銀行でお金を借りてみたいという方に、三菱東京UFJ銀行のカードローンをご紹介しましょう。
三菱東京UFJ銀行バンクイックは銀行口座も不要、誰でも今すぐに申込みができるスピーディーなカードローンです。
実際に使っている方にも、大手銀行の商品だけに使い勝手が良いと評判です。
しかしこのように人気のカードローンも、審査に通らなければ意味がありません。そこで銀行では初めて借りるという方向けに、審査のポイントをご紹介したいと思います。
（こちらもご参考に→キャッシングの審査基準を教えて！）
これまで一度もお金を借りたことがないという、カードローン初心者の方も是非どうぞ！
お金を借りる手段は同じでも、借りる先の企業の種類は様々。今回ご紹介する三菱東京UFJ銀行は、消費者金融とはまた違った特徴を持っています。
そしてこれが、実は審査にも大きく関わってくるのです。そこで両者の違いを比較しながら、三菱東京UFJ銀行のカードローンをご紹介していきたいと思います。
個人がお金を借りる場合、大抵は以下の２種類のうちのどれかを利用します。どれもカードを利用してATMで借りることができるのは同じですが、それぞれ異なる特徴を持っています。
もっとも大きな違いは、銀行の商品は消費者金融やクレジットカードとは違って、総量規制がからないということです。
銀行カードローンには、それ以外にも以下のような他とは異なる特徴があります。
それぞれ順を追ってご説明しましょう。
「 本人に収入がなくても申込める」のは、銀行に総量規制がかからないことと大きな関係があります。
総量規制は年収の三分の一以上の貸付はできないという制限ですが、銀行の審査には年収について一律のラインが定められていません。
また必ずしも本人が稼いでいる必要もないため、仕事をしていなくても申込み可能です。
銀行によって対応は様々ですが、三菱東京UFJ銀行のバンクイックなら、以下のような方達でも申込めます。
またATMの手数料も銀行ならば無料です。一方で消費者金融だと、コンビニなど提携ATMを使うと１万円以内108円、それを超えると216円かかってきます。
銀行ならコンビニなど提携ATMを使ってもこのような手数料は一切発生しないので、自然と節約に繋がります。
もしも消費者金融でATM手数料を節約したいのなら、自社ATMなど手数料のかからない一部特定のATMを選んで利用する必要があります。
また金利の低さも銀行の大きな特徴です。以下一般に利用頻度が最も多いと言われている10万円～50万円借りた場合の年利を比較してみました。
| 三菱東京UFJ銀行 | 一般的な消費者金融 |
|---|---|
| 14.6％ | 18％ |
総量規制を含めた貸金業法の改正により、これでも両者の差は縮まったのですが、やはり銀行は金利が低いですね。
そこで気になるのが審査基準です。申込書では個人情報を申告しますが、一体どのように審査されているのでしょうか？
（⇒キャッシング審査のQ&Aはこちら）
初めて銀行でお金を借りる方は、審査では一体何を調べられるのか不安になって当たり前。でもどこで借りる場合も、基本の調査項目は変わりません。
実際にバンクイックの申込書にはどんな設問があるのか、一足先に中身を覗いてみましょう。
以下がバンクイック申込書の主な項目です。消費者金融の申込書と変わらない内容ですね。
これらが全て点数として処理され、仮審査の結果となって出て来る点も、消費者金融と全く同じです。
ここで実際に、三菱東京UFJ銀行バンクイックの申込書の一部をご覧にいれましょう。
気になるのが未婚既婚の区別です。これはバンクイックに限らず、必ずどの企業にも見られる項目ですが、どうして結婚がカードローン審査において重要視されるのでしょうか？
それは未婚既婚の差が、その人の経済状態を大きく左右するからです。
例えば未婚男性なら、その収入を比較的自由に使えます。つまり比較的返済がしやすいと考えられるのです。但し独り身の気楽さで返済が軽んじられる危険性もあるため、これだけでは返済能力を判定することはできません。
このように、カードローン審査では未婚既婚の別や性別を含めた様々な属性を総合して、その人の返済能力を判断します。
次に「雇用区分」の項目を見てみましょう。バンクイック申込書では、以下のような選択項目から選ぶようになっています。
これもまた収入と直接関係のある項目です。カードローン審査では、年収の額よりも安定かつ継続した収入のあることが高く評価され、これは雇用区分と大きく関係します。
この中では、正社員がその収入の安定性と継続性という点ではもっとも高いスコアになると考えられます。
しかし現実の審査はもっと流動的です。例えばある時期20歳代男性の返済成績全般に良い傾向があれば、前よりも審査に通りやすくなることもあるのです。
審査では複数の要素を総合して結果を出すため、１つの属性が弱くても、それだけで落ちることはありません。
既婚未婚の別や雇用形態など、様々な属性を総合して判定されますから、ひとつの属性に自信がないからといって尻込みする必要はありませんよ。
ところでここまでご説明してきたバンクイックの審査ですが、どこが行っていると思いますか？「当然、三菱東京UFJ銀行でしょ」と答えるが殆どでしょうが、実はそうではありません。
三菱東京UFJ銀行バンクイックの審査は、実はアコムが執り行っています。
「銀行なのに消費者金融ってどういうこと？」と思われたかもしれませんが、これは銀行カードローンでは極めて一般的なことなんですよ。
審査がどこで行われるかは、そのカードローンの「保証会社」を調べればすぐにわかります。以下、各銀行カードローンの保証会社一覧です。
ＳＭＢＣコンシューマーファイナンスはプロミス、新生フィナンシャルはレイクの保証会社と同一です。
このように銀行カードローンを申込んでも、実際には他の企業で審査を受けていることになるんですね。
「銀行なのに消費者金融で審査を受けるなんてやだ」と思った方もいるかもしれませんが、実はアコムの審査には以下のようなメリットがあります。
個人向け融資に慣れたアコムなら審査スピードも早く、また長年の与信の蓄積から思い切った融資も可能となります。つまり利用者にとっていいこと尽くめなんですね。
但しアコムを利用中もしくは利用したことのある方は、返済履歴に問題がないか、一度振り返ってみてください。
個人向け融資のベテランのアコムだからこそ、審査も早く与信も細やかなのです。ただ過去にアコムをご利用の方で、金融事故の履歴のある方は、ちょっと注意が必要。その場合は、他の銀行カードローンを選ぶ方がいいかもしれません。
次に大切な審査のポイントが電話確認です。カードローンを申込むと、殆どの場合申込先から電話が入りますが、どの企業でもその詳細は明らにされていません。
そこで三菱東京UFJ銀行ではどのような形で電話確認されるのか、できる限り調べてみました。
審査における電話確認の目的は以下の２つです。
カードローン申込みをしたのが確かに本人なのか、そして勤務先に在籍していることが確かなのかを、電話によって確かめる訳です。
三菱東京UFJ銀行バンクイックの場合、勤務先に電話をかけて、本人確認と在籍確認を兼ねるケースが多いようです。
電話確認は大層なことではありません。たった電話１本で済んでしまう、とても簡易な確認方法です。
一般的に職場にかかってくる在籍確認には以下のようなパターンが考えられます。
もしも外出中などで本人が不在だったり、また電話に出ることができないと、審査が長引いてなかなかお金を借りれない場合もあります。
ここで気になるのが電話口での名乗り方です。
バンクイックの審査はアコムが担当していますが、借入先はあくまでも三菱東京UFJ銀行ですので、アコムが名前を出すことはありません。
ただ大手銀行に共通する特徴として、三菱東京UFJ銀行は電話口ではっきりと銀行名を名乗ります。
もちろん電話目的については一切口に出しませんから、その点は安心していて大丈夫です。
カードローンに関する電話だとは分からないとはいっても、銀行名を名乗られることについては抵抗のある方もいるかもしれません。しかしこれが、むしろスムーズな確認にも繋がる場合もあります。
というのも電話を受ける勤務先によっては、個人情報保護の立場上、社員情報を一切口外できないからです。これではいつまでたっても電話確認が済まないでしょう。
しかしあなたが三菱東京UFJ銀行の電話を取り次いでもらえるよう頼んでおけば、万事滞りありません。
スムーズな審査のためには、ぜひ勤務先に電話連絡のことを伝えておくことをお薦めします。
そうしておけば審査手続きはスムーズに済みますし、勤務先の電話担当者も対応に迷うこともないでしょう。
むやみに隠そうとせず、自分から事情を打ち明けてしまう方が、様々な意味でむしろ賢明だと言えそうです。
勤務先に知られることを嫌がる方は多いのですが、銀行名を名乗られてもカードローンがバレる心配はまずありません。自分から伝えておくと、確認がスムーズに済んでそれだけ早く借りれますよ。
最後に、他での借入がある方のケースも考えておきたいと思います。他社からの借入状況は、カードローン審査においては重要ポイント。他でも借りている方は注意が必要です。
バンクイックの場合、審査申込みをする前に、借入可能かどうかを判定するお試し診断を受けることができることをご存知ですか？
これは他社借入のある方は必ず受けておいて頂きたいチェックです。
この項目を見ますと、他での借入についての設問がかなり詳細なことに気がつくでしょう。以下がそれなのですが、ぞれぞれ件数と金額を入力するようになっています。
もちろん実際の申込書にもこれと全く同じ設問があって、ここでも正確な申告が要求されます。
審査申込みで絶対にしてはならないのは、他社での借入件数や金額を誤魔化すこと。誤差の範囲内は構いませんが、明らかに故意と分かれば審査に落ちる可能性もありますので気をつけましょう。
三菱東京UFJ銀行のカードローンを申込むには、借入の多い方が審査に通ることは難しいかもしれません。
そこで短期間で少しでも金額や件数を減らすなら、おまとめや借換えという手段があります。
例えば以下のようなケースだと総額30万円の借入ですが、これをまとめて借り換えればもっとスッキリさせることができます。
これを以下のように借り換えると、金額は同じでも件数が減ることで条件がよくなります。しかし借り過ぎはよくありませんので、できれば完済を目指してください。
属性はなかなか短期間に変えることはできませんが、借入状況についてはこのようにある程度は良い方向へ持って行くことが可能です。借入件数が気になる方も、ぜひ三菱東京UFJ銀行でチャレンジしてみてください。
【参考ページはこちら】
三菱東京UFJ銀行カードローンの審査基準とは
ただ他社で借入があると審査には通りにくくなります。そこで借入件数を減らすには、おまとめという方法も。でも借り過ぎは禁物ですよ。
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利用者にとっては嬉しいことばかりですが、その分少々審査は厳しいとも言われています。ただこれは一概に言えることではありません。審査では何がポイントになるか、事前に下調べしておくことも大切ですね。