無担保ローンと車担保ローンの違いを見ていきます。無担保ローンと言えば、カードローンですね。アコムやプロミス等の消費者金融やバンクイックなどの銀行カードローンが有名です。必要書類も本人確認書類のみで借入れできることもあり、スピーディにキャッシングできるのが魅力です。
一方車担保ローンと言えば、無担保ローンとは異なり必要書類が多くなったり、申し込みの注意点があったりします。ここでは、それでも車担保ローンを選ぶメリットやデメリット等を紹介していきますよ。
お金を借りる時に、一番最初に思い浮かべるのがアコムやプロミス等の消費者金融ですね。テレビCMでも宣伝していますので、知名度も抜群で安心して借入れができます。
もちろん消費者金融でのキャッシングは無担保ですので、担保は必要ありません。保証人も不要で申込む方を信用してお金を貸してくれるのです。それでは、必要書類を見ていきましょう。
無担保ローンの必要書類を具体的に紹介できるように、アコムを例に挙げてみていきましょう。アコムの必要書類は以下になっています。
運転免許証の交付を受けていない場合は、個人番号カードや健康保険証等で代用できます。また、収入証明書は50万円を超える契約の場合や他社を含めた借入総額が100万円を超える場合に提出が必要になります。そのため50万円以下の借入れ希望の場合は、運転免許証さえあれば必要書類は揃うのです。
無担保ローンの注意点と言えば、申し込む時間帯によって即日融資ができなかったり、申告内容にウソがあると審査に通らなかったりします。
また、過去に債務整理等のブラック情報があると審査に通りません。
意外に知られていない車担保ローンですが、車を担保としてお金を借りる方法になります。無担保ローンに比べて、そろえる書類が多くなりますよ。
車担保ローンの必要書類を具体的に紹介できるように、マルユーを例に挙げて紹介していきます。マルユーの必要書類は以下になります。
上記は普通車の場合の必要書類となります。軽自動車の場合は、印鑑登録証明書や実印は不要となっており、その代り認印が必要となります。
車を担保としていますので、車に関する書類が必要になりますね。
また継続して乗る場合は、リース料が必要になるのかもチェックしておきましょう。担保として預ける予定の車を借りて乗ることになるため、リース料が発生するのですが、利息とは別に支払うコトになる為、返済が大変になりますよ。
つまり車担保ローンでは、申込む本人よりも車がポイントとなるのです。けれど、本人確認として運転免許証も必要になりますし、総量規制があるため収入証明書類も必要となっていますね。
もちろん本人確認書類や収入証明書類も必要となりますので、無担保ローンで必要な書類+車の書類となるのです。
普通車の場合は印鑑登録証明書も必要となりますので、借入先に行く前に役所等で書類を受け取ってから申し込みに行くとスムーズなのです。
車担保ローンの注意点としては、融資時に車を預けるのか、継続して乗る場合のリース料はいくらなのかチェックしておくと安心です。
無担保ローンでは、融資金額は商品情報に書いてある金額となりますので、例えばアコムであれば融資金額は800万円までとなります。けれど、自動車ローンに申し込む場合は車次第となります。
車担保ローンの融資金額は、以下になります。
金融機関 | 貸付限度額 |
---|---|
アールズ | 10万円~1億円 |
ナルト株式会社 | 1,000万円まで |
エクセル | 10万円~1,000万円 |
マルユー | 5万円~500万円 |
車担保ローンの場合は、金融機関ごとに貸付限度額がありますが、他にも総量規制があったり査定があったりしますので、誰でも貸付限度額まで借りられるわけではありません。
車担保ローンでは車の査定があります。無担保ローンでは申込者の審査がありますが、車担保ローンでは申込者自身の審査ではなく、車の審査が重要となるのです。
つまり無担保ローンでは、申込者のブラック情報等があると審査に通ることはありませんが、車担保ローンでは車の価値次第で融資が可能となります。
査定時間も10分~30分となっていますので、即日融資にも対応していますよ。
無担保ローンでも車担保ローンでも総量規制の対象となります。いずれも同じ内容で「年収の1/3を超える借入れはできない」とする決まりです。
ただし、車担保ローンでは法人で利用する場合や事業性資金に利用する場合は総量規制の対象外となりますので、利用目的によっては総量規制を気にせずに査定額のみで借入れも可能となりますよ。
車担保ローンの融資金額は、商品自体の貸付限度額、査定による評価額、総量規制による限度額があることが分かりましたね。必要書類に収入証明書類があったのにも納得です。例えば、マルユーで年収300万円の方が借入する場合は以下になります。
商品の貸付限度額 | 査定額 | 総量規制による限度額 | 借入可能額 |
---|---|---|---|
500万円まで | 100万円 | 100万円 | 100万円まで |
500万円まで | 50万円 | 100万円 | 50万円まで |
500万円まで | 200万円 | 100万円 | 100万円まで |
査定額が低ければ査定額まで、総量規制による限度額が低ければ総量規制による限度額までとなり、いずれかの項目の低い限度額が適用されることが分かりますね。
そのため、金融機関の貸付限度額が高いからといって、その金額まで誰でも借りられるわけではないのです。
車の査定額はもちろんのこと、無担保ローンと同様に総量規制も関係してきますので、年収の1/3までしか借入れすることはできないのです。
それでは最後に、車担保ローンのメリット・デメリットを見ていきましょう。何事にもメリットとデメリットの両方を知ってから利用することが大切ですよ。
(⇒車を担保にキャッシングはNG?)
車担保ローンのメリットと言えば、申込者の信用情報に関わらず借入可能・即日融資可能・保証人不要が挙げられます。
無担保ローンでは、申込者にブラック情報があると借入れ不可となりますが、車担保ローンでは申込者の信用情報は関係なく借りられるので、車さえあれば誰でも融資可能となります。また返済が滞った場合は、担保となる車が没収されるだけとなりますよ。
車担保ローンのデメリットと言えば、必要書類が多い・悪徳業者が多いことが挙げられます。
既に紹介しましたが、無担保ローンと比べると必要書類が多いため、事前に把握しておくことが即日融資に繋がりますね。また車担保ローンでは悪徳業者も多いため、きちんとした業者を探すことも大切です。
車担保ローンで悪徳業者かどうかを調べるためには、金融庁のホームページが役立ちます。
これは、無担保ローンの中小消費者金融の場合は同じですね。知名度の低い業者からお金を借りる時には、重要なチェックポイントとなるのです。
車担保ローンは、業者によって査定額が異なったり、借入後に車を使用できるのか、リース料はいくらなのか等、調べることがたくさんあります。そのため、申込み前の下調べが大切なのです。
【参考ページはこちら】
キャッシングでも車は買えるの?
車担保ローンのように担保があると、申込者の信用情報は関係なく車の査定額で借入可能となります。
ただし車の書類が必要となりますので、必要書類は多くなります。また、総量規制の対象となりますので、申込む本人の収入も融資金額に関係してくるのです。
車担保ローンでは悪徳業者も多いため、登録番号をチェックする等の対策もポイントとなるのです。
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ただし、申込者にブラック情報があると審査に通りません。ブラック情報がある方は無担保ローンのポイントとなる「信用」がないのです。
また、申込む時間帯によっては即日融資ができませんので、すぐにお金が必要なときには時間次第となります。