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キャッシングの取りたてって怖い?多重債務に陥った場合の対処方法

恐い借金取りが家の扉をバンバン叩いて大声で脅す。こんなことが本当にあるのだと、不安に思っている人はいませんか?

ドラマや映画で出てくるような借金取りのイメージは、未だ強く存在します。

実際にそんな怖い思いをした人も昔はいたかもしれません。しかし、現在ではそれは本来行ってはいけない行為として、法律でもきちんと定められています。

では現在はどんな形で借金の催促が行われるのか、もし多重債務に陥ったらどうすればいいのか。

借金は返さなければいけないものではありますが、これらのことを知っておけば、今までのように必要以上に不安になることは、ないのではありませんか。

ドラマで見るような恐い借金の取り立てって今もあるの?

借金の取り立てにいかつい風貌の男性が複数、家の前で大声で怒鳴り散らして家主を脅す。そんなドラマのいちシーンのような怖い状況が、今のキャッシング、カードローンの世界にも残っていると思っている人はいませんか?

確かに昔はそのような人達が昼夜問わず家に押しかけて、借金の返済に迫った時代もありました。だからこそ、そんなドラマもあったのでしょう。

しかし今の時代、そんな恐ろしい取り立ては行われていません。

いえ、正確に言えば、闇金などの違法業者は兎も角、実際に脅しのような取り立てを行うと、業者は法律で罰せられます。

2006年に成立、順を追って施行、2010年には完全施行された貸金業法では、総量規制だけでなく、違法な取り立てを禁止する内容もまとめられました。どのようなことが禁止されているのでしょうか。

  • 暴力的な言動
  • 深夜や早朝での取り立て
  • 勤務先への取り立て
  • 借金を第三者に広めること
  • 他社へ借り換えさせることで借金を返済させること
  • 家族など本人以外への取り立て
  • 弁護士など専門家へ債務処理を依頼した後での取り立て

などがあります。

ただそうは言っても、債務者の中には電話を掛けても出てくれない、下手をすれば携帯などは着信拒否をしたり電話番号を変えたりする可能性が出てくる場合もあります。

そうなると業者の方も困ってしまうのは確かです。

正当な理由があれば、勤務先へ電話したり、(法律で許容されている時間帯で)ある程度の遅い時間に連絡を取るのは許容範囲になります。

お互いの言い分はきっとあるでしょう。多くの貸金業者が会員登録している貸金業協会でも、個人の相談や苦情を受け付けてくれる窓口を設け、対応できるようにしています。

問題は闇金の取り立てが酷い場合

貸金業者として行政に登録し、貸金業協会にも会員となっている業者は、法律に抵触するような行為は行いません。もちろん、お金を借りたまま返済もせず、連絡も入れないような人にはしつこく催促の連絡が入るでしょうが、先に挙げたようなことはありません。

それよりも問題は、ヤミ金の場合です。ヤミ金とわかっていて借りる人はまずいません。(どうしても借りる先が見つからず、手を出してしまう人も中にはいますが・・・。)

大抵の場合、借金が返せなくなって初めて、あり得ない金利で返済していたことに気付きます。まず、ヤミ金の場合は、法律で決められた数字以上の金利になっています。分かった段階で、無理に返済する必要はありません。

しかし、そのままにしておけば当然、それこそ恐ろしい取り立てがある可能性が出てきます。ヤミ金に関しては、貸金業法で禁止されていようが関係ありません。

その場合は、司法書士や弁護士などの専門家、状況によっては警察に連絡を入れるといいでしょう。警察が難しそうな場合、まずは日本司法支援センター(法テラス)で相談するのも一つの方法です。

ちなみに司法書士や弁護士ではどう違うのか、どちらに依頼すればいいのか、わからない人もいるかもしれません。基本的な違いとしては、弁護士は法律の専門家になるのですが、司法書士は不動産や会社など、登記手続きが本来の仕事です。

とはいえ、債権に関しても手続きできないわけではありません。ただし、司法書士の場合、弁護士と違って金額が140万円を超える場合には、対応できません。また認定司法書士でなければ、対応はできないのです。

ただ、始めの一歩となる相談は、大抵無料となっていることが多いので、まずは相談することから始まります。その始めの相談をどこにすればいいのか分からない時は、上記した「法テラス」が一番早いかもしれません。

その後、話を進めていきますが、もちろん、できれば証拠となるものがあるといいです。口座を利用したならば通帳、チラシなど、電話があったならば録音できたらベストです。しかし、無理は禁物です。

異常な額の利息は闇金の可能性大!借金前に確認してみるのも大事

違法な取り立てが始まってからヤミ金融と気付く人もいるのですが、そもそも、それまで気付かないというのも、多少なりとも問題ではないでしょうか。お金に困って焦っていると難しいかもしれませんが、本来ならば、先にヤミ金か正規の業者かどうかをきちんと見極める必要があります。

では、どうやって見分けるのか。ヤミ金の場合の特徴はこんなところがあります。

  • 連絡先が携帯になっている。
  • 貸金業者としての登録番号がない。または、偽番号を記載している。
  • 返済の説明に金額だけを言い、金利の説明がない。
  • 審査ナシで借りられると広告している。   など

細かく言えば他にもあるのですが、ざっと出しただけでこのようなポイントがあります。連絡先のことや「審査なし」の表記など、見た目でわかりやすいのもあれば、金利の点など、話をしてから(たぶん、改めて金利の説明はないでしょうから)後で漸く気付いた、なんてこともあるので要注意です。

特に返済時の説明では、金利ではなく、数字そのままで債権者に伝えます。一見、まともに見える融資額として見ても、実際に計算して当てはめてみると法外な金利だった、というのはよくあることです。酷い時には、1,000%を超えていた、なんてこともあります。心配な人は、一度計算をしてみるといいかもしれません。

昔と違って今は法律も厳しくなるなど、ヤミ金への対応は厳しくなっているといえるようですね。

とはいえ、まだまだ存在するヤミ金にお金を借りてしまったら、大変!そんな時は、弁護士や司法書士などの専門家に相談するのが一番手っ取り早い解決方法と言えるけど、お金が心配な時は、まず無料相談を受けるのも一つのです。

まずはヤミ金に捉まらないように気をつけるようにしましょう。

もちろん、ヤミ金でなくとも多重債務に陥る人が多くいるのも確か。そんな人はまた別の対応が必要ですよね。

実際にはどのようなもの?借金が返せない場合の取りたて方法は

正規の業者の場合は、ドラマで見るような違法な行いはないとは言いましたが、では何もないのかと言えばそうではありません。業者からすれば、貸したものを返してもらうという正当な理由があります。

そのため、しつこいように感じるほどには連絡が入ります。

大よそですが、このようなことが行われます。

携帯への電話連絡

督促の手紙

自宅への電話連絡

●余程のことでなければありませんが、電話に出なければ、次の方法になります。

勤務先への連絡が入る可能性もあります。

●それでも無視するなど返済に対しての姿勢が見られない場合は、法的措置へと繋がっていきます。

裁判所から支払命令が入る・専門の債権回収業者に取り立てをお願いする。

●このような形へと繋がっていきます。

裁判所での許可が下りれば給料の差し押さえ(手取りの1/4まで。または、給料が33万円以上の場合は、超過分)が行われる可能性もなくはないです。

しかし、ここまで行われることはまずないでしょう。だからといって、電話を無視すればいいというわけではありませんが・・・。

また、これらの方法は各貸金業者によって違いがあるので、基本的な段階として考えておいてください。

連絡が取れなければ、いつまででも電話が掛かってきたりしますが、逃げずになるべく早い段階で電話を受けることをおすすめします。

きちんと理由を述べたり返すよう努力している姿勢を見せれば、もちろん借金がなくなるわけではありませんが、毎月の返済額を変更する等、それなりに考えて対応してくれるものです。

例えば、急病により入院して仕事に行けず収入が減った、無くなったとした場合、その理由をきちんと説明すれば、毎月の支払も収入に合わせて減額してもらう、仕事に復帰したら返済額をまた変更する、なんてことも(業者によって対応に差はあるにしても)不可能ではないのです。

業者によって違いは当然あるが中小規模の方が対応が早い?

大手の業者と中小規模の業者では、対応の早さに違いがあると言われています。

これは、やはりリスクの違いによるところが大きいからでしょう。

本来、返済は当然のことですが、仮に返済が難しくなった場合、大手の業者の方はまだ資金力がある分、痛手は小さくてすみます。

元々、規模の小さな消費者金融は、リスクのある顧客が多い分、金利は大手消費者金融よりも高めの所が多いのですが、何せ顧客数自体も大手よりもはるかに少ない状態がほとんどです。

また、中小規模の消費者金融の場合になると、元々の資金力が小さい分、1件の未回収金が大きく影響します。そのため、なるべくきちんとお金を回収したい、とすぐに対応が行われる可能性が大きいです。

早い所だと翌日には電話が掛かってくるようです。電話が掛かってくると、つい電話に出ずにやり過ごそうとしてしまいがちですが、そうではなく、電話に出て、「○○日までに返済します。」など、返済に対する姿勢は見せるべきでしょう。(もちろんウソはいけません。)

ヤミ金でなく正規の業者だろうと、返済を滞らせたら、催促状が届いたり電話が掛ってくるのは当たり前だと覚えておいた方がいいのでは。

もちろん貸金業者によって対応は違えども、場合によっては法的処置として、最終的に財産や給料の差し押さえの可能性も全くないとは言い切れないでしょう。

貸金業者によっては対応が素早い所もあるし、例えば急病で仕事ができない、急な出費が出来て一時的に支払いができないなどの理由があるならば、早めに貸金業者に相談するのも余計なトラブル回避の一つの方法ではないでしょうか。

それでも心配!?多重債務に陥ったらどうすればいい?

すぐに返済できなければ、それに伴い、催促の連絡がひっきりなしに届くことになります。対応する人によっては、電話の呼び出し音だけでびくびくしてしまうかもしれませんが、もちろん、電話での話も脅すようなことにはならないはずです。

それでも心配な時はどうすればいいのでしょう。

  • おまとめ・借り換えローンをする
  • 債務整理をする

主にこの2つに絞られることになります。

中には、わざわざ借金を整理しなくとも、「親に立て替えてもらって払った。」なんて方がいるかもしれません。もちろん、親も子供の為ならばと、お金を立て替えてくれる方もいるでしょう。

しかし、親に出してもらうのは、何の解決にもなりません。下手に借金がエスカレートすれば、親子断絶の危機になるかもしれません。

それよりは、やはりおまとめローンか債務整理をする方が現実的です。

借金の返済に困っている方は、最後は闇雲に貸し付けしてくれる業者に申し込むものです。そんな場合、違法ではないにしろ金利が高めだったりします。それよりも、おまとめや借り換えをするだけでもかなり違います。

おまとめや借り換えローン等の専用コースを持っている貸金業者もある

おまとめや借り換えを考える人の多くは、すでに借入先を3社以上持っている多重債務者になっており、返済額が返済能力をとうの昔に超えていたりします。例えば、収入額の割に生活費の方が多いなど、慢性的なお金不足に陥っている場合がよく見られ、確かにその状態では借金額が増えるばかりになります。

肝心のおまとめとしての借入先ですが、通常のカードローンで考えている場合は、まず審査に通らないでしょう。通常のカードローンでは、多重債務者の場合、返済見込みがないと判断され、同時に総量規制にも引っ掛かり、まず審査に通らないからです。

それよりも貸金業者や銀行では、おまとめや借り換えの専用コースを持っている所が多くあります。そのような専用のコースを利用した方が、よほど審査の通過率があがるというものです。

借り換えコースの一例

  • 「貸金業法に基づく借換え専用ローン」(アコム)
  • 「かりかえMAX」「おまとめMAX」(アイフル)
  • 「おまとめローン・フリーローン」(イオン銀行)
  • 「スターワンバンクローン」(東京スター銀行)   など

実に様々な専用コースがあるのですが、それ以外にも専用ではなくともおまとめOKのカードローンもあります。

債務整理は最後の手段と考えていい?債務整理は主に3つの方法がある

また、借金が膨らんでしまって借り換えも無理な場合は、やはり債務整理がいいでしょう。債務整理には、それぞれの状況にそって主に3つの手段があります。

●任意整理
昔の高い金利を引き直し計算をして借金を減額。原則として金利もカットし、元本のみを分割で返済することを貸金業者と和解して、行うこと。
●民事再生
自己破産と違って財産を残したまま、借金の減額を貸金業者と和解相談して決める。民事再生には、「小規模個人再生」と「給与所得者等再生」の2パターンある。
●自己破産
裁判所に支払い能力がないことを認めてもらって、法律的に借金の支払い義務を免れる制度。変わりと言う訳ではないが、財産を処分する必要が出てくる。

どれがいいかは、それぞれの借金の金額や状況、家庭の状況によって変わります。債務整理も専門家の力が必要ですので、法テラスなどに相談するといいでしょう。

どんな対応でも問題点がないわけではない!?

もちろん、おまとめローンにしても、債務整理にしても、どちらにしてもそれぞれの問題点がないとは言い切れません。

おまとめローンでの問題点

  • 審査に通らなければいけない。
    (延滞をひんぱんに行っていれば審査に落ちる可能性大)
  • おまとめローンの内容によっては、かえって返済額が増える可能性がある。
    (月々の返済額が減っても返済期間が長くなれば、それだけ返済総額も大きくなる。)

債務整理の問題点

  • 金融問題に詳しい専門家を見つける必要がある
  • 手続きにも費用がかかる

弁護士などの専門家に手続きをお願いするにしても、やはり分野の得意不得意があります。また先に説明した弁護士と司法書士の違いもあります。できれば、実務経験の多い債務整理に詳しい専門家にお願いするのが一番でしょう。

また手続きの費用ですが、債務整理と言っても民事再生から自己破産など様々です。司法書士と弁護士、弁護士同士によっても違いがあるので一概には言えないのですが、数万~50万円近く掛かる場合があります。

お金が無い人から入る依頼なので、そもそも費用が一括で返済できることはほぼないでしょう。しかし、そこは弁護士もわかっているので、分割払いなど相談に乗ってくれます。

それでも心配な人は、最初の無料相談の段階のみの利用もあります。自分で手続きもできないわけではありませんが、通常専門家が行う手続きです。かなりの労力と時間が必要になります。

多重債務に陥った場合、どうしてもパニックになりがちですが、方法がなくもない、ということがわかります。

おまとめがいいのか、債務整理がいいのか、時間がないと難しいかもしれないですが、慌てて答えを導き出すのも考えもの。

ネットなどでは様々な情報があるので(間違い情報に惑わされてはいけないですが)、きちんと情報収集し、どうしたらいいのか自分で答えを出すのが一番ではないでしょうか?

もちろん、無料相談もあるので活用するのもいいかもしれないですね。

どうせならば借金は抱え込まずにコツコツ返済しよう!

これらからわかるように、借金の返済に困ったからといって、闇雲に取り立てを恐れる必要はありません。

「恐喝では?」と思うような取り立てがあった場合、迷わず警察に届けましょう。専門家に任せるのもありです。

それよりも、正規の業者ならば、掛かってきた電話に出て誠意を見せて返済に臨むのが一番でしょう。そうすれば、業者側の担当者もなんとかお金を回収したいという理由があるので、相談に乗ってくれます。場合によっては、返済方法を変えてくれます。これもある意味、対応の一案になります。

そうやって対策を考えるよりもまず先に行った方がいいことがあります。

当然、できないからこそ取り立ての電話にびくびくしなくてはいけない状況になってしまうのですが、できればそうなる前に早めにおまとめローンに申し込む、業者の担当者に相談する、専門家に相談する、などの対策を講じた方が、自分もまわりも不快にならずにすみます。

借りたものは返す。これは借金の基本でもあります。

ヤミ金には毅然とした態度で臨む方がかえって怖くないかもしれません。

対して、正規の業者に対しては、返済を滞らせずにきちんと毎月返済を行うのがすじ。業者側から強行な方法で対応される前には、きちんと返済や、出来なければ相談をするべきではないでしょうか。

そもそも借金は誰もがしたくはないものの、上手く使えば便利ともいえるもの。とはいえ、多重債務に陥るような使い方は、本当ならば避けたいはず。それに借りたモノは必ず返す必要があることは忘れないようにしたいですね。

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