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カードローンが原因で審査落ちも!?マイカーローンの審査基準とは

金額が大きくなる車の購入に関しては、現金一括で支払いができるというケースはなかなかありません。ローンを組んで分割で支払っていくという人が大半だと思います。

ただしマイカーローンを組む際には必ず審査があります。となると、審査に落ちてローンが組めない=車を購入することができないという事態も十分にあり得ることなのです。

必要に迫られて車の購入を考えているという時に、ローン審査に落ちてしまったとしたら死活問題ですよね。当然、なぜ審査に落ちたのかという理由が気になるところです。

そんな時、もしカードローンなどで借り入れがあったとしたら、それが原因ではないかと考える人も多いのではないでしょうか?

実際のところ、カードローンでの借り入れが原因でマイカーローンの審査に落ちるということはあるのでしょうか?気になるマイカーローンの審査基準とカードローンの関係についてここでは詳しく解説していきたいと思います。

審査の決め手は返済能力!知っておきたい妥当な返済割合

マイカーローンの審査に限らず、すべての借入審査に共通して言えることですが、結果を決めるうえで最も重要な決め手となるポイントは借り入れ額が本人の返済能力に見合うかどうかということです。

特にマイカーローンはカードローンのような少額融資を基本とするサービスに比べて融資額が大きくなる可能性が高い分、返済が長期化することが予想されるので、返済能力の評価はより厳しく行われると考えておいた方が良いでしょう。

返済能力を評価するうえで最も重視されるのは、やはり年収です。個人の借り入れにおいて、年収に占める妥当な借入金の返済割合は25%から高くても30%程度とされています。

つまり、マイカーローンでの借り入れを希望している金額がこの割合を超えてしまうと、それだけで審査に落ちる可能性が高くなるのです。

また、返済能力の評価には年収だけでなく他の様々な生活に関する条件も関係してきます。

  • 勤続年数や雇用形態など仕事関係の状況
  • 配偶者・扶養家族の有無など家庭の状況
  • 年齢や他の借り入れの有無など本人の属性

たとえ年収に対する返済割合だけで見れば問題がないというケースでも、上記のような条件から安定して長期間の返済を続けられない見込みが高いと判断されれば、マイカーローンの審査に落ちることはあり得ます。

例えば勤続年数が極端に短かったり、非正規雇用で勤務している場合などは、働き方が不安定で現状を維持できる確実性が低いとみなされて不利になります。どちらかというと、短期的な条件のよさよりも、将来的に条件が変化しにくいことの方が優先順位が高いのです。

カードローンを利用していると審査で不利な2つの理由

マイカーローンの審査において、カードローンで借り入れがあることは間違いなく悪影響を与えます。その理由を上記の審査基準に照らし合わせて考えてみると、主に2つの要因が考えられます。

  • すでにある借金の分、マイカーローンの返済能力が低く見積もられる
  • 金銭的に余裕がなく、安定して返済できる見込みが低いとみなされる

まず、単純にカードローンで借り入れがあることで、すでに年間いくらかの返済を背負っているわけです。そのすでにある借金も含めて返済能力を評価することになるので、借金0円の状態よりもマイカーローンで借り入れ可能な金額は当然低く見積もられることになります。

またカードローンを利用しているということは、生活において自分自身の収入だけでは成り立っていない部分があるということです。少なくとも、マイカーローンの審査においてはそのように評価される可能性が高いでしょう。

収入の高い低いとはあまり関係なく、カードローンで借り入れがあるという事実だけで審査においては大きなマイナスポイントになります。

カードローンがあるだけでマイカーローン審査に必ずしも通らないというわけではありませんが、審査に落ちる原因になりうることは間違いないでしょう。

マイカーローンの審査では、年収に占める返済割合を筆頭に仕事や家庭の状況など生活に関する様々な条件から、総合的に返済能力が評価されます。

その審査基準から考えると、カードローンを利用しているということは、単純にすでに借金の返済を背負っているという状況に加えて、お金を借りるほど生活に余裕がないとみなされてしまう可能性が高いので、それが原因で審査に通らないということもあり得るでしょう。

過去の借り入れが審査落ちの原因!?ブラックの仕組みとは

今現在カードローンで借り入れが無かったり、すでに解約済みだったとしても、過去のカードローンの利用の仕方によってはマイカーローン審査に影響することがあります。

いわゆるブラックだった場合です。

ブラックとは…
信用情報に事故情報がある状態を指します。
個人の借入に関する詳細な履歴データは信用情報と呼ばれ、信用情報機関で管理されています。
借り入れにおいて重大なトラブルがあった場合には、事故情報として記録が残されることになります。

事故情報が残る可能性があるトラブルとしては、主に以下のようなものがあります。

  • 悪質な返済延滞(だいたい3か月以上)
  • 任意整理・個人再生・自己破産などの債務整理
  • 保証会社による代位弁済
  • カードの強制解約

もし事故情報が残ってブラックになっている場合、その時点でカードローンを利用していなくてもマイカーローン審査にはまず通らなくなってしまいます。

ブラックであることを隠してマイカーローンの審査に通せないかと考える人もいるかもしれませんが、信用情報は借入審査の際には必ず確認される重要なデータなので、隠し通すことは難しいでしょう。

ブラックからは抜け出せる?事故情報が消えるまで

ブラックになってしまったばかりに、一生マイカーローンが組めず、車が買えない…と悲観する必要はありません。

信用情報上の事故情報は一定年数が経過すると消去されることになっているので、トラブルを起こした時期によってはマイカーローンに影響しないこともあり得ます。

なお、事故情報の消去までの年数はトラブルの内容によって少しずつ異なります。

内容 登録年数
返済延滞 1年~5年
任意整理 5年
自己破産 5年~10年
強制解約・代位弁済 5年

ただし、もととなったトラブルを完全に解決し終えない限り、事故情報は消去されません。借金に関するトラブルは必ず放置せず、きちんと解消するようにしましょう。

今現在カードローンで借り入れがなくても、もし過去のカードローンの利用において返済延滞や債務整理などのトラブルを起こしてブラックになってしまっている場合、それだけでマイカーローンの審査に通らなくなってしまいます。

ただしブラックの原因である信用情報上の事故情報はトラブルの解決から一定年数が経過すると消去されるので、ブラックになった時期によってはマイカーローンに影響しないこともあります。

カードローンが原因でマイカーローンが組めない…どうする?

マイカーローンの審査に一度落ちてしまったからと言って、車の購入を諦めるわけにはいかないという人も多いですよね。

上記のように審査を落ちた原因がカードローンにある可能性が高い、別のマイカーローンにそのままの条件で申し込んでもやはり同じ結果になってしまう恐れがあります。

ブラックになってしまっているのであれば基本的には事故情報が消えるのを待つしかありませんが、そうでない場合、少しでもマイカーローンを通りやすくするためにできる2つの対策をご紹介しましょう。

  • マイカーローンの借入希望額を減らす
  • 利用中のカードローンを完済する

借入希望額を減らせば審査に通りやすくなるのはナゼ?

頭金を増やしたり、購入する車自体をより低価格のものに変更して、マイカーローンで借り入れを希望する金額を減らすことは可能でしょうか?

上でもご説明した通り、マイカーローンの審査では返済能力に対して借り入れ額が妥当かどうかというのが焦点となるので、借入希望額が高くなればなるほど審査を通りにくくなります。

したがって、借入希望額を減らすことで、カードローンというマイナス要因があっても他の条件しだいでは審査に通るマイカーローンが見つかる可能性が出てくるのです。

同時に、マイカーローンの中でも審査基準の厳しさには差があるので、よく情報収集して審査に通りやすそうなマイカーローンを選ぶようにするのも大切です。

原因解消できればベスト!カードローンを完済してみる

原因となるカードローン自体を完済して借金ゼロの状態にするというのも有効な方法です。

毎月定額の分割返済が基本のカードローンですが、ほとんどの業者では任意で一括返済を受け付けています。

少し金銭的な負担はありますが、一括返済でカードローンでの借り入れがなくなればマイカーローンの審査には確実に通りやすくなります。マイカーローンによっては、カードローンの契約があるだけで不利になることもあるので、もし可能であれば、そのまま解約してしまってもよいでしょう。
カードローンの利用が原因でマイカーローン審査に通らない可能性が高い場合、考えられる対策は2つあります。

1つは、マイカーローンでの借入希望額を現状よりも減らすことです。借入希望額が高いほど高い返済能力が要求され、審査基準も厳しくなるので、借入希望額を下げれば多少は審査に通る可能性が上がります。

もう1つは、カードローンを一括返済で完済して、借金がない状態にすることです。カードローンの契約があるだけでも審査に影響することもあるので、思い切って解約してしまってもよいでしょう。

これってアリ!?カードローンでマイカー購入

マイカーローンの審査がうまくいかないと、いっそのこと今現在利用しているカードローンやキャッシング自体で車を購入する資金を借りてしまえばよいのでは?と思いつく人もいるかもしれません。

確かに、最近のカードローンは300万円以上の高額借り入れが可能なものも多いので、車の購入に使うというのもあながち無理な話ではありません。

ただし、現状の借入限度額が必要な金額に満たない場合には、増額希望を出して改めて審査を受ける必要があります。したがって、マイカーローンを申し込むのとあまり状況は変わらないのです。

また、同じ金融機関の取り扱いでもカードローンとマイカーローンでは明らかに前者の方が高金利設定になっています。

金額が大きく返済期間も長期化する可能性が高い車の購入目的での借り入れであれば、カードローンとマイカーローンの金利の差が総支払額に与える影響はより大きくなると想定されます。

総合的に考えると、カードローンでマイカーの購入資金を用立てるというのは不可能な話ではありませんが、あまり得策とは言い難いのが実情です。やはりできることなら専用のマイカーローンを利用するべきでしょう。

いっそ今現在利用中のカードローンでマイカー購入資金を借り入れるのはどうかと考える人もいるかもしれませんが、それはあまりおすすめできません。

カードローンでも借入限度額が必要な金額に満たなければ増額審査を受けなければなりませんし、マイカーローンに比べて金利が高いので総支払額という点では明らかに損をしてしまいます。

カードローンの利用は慎重に…見逃せない審査への影響

カードローンを利用していると絶対にマイカーローンの審査に通らないというわけではありませんが、悪影響を与える要因となりうるのは確実です。

必要な時に手軽に現金借り入れができるカードローンはとても便利で頼もしいサービスですが、その反面このようなマイナスの一面があることもきちんと知っておく必要があるでしょう。

マイカーローンだけでなく、もっと金額が大きく重要性が高い住宅ローンなど他の借り入れの際にもカードローンを利用していることで不利になる可能性は否定できません。

カードローンを利用する際にはこうした将来的な影響も考慮に入れることを忘れず、くれぐれも慎重に付き合うことを心がけてください。

【参考ページはこちら】
他に借金があってもマイカーローンを使える?

カードローンを利用していることは返済能力を評価するうえでマイナスポイントになるので、それが原因でマイカーローンの審査に落ちてしまうということもあり得ます。

また、過去にカードローン関連のトラブルを起こしてブラックになっていると、今現在借り入れがなくても審査に通らなくなってしまいます。

マイカーローンでの借入希望額を減らしたり、カードローンを完済・解約することで審査への影響を少なくするなど対策をとることもできますが、そもそもカードローンを利用するにあたっては、そうしたマイナスの一面があることを理解して慎重に付き合い方を考えることが大切です。

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