さに加えて、コンビニATMが利用できたり自動融資が可能だったりというようにサービス面も充実していることがお分かりいただけたでしょうか?
お得に借り入れができて、しかも便利となれば、利用しないという手はありませんよね。しかも、普段馴染みのない消費者金融に比べて、銀行という身近な金融機関でお金を借りるのであれば格段に安心感があります。
(こちらもご参考に→安全なカードローン選びのコツ)
横浜銀行のカードローンに興味を持った方、横浜銀行の既存ユーザーでキャッシングサービスの利用を検討している方は、この機会にぜひ申し込んでみてはいかがでしょうか?
【参考ページはこちら】
確実に借入できるキャッシング会社を教えて!
例えば横浜銀行には《横浜銀行カードローン》と《バンクカードローン》という2つのタイプの異なるカードローンがありますが、いずれもコンビニATMで借り入れ・返済ができるなどサービス面も充実しています。
馴染みのない消費者金融でお金を借りるよりも銀行カードローンの方が安心感もありますよね。不便だなどと先入観を持たずぜひ利用してみてください。
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1920年設立の歴史ある銀行ですが、顧客の利便性を念頭に置いたサービスの改善・向上にも積極的に取り組んでおり、その姿勢はカードローンのサービスにも反映されています。