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カードが届くまで待てない!銀行で即日キャッシングする条件とは

申し込んだその日に現金借り入れができる即日キャッシングサービスは、急ぎでお金が必要な時にとても頼りになりますよね。

即日キャッシングというと、消費者金融のようなノンバンク系のキャッシング業者のイメージが強いかもしれませんが、最近では銀行が取り扱っているカードローンでも当日中の借り入れに対応できるところが増えてきています。

それなら、馴染みのない消費者金融よりも普段の生活にかかわりのある銀行でお金を借りたいと考える方も多いのではないでしょうか?

ただし即日キャッシングが可能な銀行カードローンであっても、誰もがそれを利用できるとは限らない場合もあります。銀行から即日借りるために必要な条件について、ここでは見ていきましょう。

カード待ちがネック!?銀行で即日キャッシングするには?

キャッシングやカードローンを利用するにあたっては、基本的には専用のカードが必要になります。

ほとんどの大手消費者金融系のキャッシングでは店舗にカードの即時発行が可能な自動契約機を設置することで、即日キャッシングに対応しています。

しかし、銀行カードローンの場合、自動契約機のような役割を持つ機械を持っているところは多くありません。したがって、カードの受け渡しは原則郵送対応になります。

郵送となると、たとえ申し込んだその日に発送できたとしても少なくとも数日程度はタイムラグができ、手元に届くまでには時間がかかってしまいます。

銀行のカードのような重要な郵便物は本人限定受け取りが基本となるので、仕事が忙しく帰宅時間の遅い人であれば休日まで受け取ることができないかもしれません。これでは、とても即日キャッシングとして利用することはできませんよね。

銀行カードローンでカードを使って借り入れをしようと思うと、このカード待ちの期間がネックになり即日キャッシングをするのは難しくなってしまうのです。

そこで即日キャッシングを可能にする方法として大半の銀行カードローンで採用されているのが口座振り込みやインターネットバンキングを利用した融資です。

銀行カードローンの即日キャッシング対応3つのパターン

インターネットバンキングは銀行ならではのサービスですが、口座振り込みによるカード受け取り前の即日キャッシング対応は、銀行だけでなく消費者金融系のキャッシングでも行っているところは少なからずあります。カード発行のために自動契約機を訪れる時間がない人にとってはとても便利なサービスです。

しかしこの口座振り込みに関しても、銀行カードローンと消費者金融系のキャッシングでは大きな違いがあります。

消費者金融系のキャッシングでは振込先の金融機関を指定されることがほとんどありません。対して、銀行カードローンではその銀行の口座でなければ振り込みでの融資ができないという可能性が出てくるのです。

以上のことから、口座の要・不要に焦点を当ててみると、銀行カードローンの即日キャッシングに関する対応は大きく3つのパターンに分類することができます。

  • その銀行の口座がなければカードローン自体利用できない
  • 基本的には口座不要だが、即日キャッシングするためにはその銀行の口座が必要
  • 完全に口座不要で利用可能

それぞれのパターンについて、具体的に金融機関を例に挙げて解説していきたいと思います。

カードの受け渡しが原則郵送対応になる銀行カードローンでは、口座振り込みやインターネットバンキングを利用してカード受け取り前の即日キャッシングに対応しています。

銀行カードローンを口座の要・不要に注目して分類すると、口座が絶対必要になるところと、原則口座不要だが即日キャッシングには口座が必要なところ、完全口座不要なところの3つのパターンに分けられます。

口座の有無で手続きが全然違う!?口座開設必須のみずほ銀行

借り入れ方法に関わらず、カードローンを利用するにあたって必ず口座が必要になる銀行の代表として、みずほ銀行があります。

みずほ銀行で既に口座を開設している場合と、口座を持っていない場合のカードローンの申し込みから借り入れまでの流れを比較してみましょう。

●みずほ銀行の口座がある場合●
①パソコン・携帯電話・窓口などで申し込み手続き

②審査後、メールにて結果連絡

③必要書類をカメラ撮影し、WEBの専用URLに登録

④カードローン専用口座が開設され次第、ATMまたはみずほダイレクト(インターネットバンキング)にて借り入れ

この場合、手続きさえ済めばすぐにカードローンで借り入れをすることができるようになります。

振り込みでの融資は基本的には受け付けていませんが、キャッシュカードをローンカードと兼用にすることができるので、みずほダイレクトを利用していなくてもカード発行を待たずに借り入れ可能です。

●みずほ銀行の口座がない場合●
①パソコン・携帯電話・窓口などで申し込み手続き

②審査後、メールにて結果連絡

③普通預金口座通帳(カードローン専用口座のみ開設なら本申込書類)を郵送にて受け取り

④カードを郵送にて受け取り

みずほ銀行の口座を持っていない人がカードローンを利用する場合には、普通預金口座をつくるか、カードローン専用口座のみの開設にするかを選択することができます。しかし、いずれにしても口座が開設され、カードを受け取って借り入れができるようになるまでには3~4週間程度かかってしまいます。

新規さんにはちょっと不便…既存ユーザー向けカードローン

みずほ銀行のカードローンは、審査自体は口座の有無にかかわらず即日で結果が確認できるようになっていますが、口座がある人とない人では、実際に借り入れができるタイミングは1か月近くも差が出てしまうのです。

口座を作ってしまえばカードローンのサービス自体には全く差はないのですが、スピードが重視される初めての借り入れにおいては、口座がない人にとっては便利なカードローンとはとても言えません。

その点を考慮すると、みずほ銀行のカードローンのサービスはどちらかというと既存ユーザー向けの面が強いと言ってよいでしょう。

もともとみずほ銀行を利用している人、特にみずほダイレクトを併せて活用している人でであれば、非常にスムーズにかつ便利にカードローンを利用することができます。

みずほ銀行のカードローンを利用するには、必ず口座が必要です。

口座がある人、特にインターネットバンキングを利用している人であれば非常にスムーズに即日キャッシングが可能ですが、口座がなければすべての手続きを済ませてカードを受け取りまでに3~4週間かかってしまいます。

みずほ銀行のカードローンはほとんど既存ユーザー向けのサービスと言ってよいでしょう。

即日キャッシングは口座が必要!三井住友銀行のカードローン

カードローンを利用するうえで口座不要を謳っているものの、即日キャッシングをするためには口座とインターネットバンキングサービスの利用が必要になるというパターンが、三井住友銀行のカードローンです。

三井住友銀行のカードローンの即日キャッシングの流れは以下のようになっています。

①インターネットバンキング(SMBCダイレクト)から申し込み

②審査結果を電話またはメールで連絡(同時に契約可能)

③キャッシュカードまたはインターネットバンキング(SMBCダイレクト)への振り込みで借り入れ

インターネットバンキングからの申し込みであれば面倒な契約手続きの必要すらなく、審査結果が出たら即借入可能となります。申し込むタイミングによっては最短でなんと30分ほどで現金を手にすることが可能です。

一方、三井住友銀行の口座を持っていなければ、郵送でカードを受け取るまでは借り入れができません。したがって、やはり口座の有無で借り入れまでにかかる時間には大きく差が出ることになります。

店舗に行けるならオススメ!ローン契約機でカード受け取り

三井住友銀行の場合、実は口座を持っていない人でも即日キャッシングをする方法がないわけではありません。というのも、三井住友銀行では消費者金融のように契約手続きやカードの発行ができるローン契約機を設置している店舗があるのです。

ローン契約機を利用すれば、三井住友銀行の口座がなくてもその場でカードを受け取り、すぐにATMで借り入れをすることができます。

三井住友銀行のすべての店舗にローン契約機が設置されているわけではありませんが、設置店舗がいける範囲内にあり、なおかつ店舗まで行く時間が取れるのであれば口座がなくても即日キャッシングが可能になります。

同様に店舗の専用機械にて契約手続き・カード発行が可能なものとしては、三菱東京UFJ銀行のカードローン「バンクイック」があります。

このような口座不要でカードの即時受け取りや即日キャッシングができるサービスは、消費者金融ならともかく銀行カードローンはかなり限られているので、ぜひチェックしておいてください。

三井住友銀行のカードローンは、基本的には口座不要ですが即日キャッシングをするためには口座とインターネットバンキングサービスの利用が必須となります。

ただし三井住友銀行では店舗に契約手続きとカード発行ができるローン契約機を設置しているので、店舗に行くことが可能であれば口座がない人でもカードをその場で受け取って即日キャッシングすることができます。

完全口座不要!どこでも振り込みOKのスルガ銀行

スルガ銀行のリザーブドプランというカードローンが、完全に口座不要、振り込みでの融資も他の金融機関でOKというタイプに当てはまります。実はこのタイプのカードローンはかなり珍しく、他にはほとんど見つかりません。

スルガ銀行で即日キャッシングをするにあたっては、以下のような手続きを踏むことになります。

①WEBで申し込み手続き

②メールにて審査結果の確認

③本人確認資料をWEBにアップロード

④契約内容の確認後、振り込みサービス依頼

⑤本人名義の金融機関口座に振り込み

リザーブドプランは申し込みから借り入れまで完全にWEBのみで手続き可能なうえ、振込先の金融機関も特に指定はないという非常に利便性の高いカードローンです。

サービスのレベルは消費者金融並みと言ってよいでしょう。地方銀行はもちろんのこと、全国規模のメガバンクでもこれほど便利で使い勝手の良いカードローンはなかなかないことは、ここまでご紹介してきた中でお分かりいただけたと思います。

ただし1つ気を付けてほしいのが、口座名義が本人のものでなければならないという点です。

家族間で1つの口座を家計用として共同で使っていたりすると、ついついその口座を振込先に指定してしまいがちですが、もしそれが自分以外の名義であれば利用することはできません。必ず自分の名義の口座を振込先として指定するように注意してください。

スルガ銀行は静岡県を中心に展開する地方銀行ではあるものの、リザーブドプランの利用対象の区域は特に限定されていません。なおかつWEB手続きができるので、全国どこからでも利用可能なカードローンと言えます。気になる方はぜひ詳しく調べてみてください。

スルガ銀行のリザーブドプランは、他の金融機関口座でも振り込み可能という完全口座不要のカードローンです。

このタイプの銀行カードローンはかなり珍しいうえに、WEB完結申し込みが可能で全国どこからでも利用できるので要チェックです。

ただし振込先の口座は必ず本人の名義でなければならないので、その点だけは注意してください。

即日キャッシング希望なら、口座がある銀行を選ぶべし!

ここまで3つのパターンの銀行カードローンをご紹介してきましたが、やはり完全に口座不要で利用できるカードローンというのはかなり数が少なくなってしまうのが実情です。

口座不要を売りにしている銀行カードローンでも、よくよく調べてみるとその銀行の口座がなければ振り込みでの融資が受けられなかったりと、結局のところあまり便利には利用できなくなってしまうケースもあります。

基本的には、新規の顧客をどんどん取り込みたい消費者金融に対して、銀行カードローンのサービスは既存のユーザーをメインの対象にしていると考えた方がよいでしょう。

銀行カードローンでの借り入れを検討するのであれば、まずは自分が口座を持っているところから確認してみることをおすすめします。

【参考ページはこちら】
銀行員でも使ってるキャッシング情報を教えて!

銀行カードローンのカード受け取り前の即日キャッシング対応は、原則として口座振り込みかインターネットバンキングのどちらかになります。

したがって、銀行カードローンの場合はその銀行の口座がなければ利用自体できなかったり、利用できても即日キャッシングは受けられなかったりするところが大半です。

そういう意味では、消費者金融に比べて銀行カードローンは既存ユーザー向けのサービスという色合いが強いと言ってよいでしょう。

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