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審査が甘いキャッシングなんて幻想!?審査の真実に迫る!

「カードローンは審査が簡単ですぐに借りることが出来る!」「審査の甘いキャッシングは沢山ある!」という言葉をついつい信じてしまいますが、残念ながら審査が甘いと言えるカードローンはありません。

どうして「審査が甘い」と言えないのか?審査が甘いと言えないなら、どういったカードローンを選ぶべきなのか…?

今カードローンなどを利用している方にも、これから利用を考えている方にもぜひとも知っていただきたい「審査の真実」について解説していきたいと思います。

消費者金融は審査は甘い…はウソ?その理由

「消費者金融の審査は銀行カードローンに比べたら甘い」というのが一般常識…とまでは言い過ぎですが、通説になりつつあります。

確かに銀行系カードローンと消費者金融系カードローン、どちらも同時に申し込みをして審査結果を比較した場合、消費者金融系のカードローンに可決した人の方が多いかもしれません。

…が、それは「消費者金融の審査が甘い」ことにはつながりません。一般的に消費者金融は審査が甘い、と言われますがなぜそう言われるのかを考察してみましょう。

消費者金融は金利が高いからその分審査が甘い?

よく言われることは、「消費者金融は適用される金利が銀行系カードローンに比べて高いから、その分審査が甘いであろう」ということです。

確かに銀行系カードローンは14%~15%の金利であることが多く、対して消費者金融系カードローンは18%くらいの金利になっています。

消費者金融は金利を高めにしているため少々リスクが高い人にもお金を貸せる傾向がある。だから審査が甘い傾向にある!…という結論になるのだと思いますが、それが必ずしも合っているとも言えないと思います。

なぜなら、銀行系カードローンは「保証会社」を通しているからです。

例えば三菱東京UFJ銀行のカードローン「バンクイック」の利用条件のひとつに挙げられているのが「アコムの保証を受けられる方」です。これは、バンクイックのカードローンをアコムが保証していることを表しているんです。

ちなみに、アコムのカードローンには保証会社といった文言はありません。この「保証会社」の有無が金利の差につながっているとも言えます。

どうして保証会社を通すと金利が低くなるのか?

どうして保証会社を通している銀行系カードローンは金利を低く設定出来るのでしょうか。それはもちろん、「保証会社が保証しているから」にほかなりません。

保証会社が行う保証業務とは「銀行に損をさせないようにするもの」です。先程名前をだした「バンクイック」を例に挙げますが、もしバンクイックでお金を借入した人の返済が滞ってしまったとしましょう。

このまま返済が行われなければ、貸した金額に加えて利息分までも三菱東京UFJ銀行が損してしまうことになりますよね。そうならないようにするのが保証会社であるアコムの役目なんです。

三菱東京UFJ銀行が「もうこの人から返済を求めるのはムリかもしれない」と判断した場合、アコムに対して代位弁済を求めます。そうするとアコムは本来であればその人が返済するべき金額を三菱東京UFJ銀行に対して代わりに返済します。

これを「代位弁済」と言い、この時点で債権(この場合はお金を貸す権利のようなものです)はアコムに移動します。そして、アコムはもともとバンクイックでお金を借りていた人から、三菱東京UFJ銀行の代わりに返済を求めるように動くことになります。

この流れを見ていただければわかるかと思いますが、三菱東京UFJ銀行はお金を貸して仮に返済がなかったとしても自身が損することはありません。

カードローンは「返済されない可能性」というリスクが住宅ローンなどに比べて高いため金利を高めに設定されていると言われていますが、保証会社と契約している銀行系カードローンであれば、そのリスクを軽減出来るといっていいでしょう。

そのため、金利を低めに設定しユーザーを呼び込む手段のひとつにしている…とも言えます。

金融機関のカードローンの利用条件として「その金融機関の口座を保有していること」が含まれていることが多く、口座を開設してもらうことで預金も増え、利益を得られるからです。

なので、金利が低いから審査が厳しいとも一概に言えませんし、金利が高いから審査が甘い…とも一概に言えないと言えるでしょう。

ただし中小消費者金融なら「比較して審査が甘め」と言えるかも

ただ、あくまで大手消費者金融のカードローンや、銀行カードローンと比較しての話とはなりますが、中小消費者金融であれば審査が甘めと言えるかもしれません。

その理由として言えるのが「そもそもの分母が少ないこと」「貸す金額を少額に抑えること」の2点です。

私達がカードローンやキャッシングを利用しようと思うとき、まず候補に挙がるのは「有名どころ」ではないでしょうか。

消費者金融であればCMをしているアコムやプロミスなどの大手消費者金融がすぐに頭に浮かびますし、銀行カードローンであればバンクイックや楽天銀行スーパーローンなんかも有名ですよね。むしろ、他に候補がいるの?と思う方もいるのではないでしょうか。

世の中にはこういったCMを打っているような消費者金融や銀行だけでなく、もうちょっと規模が小さくなる中堅消費者金融、そして「街金」とも言われるような小規模の個人経営の消費者金融もあります。

それらの小さめの会社はいわゆる「玄人」のような方しか利用しないことが多いですし、大手の会社で審査落ちしてしまった、という人が最後の砦として申し込みをするケースも多いです。

小さな規模の消費者金融はそういった人の受け皿としていることも多いため、大手の審査で残念ながらお金を借りられなかった方も借りられる可能性がある、という意味では「比較して審査が甘い」と言ってもいいのかもしれません。

口コミなどの「甘い」は自分の結果でしかない

口コミなどで「ここの会社は審査が甘いですよ!」と書かれていることもありますが、これも信用できません。

もちろんこの情報が信用できない、というわけではありません。きっと口コミを書かれた方は実際に審査に可決し「審査が甘いな」と感じたからこそ、そのような内容の口コミを書いたのだと思います。

そうなんです、あくまで「自身が思ったよりも簡単に審査結果が出た、可決したから審査が甘いのだと考えた」ということです。

同じカードローンを10人の人が申し込んだとして、6人が可決して4人が否決した、というような客観的なデータがあれば「審査は甘めなのかもしれない」と判断することが可能ですが、実際そのようなデータはほぼありません。

口コミを書く人はあくまで主観ですから、自分が利用して感じたことをそのまま書きます。なので審査に落ちたら「ここは審査が厳しいんじゃないか」と思うでしょうし、審査に可決したら「ここは審査が甘いんじゃないか」と思ってしまうんですよね。

口コミはうまく活用すれば非常に参考になりますが、ただ口コミの「審査が甘い」という言葉を鵜呑みにしていてはなりません。それが自分に当てはまるかどうかはまた別の話だからです。

言うなれば、誰にでも審査の甘いキャッシング業者なんてない、ということでしょうね。

私達はイメージから「消費者金融=金利が高いから審査が甘い」「銀行カードローン=金利が低いから審査が厳しい」というイメージを持っていますが、決してそういうわけではない、ということですね。

結局審査に可決すれば「ここは審査が甘いかも」と思い、否決されれば「ここは審査が厳しかったのかも」と考えてしまうのは納得です。口コミは主観のものですし全く間違いではないのですが、その言葉を鵜呑みにしていると思ったような結果が出ない可能性もあることは覚えておきたいですね。

審査の甘さに関係する要素のひとつ「属性」って?

審査の甘さに金利は大きく影響はしない可能性がある、ということは先程の解説でなんとなく「そうかも」と思っていただけたかと思います。

それでは、一体何が審査に影響するんだろう?と新たな疑問が出てきますよね。

もちろんカードローン会社はそれぞれ独自の審査基準を持っており、その基準に応じて可決するか否決するかを決定します。

基準は会社によって違うため重視するポイントに違いがある可能性は十分に考えられますが、共通するポイントも確実にあります。そのひとつが「その人の属性」です。

「属性」って一体どんなものなの?

属性…と言われてもピンとこない方が多いと思います。ゲームなどでは「火属性」だとか「水属性」といったような、何かのカテゴリーに属しているイメージですね。

カードローン審査の重要なポイントとして言われる「属性」は、そういった「カテゴリ分け」とは違う意味ですが、「申し込んだ人がどのような人なのか」を表すものとして言われます。

属性によって借入が可能な金額や、審査の結果そのものに影響が出ますので、ある意味カテゴリ分けと言えるのかもしれませんが…。

さて、具体的な属性は、端的に言ってしまえばその人に詳細な、あるいは詳細すぎるプロフィール…といった感じです。

カードローンやキャッシングの新規申し込みの際、記入する項目は多岐にわたっていますが、それらの項目すべてをひっくるめたものが「属性」です。

住所氏名や電話番号などはもちろん、勤務先の連絡先や規模、自分が住んでいる住居環境や家族環境など「ここまで必要なの?」と思えるような部分まで記入しなければならないことに驚いた方もいたのではないでしょうか。

様々な項目が含まれる属性ですが、そのほとんどの項目が審査において「有利か不利か」のどちらかに振り分けられます。

はっきり言ってしまえば、有利な項目が多ければ多いほど「良い属性」と言われ、カードローンの審査が可決しやすくなるというわけです。逆に、それぞれの項目が不利に傾いている人は「属性が悪い」と言われ、可決するカードローンの数は少なくなります。

つまり、「有利な属性であればカードローンの審査は甘くなる傾向にあり、逆に属性が悪いと審査は厳しくなる傾向にある」ということですね。

重要視される属性の項目はやはり「収入」に関する部分!

属性の中でも、審査で重点が置かれる部分と、どちらかと言えばプラスアルファの部分があります。

やはり重要視されるのは「収入」に関する属性なのですが、かといって単純に「年収が高い=審査に有利」というわけではありません。

収入関連で重要視される部分は

  • 年収
  • 勤続年数
  • 職種
  • 雇用形態

の4つです。

まず年収です。これだけで判断されることはありませんが、重要なポイントであることには間違いありません。特に消費者金融の場合、総量規制のため年収の3分の1を超えてお金を貸すことは出来ないため、借りられる金額に直結する部分です。

もちろん年収は高いにこしたことはありませんが、低いからといって審査に落ちてしまうわけではない部分かと思います。

次に勤続年数です。会社に何年勤めたか、自営業などであるなら何年営業しているかの期間を表すものですが、カードローンの審査ではかなり重要なポイントと言われています。

その理由は勤続年数が長いほど収入が安定しており、返済もきちんと出来るだろうという判断がされるからです。今は日本でも転職は珍しいことではありませんが、やはり同じ会社に長く勤務している=安定感がある、というイメージはありますよね。

そのため年収が高くても勤続年数が短いと審査では不利になることもよくあります。逆に収入が少なくても勤続年数が長いことで「安定している」と判断され、審査に通ることも珍しくありません。

そして職種と雇用形態。こちらもポイントではありますが、雇用形態に関しては正社員の方が有利ではあるものの、大きな差がつく…というほどではありません。ただし、「自営業」という形であれば別です。

自営業のような自分で事業を行っている人の場合、会社に勤めてお給料をもらっている人に比べると収入が安定しないことがあります。「安定しているかどうか」がどれだけ重要視されているかよくわかりますね。

そのため、自営業の方は正社員よりも審査において不利になると言われています。ただ営業期間が長い人(3年以上)であればそんなことはなく、逆に有利になるでしょう。

職種は重要ながらもこの項目の中では重要度は低めですかね。どちらかと言えばプラスアルファ側かもしれません。

ド安定の証とも言える公務員の方は非常に審査において有利(倒産などがなく給与も安定しているため)で、他には医師や弁護士といった国家資格を持つ職種も有利と言われています。
(⇒キャッシング審査に通りやすい職業とは?

意外?居住環境などは審査に影響がある!

ちょっと意外かもしれませんが、

  • 誰と住んでいるか
  • 住居の持ち主は誰か(持ち家か否か)
  • 何年くらい住んでいるか

といった、お金を借りるのに必要がなさそうな項目ですが、実はこれもしっかりとチェックされます。

誰と住んでいるか、簡単に言えば一人暮らしか家族と暮らしているかどうかですね。一人暮らしですと転居しやすい反面、自由に使うお金は多いです。結婚などをして独立していると、転居することは少ないですが自由に使えるお金が少ない傾向にあります。

先程の収入や勤続年数といった点は「返済能力があるか」という観点からの判断ですが、居住環境の項目は「仮に返済が滞った場合きちんと回収出来るか」という判断を行っているように思えます。

なので先程のケースではどちらが有利になるかは会社によって違いますが、回収という点で考えれば結婚している方が有利に働くかもしれないですね。

他にも借家より持ち家の方が、住んでいる期間が短いよりは長い方が審査で有利に働くことが多いです。どちらも「簡単に引っ越さない=回収がしやすいと判断される」からですね。

逆に「一人暮らしで頻繁に引っ越しを繰り返す」ような人は仮に返済できなくなった場合、そのまま行方をくらましてしまうのでは…?との懸念から、借入金額が少なくなったり、審査に落ちてしまう可能性もあります。

どの項目を重要視するかは会社によって違う。諦めないことが大事!

他にも「固定電話の有無」などちょっとしたポイントとなるような項目はありますが、属性で重視されるのは「返済能力に関して」の部分と「きちんと回収できるか」の部分となるでしょう。

「自分はどの属性もあんまりよくないからお金を借りることが出来ないかも…」と落ち込んだ方もいるかもしれませんが、落ち込む必要はありません。

なぜなら会社によって審査基準が違うからです。ある会社では返済能力を重視するかもしれませんが、別の会社では「きちんと回収出来るかどうか」を重視していることもあります。

なので年収が低くて勤続年数も1年くらいしかないけれど、ずっと実家で暮らしていて固定電話もある…といった環境であればお金を借りることが出来る、なんてケースもあるんです。

事前にこちらが「この会社はここを審査で重視している!」という点は残念ながらわかりませんが、絶対に借りられないなんてことは次に解説します「信用情報」がどうかしていない限りない、といってもいいですので、諦めないことが大事ですね。

口コミを活用して「自分が通りそうなカードローン」を探す!

諦めないことが大事。そういっても所詮きれいごとで、諦めたくはないけど諦めざるを得ないんだ!と言いたい方もいると思います。

確かに何も情報がないのに「諦めるな」という言葉だけ言われても全くもって意味がありません。なので、具体的な提案をさせていただきます。

その提案とは「口コミを活用する」ことです。

口コミなんてどこにでもあるし、ウソも沢山あるだろうから参考にできない!という意見ももっともですが、その辺にある口コミを見て「審査に通ったという口コミの数が多いからここは審査が甘いだろうと判断しろ」と言っているわけではありません。

「自分の属性に近い口コミをピックアップしてその結果を見る」ようにするのです。

例えば20代のフリーターがお金を借りようと思っていたとしましょう。見た口コミが「40代の正社員で年収500万円、他借金なし」という人のものだった場合、全く参考にならないことはわかりますよね。

同じ20代のアルバイトの人の口コミを探し、その人が可決したかどうか、可決した場合限度額はいくらくらいだったかをしっかりとチェックしましょう。もちろん完全一致でなくても構いません。

「自分に近い属性の人が多く可決している」、そんなカードローンであれば自分も可決する可能性はぐっと高まります。逆に全くそういった人たちが可決していない、あるいは申し込んでいない場合は避けたほうがいいでしょう。

たしかにネット申し込みなんかの時にすごく詳しく情報を入力しなければならないので「何に使うんだろう?」なんて思っていましたが、きちんと審査に反映されているんですね。

カードローンの審査は細かい!とついつい思ってしまいますが、クレジットカードを作る時にも同じくらいの情報を入力しなければならないので、カードローンが特別…というわけでもなさそうですね。

審査の結果に直結するといってもいいのが「信用情報」

もうひとつ、審査をする上で外せないものがあります。それが、審査の結果に直結するといってもいい「信用情報」というものです。

この信用とはもちろんお金に関する信用のことで、その人がお金を借りても大丈夫かどうかをチェックするための情報といったところでしょうか。

先程解説しました「属性」は、お金を貸す場合、どのくらいの金額を貸せば利用者の負担にならないかを判断するための情報といってもいいですが、信用情報は人そのもの、「この人に貸しても大丈夫か」を判断するもの、といってもいいでしょう。

「信用情報」は3つの「信用情報機関」が保有。情報は共有

信用情報は、日本にある3つの信用情報機関が保有しています。

なぜ3つあるかというと、それぞれ加盟する条件が違うからで、例えば「株式会社シー・アイ・シー」の場合は「貸金業者(消費者金融)」やクレジットカード会社が加盟しており、「全国銀行個人信用情報センター」は名前の通り銀行や信用金庫などの金融機関です。

申込時に記入する情報はすべて「信用情報」としてそれぞれの会社が加盟している信用情報機関に登録されることになっており、規約にも明記されています。どの信用情報機関に登録されるかも記載されていますので、事前にチェックしてみるといいでしょう。

とはいえこの3つの信用情報機関は情報を共有していますので、1つの信用情報機関に登録されればすべての信用情報機関に登録される(一部も含め)と考えていればよさそうですね。

信用情報には「属性」も含まれますが、それ以外の情報も沢山あります。実は審査の結果に直結するような情報はごくわずかなんですよ。

審査に直結する情報ひとつめは「延滞情報」

それでは具体的な審査に直結する情報についてご紹介していきましょう。まずひとつ目は「延滞」に関する情報です。

延滞とは支払い遅延のことで、借りたお金をきちんと返済出来ていない状態のことを指します。当たり前ですが、すでに借りているお金を返済出来ることが出来ていないのに、新たにお金を借りても返済できるとは思えませんよね。

そのため、延滞していることがわかるとお金を借りることが出来る確率はぐっと下がります。この状態をなんとかするには、まず延滞している分を払うこと!

ちなみに1日や2日延滞をしたことがある、というくらいであれば信用情報に「延滞している」と登録されることは基本的にありません。90日以上返済がない…というような悪質な状態のときのみです。だからといって、短い期間の延滞を繰り返すのはNGですよ!

自己破産や任意整理などの債務整理の情報があるとムリ!

続いて直結する情報は「自己破産」や「任意整理」といった、借金を整理した情報が登録されている人です。これらを「金融事故」ともいいますね。

債務整理の情報があるということは、自分では返済できないほどのお金を借りたと判断されます。カードローンは返済してもらわないといけないわけですから、債務整理をした人は敬遠されます。

いわゆるお金を借りる際の「ブラック」と言われるものがこれにあたります。債務整理を行った人は「ブラック入りした」と言う感じに使われますね。

いくら属性がよくても、この事故情報があると審査には確実に落ちるといっても過言ではありません。

そのくらいに債務整理を行ったという情報は審査において大きな影響を与えます。

申し込みの時期によっては審査に影響が出ることも

これまでの2つに比べたら影響は小さいものですが、申込みの時期によって審査に影響が出てしまうケースがあります。

カードローン初心者の方にありがちなのですが、ついつい審査に可決するか不安だからと、とりあえず「ここがよさそう」と思えるような会社に手当たり次第申し込んでしまうことがあります。

信用情報には「いつ・限度額はいくらを希望したか」というようなカードローンの申込情報も登録され、チェックすることが可能になっています。例えば同じ日に5つの会社に申し込んだ場合、少なくとも3社は自社以外にも同時に複数の会社に申し込んだことがわかります。

申し込むこと自体は悪いことではないのですが、あまりにも数が多いと「お金に困っているからこんだけの数を一気に申し込んでいるのでは…」と敬遠されてしまうんです。

もちろん信用情報を見てチェックしますので、ブラックではないことがわかっていても、です。

この状態を俗に「申し込みブラック」といい、他の情報などに問題はないのに、申込件数が多いという一点だけでお金を借りづらくなってしまいます。

こうなってしまうと、申込情報が信用情報から消去される「6ヶ月」経過後に改めて申し込むしかありません。もちろんただ敬遠している状態ですので、延滞や債務整理と違い大きな影響はありません。

延滞や債務整理は「ブラック」扱い。一定期間続く

延滞や債務整理といった情報が信用情報に登録されるといわゆる「ブラック」扱いとなり、お金を借りることができなくなります。

いくら「審査が甘い」と言われているようなところでもお金を返せない人にお金を貸すなんて会社はありませんから、一切の借入は出来ないといっていいでしょう。もちろんクレジットカードの新規作成も出来ません。

仮にお金を貸してくれる会社があったとしても闇金くらいで、借りたが最後法外な金利で借りることになってしまい、新たな金銭トラブルに巻き込まれる可能性が大です。

延滞は解消されてから1年後、債務整理は5年~10年後にやっとその情報が消去され、脱ブラックが可能となります。…が、今度はクレジットカードの利用さえも1回もない、「スーパーホワイト」という状態になります。

日本で暮らしていれば、たいていクレジットカードは持っていて利用することも珍しくなく、そういった履歴は少なくとも1~2年に1度程度はあります。しかし数年もそういった履歴がないなんて、超現金主義かもともとブラックだったかの二択でしかありません。

どちらに貸すにしても「きちんと返済できるかわからない」というリスクが高いため、カードローンの審査でも敬遠される傾向にあります。ブラック状態が解消されたからといって、すぐにお金を借りられるわけでもないんですね。

いくら属性がよくても信用情報で審査い可決されない、なんてこともあるんですね。確かに自分がお金を貸す立場だったとしても、過去に債務整理をしている人にはお金を貸したいとは思わないので、納得出来る内容です。

逆にそんな時でもお金を貸してくれる会社は気をつけた方がいい、と思ってもいいかもしれないですね。

きちんと返済をしていればブラックになることはないので怖がる必要はなさそうです。そのためにも身の丈に合った金額を借りるようにしたいですね。

甘いキャッシングやカードローンはない!「自分に合う」会社を

正直に言えば、誰にでも甘いと言えるキャッシングやカードローンはありません。結局は主観であり、「自分が可決したかそうでないか」でしか判断出来ないところだからです。

しかし、逆に言えば「自分に甘い」カードローン会社はある、とも言えます。それを探すのは大変ではありますが、口コミなどを参考にしたり、あえて条件が厳し目のカードローンに申し込んでみる、などしてもいいでしょう。
(こちらもご参考に→審査が緩いところはどこ?

条件が厳しいということは門戸は狭いものの、その門自体は開きやすい可能性があるからです。

あとは自分が長く利用している金融機関であれば金利優遇を受けられることもあります。特に地方の金融機関(地方銀行や信用金庫)であればその傾向が強いので、大手よりもお得に利用できる可能性があります。

「審査が甘い」というよりも「自分に合う」会社を探せば、最終的にスムーズに審査に通った、なんてこともあります。

スムーズに審査に通りたいと思うからこそ、しっかりとリサーチして「大丈夫そうだな」と思える会社を探すことが大事なんですね。

【参考ページはこちら】
審査のゆるい主婦向けカードローンはここ!

どうしても「審査が甘い」と言われるカードローンに飛びつきたくなってしまう気持ちがありますよね。だけどそれは自分にとって甘いかどうかは別、というわけです。

「ここが甘い」逆に「ここは審査が厳しい」と言われているような会社のキャッシングが利用できる、なんてこともありますし本当にわかりません。

すぐに審査OK、誰でも借りられるなんて甘い言葉を出してくるのは闇金の可能性も高いですし、きちんと安定した収入があり、信用情報に事故情報がなければ絶対にどこも貸してくれない、なんてことはないと思います。

自分に近い立場の人の口コミなどを活用して、「自分にとって審査が甘いカードローン」を見極められるようにしたいですね。

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