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自己破産したら申し込まない!新たなキャッシングがNGな理由

現在では、キャッシングは主婦や学生でも気軽に行うことができるものとなっています。使い勝手も良く、借りたい時にコンビニATM等ですぐに借りられるので、ついつい借り過ぎてしまうこともありますよね。

けれど、返済計画も立てずに借りられるから借りていると、返済が追い付かなくなります。そんな時に陥ってしまうのが自己破産等の債務整理ですね。

自己破産をすると、カードローンを作ることができなくなります。そのため新たなキャッシングはできません。ここでは、自己破産すると新たなキャッシングができないと言われる理由を見ていきますよ。

新たなカードローンは作れない?自己破産の代償

自己破産をすると、債務の支払義務がすべて免除されます。そのため返済が困難になり、支払いができなくなったときの最終手段として利用することができます。ただし、自己破産をしてしまうと新たなカードローンは作れなくなってしまいますので、注意しておきましょう。

カードローンが作れない理由

カードローンは専業主婦や学生でも申し込みができ、利用対象者の幅も広く使い勝手の良いものと言えます。けれど、信用情報機関に自己破産等の債務整理情報が登録されると、カードローンは作ることができなくなるのです。
(こちらもご参考に→専業主婦と無職は同じではない?

これは、カードローンが無担保・保証人不要なところに関係してきます。例えば担保があって、保証人となってくれるローン商品であれば、過去に自己破産しても借りられる可能性はあるのです。

車担保のカードローンが該当しますね。

車担保のカードローンでは車を担保にすることで、申込者自身の信用情報はそこまで影響しないのです。

キャッシング 担保 保証人 債務整理者の申し込み
カードローン 不要 不要 不可
車担保のローン 不要 可能
つまり、返済不能となった時に差し押さえられる担保があれば、過去に債務整理等の経歴があっても申込可能ですが、信用を頼りにキャッシングする無担保ローンでは、過去の債務整理等の経歴は審査に影響を及ぼすのです。

こういった無担保ローンでは、先ほど紹介した信用情報機関の登録情報に、破産申立、債務整理等の情報があると審査に通りません。詳しく見ていきましょう。

専業主婦や学生でも申し込み可能となっているカードローンですが、信用情報機関に破産申立や債務整理等の異動情報があると審査に通りません。

これは、カードローンが無担保ローンで申込者の信用をもとにお金を貸すからです。

そのため車担保ローンであれば、信用情報に自己破産等の情報があっても審査に通ることはできるのです。

申込者に信用がなくても、返済不能となった時には担保の車を差し押さえることができるからなのです。

無担保ローンであれば、申込者の信用が重要となりますので、信用情報機関の情報が大切なのです。

信用情報は国内に3つ!互いに情報交換しているため、抜け目なし!

それでは、信用情報機関について見ていきます。

信用情報機関は国内に3つありますが、いずれも互いに情報交換しているため、自己破産等の債務整理情報は伝わっていますよ。

信用情報機関について

信用情報機関に加盟する業態は以下になっています。

信用情報機関 加盟会員の業態
(株)日本信用情報機構(JICC) 信販会社、消費者金融会社、金融機関、保証会社
(株)シー・アイ・シー(CIC) 貸金業者、クレジット業者
全国銀行個人信用情報センター 銀行、信用金庫、信用組合、農業協同組合

どの信用情報機関に加盟しても良いコトになっていますが、貸金業者では貸金業法に基づいて指定信用情報機関として内閣総理大臣より指定を受けているJICCかCICのいずれかに、加盟することが決められています。

そして、JICCとCICの2社間では貸金業法における指定信用情報機関制度に基づいた情報交流を行っていますので、消費者の総借入残高も正確に把握していますよ。

  • JICCとCICは貸金業法に基づいた指定信用情報機関
  • JICCとCICの2社間で、消費者の総借入残高を把握

またJICCとCICと全国銀行個人信用情報センターの3社間では、各信用情報機関が保有する信用情報の内、延滞などの情報を交流しています。

そのため、3社間では延滞等の情報は共有していることになりますので、CICに加盟している消費者金融Aで自己破産をしたから、JICCに加盟している消費者金融Bに新たに申し込みをしたなら、自己破産の情報はB社も保有することになるのです。

  • JICC・CIC・全国銀行個人信用情報センターの3社間で情報交流
  • 3社間では、消費者の延滞等の情報を共有
信用情報機関はJICC・CIC・全国銀行個人信用情報センターの3つあります。

JICCとCICは、貸金業法に基づいた指定信用情報機関となっているため、貸金業者が加盟しています。

またJICCとCICの2社間では、消費者の総借入残高を把握するために情報交流を行っているのです。

JICC・CIC・全国銀行個人信用情報センターの3社間では、消費者の延滞等の情報を交流しています。

そのため自己破産等の債務整理情報があると、3社とも情報を共有しています。

つまりJICCに債務整理情報があるから、JICCに加盟していない消費者金融に申し込みをしても、債務整理情報は共有しているため審査に通りません。

知らないと損する!何度も申し込むと「申し込みブラック」になる

JICCとCICの2社間の情報交流のことをFINE、JICC・CIC・全国銀行個人信用情報センターの3社間の情報交流のことをCRINと言いますが、これらの仕組みを知らずに自己破産をした方が申し込みを続けていると、申し込みブラックになってしまいますよ。

申し込みブラックとは

申し込みブラックとは、短期間に何社も申し込み過ぎることを言います。

信用情報機関同士で情報交流していて、自己破産等の債務整理情報を共有していることを知らなければ、審査に通らないため申し込みを続けることもありますよね。

そうすると、申し込みブラックとなるのです。信用情報機関では申し込み情報も登録しているのです。

内容 登録期間
氏名・生年月日・電話番号・免許証番号・申込日等 申込日から6ヶ月を超えない期間

上記を見ると分かるように、申込日から6ヶ月間は申込内容が登録されていますので、この間に4~5社も申し込みをしていると、申し込みブラックとなり審査に通らなくなります。

これは、自己破産等の債務整理情報がある方だけでなく、申込内容に不備があって審査に落ちた場合でも複数社続けて申し込みをしていると審査に通りませんので、注意しておきたいですね。

もともと自己破産等の債務整理情報があると審査に通ることはありませんので、さらに申し込み過ぎて申し込みブラックとなってしまうと、印象が更に悪くなってしまうため、一度債務整理等になってしまったら、登録情報が無くなる5年~10年間はキャッシングに頼らない生活を送りましょう。
(⇒ブラックでも借りられるキャッシングは?

何度も申し込みをしていると、申し込みブラックとして信用情報機関に登録されてしまいます。

申し込みブラックとして登録されるのは、6ヶ月を超えない期間となります。

けれど、もともと自己破産等で審査に通らない上に申し込みブラックとなってしまうと、更に印象が悪くなってしまいます。

そのため自己破産等で金融事故を起こしてしまったら、この情報が消えるまでの5~10年間はキャッシングせずに生活を送るのが無難なのです。

意外に知らない!中小消費者金融もキャッシングNG

意外に知らないのが、中小消費者金融でも債務整理情報があると審査に通りません。審査の甘いカードローンは無いのです。ここでは、フクホーとスカイオフィスについて見ていきます。

フクホーでキャッシング

中小消費者金融では、過去の債務整理を申込書に入力する場合があります。フクホーでも行っていますよ。フクホーの申込書では、債務整理等の経歴として「破産・民事再生・債務整理・現在延滞中・過去に延滞あり」の選択肢から選ぶことになります。

また他社の返済が現在延滞中や過去の借入れを放置している場合は契約ができませんので、過去の借入れを整理して、信用情報機関の情報も無くなってからの申し込みが安心ですね。

フクホー 詳細
融資額 200万円まで
金利 年7.30%~20.00%
貸付対象者 20歳以上の定期的な収入と返済能力があり、フクホーの基準を満たす方

スカイオフィスでキャッシング

スカイオフィスでも申込書には、事故歴(自己破産など)の有無があります。事故歴なっていますので、どこまでが該当するのか不安があれば問い合わせる必要がありますね。

安心して申し込みをするためには、信用情報機関の債務整理等の情報が無くなってからにしましょう。債務整理等の情報があると、審査に通ることはありません。

スカイオフィス 詳細
融資額 50万円まで
金利 年15.0%~20.0%
貸付対象者 20歳以上で現在安定した収入がある方
ここまで見てきて、自己破産等の債務整理がある場合は申し込みをしても審査に通らないことが分かりましたね。そのため、初めから申し込みをしない方が良いのです。その方が申し込みブラックとして新たに登録される心配もありません。

一度、自己破産等で信用を無くしてしまうと、次に「返済能力のある方」として信用を取り戻せるのは、信用情報機関の登録が消える5年~10年が必要なのです。

【参考ページはこちら】
多重債務に陥った場合、取り立てはある?

カードローンは学生や専業主婦でも申し込み可能となっていますが、自己破産等の債務整理経験があると審査に通りません。

自己破産等の債務整理情報は信用情報機関に登録されるため、本人が債務整理情報を自己申告しなくても金融機関側には分かるのです。

中小消費者金融では申込書に債務整理の経歴を入力するところが多いため、確実に申告する必要があるのです。

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