車を買うとき、なかなか現金一括で購入するとはいかないものです。それなりに高額な買い物ですし、多くの人がローンを検討することでしょう。
車を購入するときのローンと言えば自動車ローンですが、金利が高く返済負担が大きい、そんなイメージはありませんか？しかし、自動車ローンを利用するメリットはあるのです！
自動車ローンのメリット、そして利用する方法や注意点についてご紹介していきましょう。
自動車ローンには、取扱い先によっていくつかの種類に分けることが出来ます。
この中で、金利が高いという噂があるのは販売店・ディーラーの自動車ローンではないでしょうか。確かに、他の2つのローンと比較して少し金利が割高になっている傾向はあります。
銀行であれば2～4％台で利用できるローンも多い中、ディーラーのローンは4～10％という金利設定になっていることも少なくありませんからね。
しかし、ディーラーの取り扱っている自動車ローンには他にはないメリットもあるのです。代表的なメリットは、次の通りですね。
自動車ローンを利用する際、色々と面倒な手続きをしなければいけません。しかし、ディーラーの自動車ローンを利用する場合は、その手続きをディーラーが代行してくれることが多いのです。
ディーラーは休日・祝日関係なく手続きが可能な場合が多いですし、面倒な手続きをすることなく自動車ローンを利用できるというのはメリットだと言えるでしょう。
また金利は高くなっていますが、その分審査に通りやすく、審査結果も早く出るのでスムーズな手続きが可能という点もメリットだと言えるでしょう。
自動車ローンには、保証人不要で利用できるものは多いのですが、無担保で利用できるわけではありません。
ほとんどの場合、購入予定の自動車が担保となっているのです。
購入した自動車は、ディーラー名義となってしまうわけです。つまり、ローンの返済が滞る、ローが返済できないということになれば、自動車を取られてしまうのです。
自動車ローンは、確実に返済できる金額を把握してから、しっかりと返済シミュレーションをしてから利用する必要があるわけです。せっかく購入した自動車が自分のものに出来ないのは困りますよね。
ディーラーの自動車ローンを組む際のメリット・デメリットはしっかりと把握しておきたいですね。
車を購入する際、もしその車を所有する期間が決まっているのであればオススメの自動車ローンがあります。それが、残価設定ローンです。
一定期間後の下取り額をあらかじめ差し引いた金額でローンを組むというもの
同じ予算でランクアップした車を購入ししたり、同じ車でもローン総額が減るので返済負担を軽減できる
残価設定の期間については、自分で指定することが可能です。そして最終月を迎えたとしても、継続してその車に乗りたい場合は次の2通りの方法で可能となります。
また、ローン申込時の下取り予定価格が、売却・返却時の査定額と同じとは限りませんよね。その際は、しっかりと清算を行って差額を支払う、あるいは返金してもらいます。
残価設定ローンは、新車だけでなく中古車でも利用できるようになっていますが、生産・販売年数等の条件がある場合もありますのでしっかりと確認しておきましょう。
残価設定ローンは、どんどん新車に乗り換えたい人、一定期間しか車が必要ではない人にはオススメの便利なローンです。一度検討してみては？
残価設定ローンは返済負担が少なく済むことが多いので、とても魅力的に思えます。しかし、デメリットが無いというわけでもありません。
まず、残価設定ローンにするとその車を自分名義で所有することが出来ません。あくまでもディーラー所有の車をリースしている、借りているという扱いとなります。
自分の所有にしたい場合は、残高を支払って車を完全に購入するしかありません。
また、一定期間が経過して返却する際には、車の傷や走行距離によって評価額が変わってきます。想定よりも状態が悪ければ、高額な精算となり出費が増えてしまうリスクがあるのです。
レンタカーを借りるとき同様、車に傷等をつけないように注意しなければいけないわけですね。残価設定ローンのデメリットをしっかりと把握し、利用するかどうか決めるようにしておきましょう。
車は残価設定という方法でローンを組む方法もあるのですね。自分所有の車にならないというデメリットはありますが、返却を前提として下取り代を引いた金額でローンを組むので、負担が少ないというのは魅力です。
ただ、車の状態によっては思ったよりも精算金額が膨らむ可能性もあるようです。注意すべきポイントをしっかりチェックし、利用するかどうか決めたいですね。
車のローンは、審査に通らなければ利用することができません。比較的審査に通りやすいディーラーのローンであればよっぽどのことがない限り利用できるかと思いますが、低金利の銀行カーローンは審査に通るのは簡単ではないのです。
でもどうせ借入するなら返済負担が少ない銀行のカーローンがいい、そう考える人もいるはずです。そこで、審査に通るためのポイントを簡単にチェックしていきましょう。
車のローン審査に通るためのポイント、それは主に次の3点です。
ローンを利用すれば、毎月一定額の返済をしなければいけなくなります。
その返済総額をしっかりと支払うことが出来るだけの安定した収入があることが、まず必須条件となるわけです。
そして、いくら収入があっても信用できない人物にお金を貸すことはできません。その信用を判断するための大きなポイントとなるのが、ブラックかどうかです。
ブラックというのは、自己破産や延滞を行った実績がある状態を示します。スムーズに完済できなかった、満額返済できなかったということは、借入先に損害を与えていることになりますよね。
ですから、そのような経験がある人に新規で融資をすることは避ける傾向にあるのです。
ブラックになった場合、審査が厳しい銀行のカーローン、オートローンの審査は通らないと考えておきましょう。
また、カーローンを申し込んだ際に他のキャッシング利用があれば、審査に通るのは厳しくなります。他のローンを利用しているということは、すでに月々の返済を行っている状態ですよね。
その状態で新規にカーローンを利用したらどうなるでしょうか。月々の返済額が多くなり、負担が増えるとは思いませんか？そうなれば、返済が難しくなってしまうこともあるかもしれません。
そのリスクがあるため、他のローン利用をしている際には審査に通りづらくなってしまうわけですね。もちろん、他社借り入れがあっても利用できる可能性はゼロではありませんが、審査に通りづらいのは確かです。
（⇒車ローンの疑問解消！キャッシングがあると借りられない？）
車のローン審査を受ける際には、これらのポイントを押さえておくようにしましょう。
（⇒車のローン審査についてもっと詳しく！）
ローンは、金利が1日単位で発生しています。ですから、返済期間が長期になればなるほど支払金利の総額は膨らんでいくのです。
返済負担を減らすのであれば、1日でも早く完済するようにしましょう。そうすることで、返済期間を短縮し、支払金利を減らすことが出来ます。
また、今利用しているローンの金利が高いのであれば、低い金利のカーローンに借り換えをするという方法もあります。
金利差の分、返済負担を軽減させることが出来ますからね。このように、返済負担を軽くする方法は色々とあります。
車のローン審査に通るためには、安定した収入やブラックではないということが求められるわけですね。返済能力がなければ、ローン利用は出来ないのです。
ローンの返済は大変かもしれませんが、繰り上げ返済や借り換えで負担を減らすことは可能なようです。出来ることをして、無理なくローン利用をしたいですね。
車の購入費用は、決して少額ではありません。しかし、どうしても車が欲しい、買わなければいけないことはありますよね。
だからこそ、ローンの利用先を選ぶことが求められるのです。
ディーラーのローンは金利が高いというデメリットはありますが、手続きが簡単で審査に通りやすいメリットもあります。残価設定ローンを利用すれば、返済負担も少なくて済むことが多いようです。
銀行のカーローンは低金利ですが審査が厳しいというデメリットがあります。それぞれのメリット・デメリットを把握して、自分が納得できる自動車ローンを選択しましょう。
【参考ページはこちら】
新車を安く借りるためのカーリース情報はこちら
自動車のローンには、色々な種類があるのですね。高額な自動車を無理なく購入するために、ローンは必要なものです。上手にローンを利用すれば、希望の車を購入することは可能となりますからね。
それぞれのローンの特徴を把握し、自分に合った自動車ローンを選ぶようにしましょう。
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自動車ローンは、取扱い先によって金利に差があるようですね。ディーラーのローンは手続きが簡単で比較的審査に通りやすくなっているようですが、金利が高めなのが引っかかります。
また、購入する自動車がディーラー名義となってしまう点にも注意が必要です。自動車ローンのメリット・デメリットをしっかりとチェックしておきましょう。