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キャッシングローンが利用できないのは何故!?借り入れ手続き解説

お金を借りたい、あるいはキャッシング枠だけ確保しておきたいと思い立ち、どこの貸金業者のどのキャッシングローンにしようか散々考えて、いざ申し込んだら否決だった場合、かなりショックが大きいですよね。

なぜ借りられなかったか思い当たるフシがあればまだしも、否決の理由が全然わからないという人はなおさら動揺してしまうものです。しかし、借りられない人にはそれなりの原因があるものです。

今回は、キャッシングを利用できないのはどのような状態の人なのか、そういう人が再び借り入れできるようになるにはどうしたらよいのか、じっくり考えてみたいと思います。「自分は大丈夫!」と思っている人も、念のため知っておきましょう!

カードローンを利用するための条件とは?審査で重視されるのはココ!

カードローンやキャッシングに申し込むにあたって、審査に通るかどうかは心の大部分を占める心配事になり得ますよね。ある程度安心して申し込むためにも、どのような人がローンを利用できるのか、審査とは何を見られているのかについて知っておきましょう。

貸金業者の種類

キャッシングやカードローンを利用する場合、以下の3業種のうちのどこかから選ぶことになります。

業種 具体例
銀行系 ・みずほ銀行などのメガバンク
・全国の地方銀行や信用金庫および農協など
消費者金融系 ・アイフルなどの大手消費者金融
・フクホーなどの中小消費者金融
信販系 ライフカードなどのクレジットカード会社

このうち、銀行系は銀行法、消費者金融系と信販系は貸金業法という法律に基づいて、貸金業務を行っています。

貸金業法には総量規制があり、これによって個人の借入総額は年収の1/3未満にすることが決められています。したがって、年収の1/3を超える金額を利用可能枠にしたい場合は、総量規制対象外の銀行カードローンを選ばなければなりません。

とはいえ、銀行系なら誰もが年収の1/3以上もの金額を借りられるわけではありません。実際には、ここからお話していく条件や事情によって利用可能額が決められていきます。

カードローンを利用できる人の条件

そもそも、すべての金融機関や貸金業者には、そのローン商品を利用できる人の条件が設けられています。業者や業種によって多少異なりますが、ほぼすべてのカードローンにおいて共通するのが、以下の2つです。

  • 年齢が満20歳以上65歳未満であること
  • 安定継続した収入があること

つまり、未成年や高齢者、および安定継続した収入がない人は、いくら丁寧に書類を書いて申し込んでも、門前払いされてしまうのです。

とはいえ、「安定継続した収入」というのは必ずしも正社員でなくてはならないというわけではありません。パートやアルバイトでも、年収と限度額のバランスが取れていれば、じゅうぶん審査に通る可能性はあります。(⇒様々な職業でも借りられるキャッシング情報

審査でチェックされる項目

カードローンに申し込みをする場合、申し込みフォームや書類にたくさんの項目を記入しなければなりません。それらをはじめとする、審査でチェックされる項目には、以下のようなものが挙げられます。

  • 勤務先・職種・年収
  • 雇用形態・勤続年数
  • 家族構成
  • 居住形態・居住年数
  • 固定電話・携帯電話の有無
  • 個人信用情報

職業や年収を気にする人が多いかと思いますが、先にもお伝えしたとおり、借入額が多くなければ年収はそれほど重視されません。

それよりも、勤続年数の方が重要です。年収が多くなくても、勤続年数が長くて今後もその収入を維持できると見なされれば、可決の可能性もじゅうぶんあります。(こちらもご参考に→キャッシングの審査基準をチェック!

また、個人信用情報も審査においてとても重視されます。これについては、次章で詳しくお話します。

すべてのキャッシングには利用条件があり、それに合致しないと申し込みができないのですね。さらに、申し込みはできても、審査で落ちればローン契約はできません。

ローンカード審査で重視されるのは、年収よりも勤続年数、そして個人信用情報だということを覚えておくといいですね。

審査に落ちた人はブラックになっているかも!こんなところに注意!

キャッシングの審査において、何よりも重視されるといっても過言ではない個人信用情報。もしも審査に落ちてしまった人は、この個人信用情報がいわゆる「ブラック」になっているのかもしれません。ここでは、そんな個人信用情報についてご説明します。

個人信用情報とは?

個人信用情報とは「クレジットヒストリー」とも呼ばれ、クレジットカードやキャッシングなどに関する以下のような個人情報から成っています。

  • 氏名・勤務先・運転免許証番号など個人を特定する情報
  • 申し込みに関する情報
  • 滞納の有無や延滞期間などに関する情報
  • 借入先や借入残高などキャッシング契約に関する情報
  • 任意整理や自己破産などの債務整理に関する情報

つまり、今借入がある人はどの業者にいくら借りているのか、滞納などせずしっかり返済できているのか、過去に債務整理などの履歴がないか等、キャッシングに関する個人情報のすべてが網羅されているのです。

ブラックとは?

よくブラックリストという情報があるという話を聞きますが、これはいったいどんな状態のことを指すのでしょうか?

ブラックとは、上にご紹介した個人信用情報に悪い情報が登録されている状態のことです。具体的には、

  • 短期間に複数の申し込みをしている
  • 過去や現在に延滞がある
  • 過去に債務整理した、または今現在債務整理の手続き中
  • 3社以上から借り入れがある

これらが、ブラックと呼ばれる状態です。ブラックだと、新たなキャッシングの申し込みをしても、まず審査に通ることはできないと考えた方がよいでしょう。

延滞や債務整理歴があるとNGなのはよく知られていますが、短期間にいくつもの申し込みをする「申し込みブラック」や多重債務も、審査に通りにくくなる原因なのです。なぜ審査落ちしたか分からないという人は、これに該当していないか確認してみましょう。

個人信用情報はどこに保管されているの?

では、自分がブラックなのかどうかを確認するには、どうしたらよいでしょうか?

個人信用情報は、「信用情報機関」というところに登録されているので、そこにご自分の信用情報開示を申請すれば見ることができます。(⇒即日融資を断られたらブラック情報をチェック

信用情報機関とは、具体的には以下のようなところです。

信用情報機関名 取り扱う情報
日本信用情報機構(JICC) 主に消費者金融に関する情報
株式会社シー・アイ・シー(CIC) 主にクレジットカードに関する情報
全国銀行個人信用情報センター 銀行ローンに関する情報

信用情報開示のための手続きは、各情報機関によって異なります。全国銀行個人信用情報センターは、郵送による開示申請しか受け付けていません。JICCは郵送や窓口のほか、スマホからの開示手続きが可能です。

さらに、CICは手続きのみならず、インターネットやスマホからpdfファイルにて情報を閲覧することもできます。

よく聞く「ブラック」という言葉は、個人信用情報に延滞や多重債務、自己破産などの望ましくない情報が登録されている状態を表すのですね。

なぜ審査に落ちたのか分からない人や、自分がブラックかどうか分からず不安な人は、信用情報機関に情報開示の請求をしてみるといいですね。開示には1,000円程度の手数料がかかりますので、ご注意ください。

とはいえ、ブラックにならないのが一番良いのは間違いありません。常に利用残高を把握して、借り過ぎないように気を付けましょう。

これまで利用できなかった人がまた融資可能になるための方法とは?

たぶんブラックだという自覚がある人も、「大丈夫だと思うけど念のため確認しておきたい」という人も、申し込みの前に前章でご紹介した方法で個人信用情報をチェックしてみましょう。

そこでブラックだということが確定した場合、どうしたらよいでしょうか?ここでは、借り入れできない状態の人が再び借りるためにはどうすべきかをお話します。

業種を変えても意味がない!?

借り入れしたいのに、ブラックだということが判明して、審査に通らないであろうことが分かったら、やはりショックですよね。

「でも、延滞しているのは消費者金融でその情報はJICCにあるから、銀行系に申し込めばバレずに借りられるのでは?」と考える方も、中にはいらっしゃるかもしれません。

しかし、ご紹介した3つの情報機関は互いに情報交換をしているので、たとえば銀行系のカードローンに申し込んでも、銀行側はJICCやCICから消費者金融系や信販系の借り入れについての情報を得ることができます。

したがって、「消費者金融で滞納しているけど、銀行系なら滞納がバレずに借りられる」といったことはあり得ないのです。どこかひとつの業者で起こしたブラック事案は、すべての業者に伝わってしまうため、業種を変えて申し込んでも意味がないのです。

登録機関が終わるのを待とう!

いったんブラックになってしまったら、一生ブラックというわけではありません。信用情報機関にその情報が登録されるのは、決まった期間だけなのです。つまり、その期間が過ぎれば情報は消去され、ブラックではなくなることができるのです。

登録機関は、情報の内容や情報機関によって異なりますが、主なものを以下にご紹介します。

情報機関 申し込み等 延滞等 債務整理等
CIC 6か月 5年 登録されない
JICC 6か月 5年 5年
全国銀行個人
信用情報センター
1年 5年 10年

このように、もっとも重大な自己破産であっても、最大5年でその情報が抹消されてブラックから卒業できるのです。かつてはブラックだった人でも、個人信用情報からブラック情報がなくなれば、再び申し込みや借入が可能となります。

もちろん、その時点で返済能力があることが大前提となりますが、いったんブラックになったからといってもう二度と借入ができないというわけではないので、ご安心ください。

貸付自粛制度の活用

ブラックになってしまったら、登録期間が過ぎるまで待てばまた借り入れ可能となることをお話しました。でも、ブラック情報が消えるまで待つことができず、ついまた延滞や新たな申し込みをしてしまう人も、中にはいます。

このように浪費癖や借金癖がついてしまっている人には、「貸付自粛制度」を利用することをおすすめします。

本人か親族が貸付自粛の旨を信用情報機関に登録することによって、最短3か月・最長でおおむね5年間は借入ができなくなります。

貸付自粛制度に関する手続きは、日本貸金業協会が行っています。このサービスをうまく利用すれば安易な借り入れはできなくなり、多重債務や延滞などを予防することができます。自分で自分が不安だという方は、ぜひご検討ください。

ブラックに関する情報は最大でも5年で消えるので、そうすれば再びローン利用が可能になります。もしもブラックになってしまったら、重ねて借入や申し込み、滞納などを絶対にしないように気を付けましょう。

借り過ぎないように自分で自分をコントロールできないという人は、貸付自粛制度を利用するというのも良い手段です。利用者本人からでも家族からでも申請できますので、ご検討ください。

適切な利用が第一!審査に落ちたら個人信用情報を確認してみよう!

キャッシングに申し込んだのに利用できなかった場合、なぜダメだったのかと考えてしまいますよね。多くの場合、延滞、多重債務、自己破産をはじめとする債務整理などの情報が個人信用情報機関に登録されている、いわゆるブラックになっていることが考えられます。

しかし、その情報が登録されている期間が過ぎればブラックではなくなり、またキャッシングが利用できるようになります。自分は本当にブラックなのか、いつまでブラックなのかが知りたければ、個人信用情報を開示してみましょう。

でも何より、ブラックにならないことが一番重要です。そのためには、無理なく返済していける範囲の借り入れに留めることが大切です。カードローンに申し込まず、カードのショッピング枠で対応するなど、借り過ぎを防ぐ対策を考えてみましょう!

【参考ページはこちら】
キャッシング依存症をやめさせるには?

キャッシングローンに申し込んだのに、審査に通らず利用できないという背景には、必ず何らかの理由があるものです。

自己破産などの重大なブラック事案なら自分でも分かりますが、クレジット枠で買い物をしてうっかり支払日を忘れてしまった等、知らず知らずのうちに滞納してしまうこともあります。

既に借り入れがあって返済方法が振込になっている人は、銀行口座からの引き落としに変更するのも、ブラックにならないための方法です。快適にキャッシングをしていくには、このような自己管理も重要です。ブラックにならないよう、注意しながら利用しましょう!

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